第8章 ― 所持品(1) ―
一美が来てから、まず炎之花をソファに縛りつけた。
とりあえず逃げられないようにするためだが、見た目も楽しむためM字開脚だ。
三点ローターは止めていない。炎之花の乳首とクリ○リスには微弱な振動が襲っている。
「さて、どうしようかな。」
「み、水橋さん…胸とアソコの玩具を止めて…ッください…」
炎之花が耐えられなくなり声をあげた。
「炎之花はワガママすぎ。たかがローターだけだろ。一美を見習え。」
「え…?」
俺は一美を炎之花の前に立たせた。見えはしないが、これで少しは一美の現状がわかるはずだ。
荒い息、汗と牝の匂いが炎之花に伝わる。
「説明してやるよ。一美には朝から玩具を計4つ、着けるように言ってある。
スイッチは入れてないし、スイッチを入れられるのは俺が持ってるリモコンだけだ。
こいつが言いつけ通りにしたのなら、炎之花より遥かに気が狂いそうなんだよ。」
「はぁ――ッはぁ――ッはぁ――ッ…」
イケそうでイケない苦渋を一日中過ごしてきた一美。
俺の言葉通り、一美はどこか危ない息遣いをし、視線を宙に泳がせていた。
口からは涎を流し、股からはおびただしい愛液が脚を伝っていた。
仕事場では何とか理性を繋ぎ止めていたが、俺の家に入り、周りの人間が自らの恥態を知る者だけとわかり欲望に歯止めが効かなくなっていた。
「ね、姉さん…」
炎之花の悲しそうでいて軽蔑のような声が一美にかけられた。
しかし一美には、そんな言葉は聞こえていない。
今はスイッチを入れてもらうことだけを願っていた。
「ご…しゅじんさ…ま……は、早くスイッ…チ…を…入れ…てくださいぃ…」
「じゃあどんな玩具をつけてるか炎之花に説明しろ。いやらしく卑しく、明解に説明できたなら好きなだけイかせてやるよ。」
一美に選択の余地は無い。俺と出会い以前にも増して性欲が強くなって、四六時中発情しているような状態だ。
「炎之花ぁ聞いて…私、朝から玩具を4つも着けてたの…」
「姉さん…やめて…」
「乳首とクリ○リスには三点ローターを着けて…オマンコには普通のローターを入れて…んッ…その上からバイブを刺されて…あふッ…」
口調すら危なくなってきた。おそらく現状を報告するのが興奮を呼んだらしい。
「お尻の穴には…御主人様が持ってる中で一番大きいアナルパールが入ってるの…。
仕事中に何回もイキそうになって…でも御主人様がイッちゃ駄目だって…言う…から…ずっと我慢してるの……」
いよいよ限界を向かえようとしている。
「ははッ。ちゃんと我慢してたのか。偉いな。」
「だって…イったら捨てるって…」
涙を流し恨めしそうに俺を見る一美。別にイッたところで嘘をつけば済むことなのに、そこまで俺の命令に従っている。
奴隷として完璧に完成されてきたようだ。
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