第6話 揉まれる乳房


「おぉぉぉぉ・・・。こんなおっぱい、見たことねえや」

冷静だった男が、あわてるように両手を伸ばした。
正面から、美佳の乳房を揉みしだき始めた。
乱暴な手つきで、こねくり回すようにしている。
やがて、冷静さを取り戻したのか、手を休めた。
私に向かって言う。

「おい。ゴムまりみたいなおっぱいだぜ。」
「・・・」
「押し込むと、ゴムのように押し返してくるんだぜ」

今度は、ゆっくり揉み上げていく。
美佳は、うつむいて耐えているようだった。
男は、なおもしつように揉み続けている。

「うぉぉ・・・。たまらねぇ・・・」

揉んでも揉んでも満足できないようだった。
指先が、乳首を捉えて挟むようにしている。
とうとう男は、顔を美佳の豊かな胸に近づけた。

ちゅぱちゅぱ・・・。

両手で、弾力のある乳房の感触を味わいながら、
舌先で左の乳首を舐め回たり吸ったりしている。
しばらくすると今度は、右の乳首を責め始めた。
乳房を揉んでいる手は、ひとときも休むことはなく、
首を左右に動かしては、乳首をむさぼっている。

「うぅぅぅ・・・」

美佳は、頭を少し持ち上げるような仕草をしたが、
すぐにまた、元のように首を折ってしまった。
長い髪が、顔を覆うように下がっている。

「ねえちゃん。気持ちいいのか?」

男は、蹂躙している乳房から口を離すことなく、
あごを少し上げるようにして、美佳に聞いた。
美佳は、頭を垂れたまま返事はしなかった。



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