第4章 昔話「くだらない理由」(3)
「惜しいなぁ。まぁ今回は許すけど、『水橋くん』じゃなくて『御主人様』だ。次から気を付けろよ。」
「ご、ごめんなさい…」
堕ちたな。
あとはとことん突き堕とせば完全な奴隷にできるだろう。
さぁ最後はご褒美だ。
「さぁ待たせたな。綾香、ご褒美をやるよ。一美、手伝え。コレを使ってな。」
俺はポケットから異物の着いたヒモパンを一美に手渡した。
それはペニスバンド。
今回は携帯性を重視し、着いているバイブも小さめ。ま、今回は綾香に快楽を与えることが目的だ。
もし後ろが始めてで、苦痛を与えてしまえば調教の効果が薄れるかもしれない。
一美はペニスバンドを装着する。
持ってきたペニスバンドは装着者側のクリ○リス付近にローターが内蔵され、イボが表面を覆い尽す。つまり腰振る側も気持いいってことだ。
「さぁ味わってください。快楽を。」
俺は綾香の拘束を解き、自らの逸物の上に跨がせる。
更に一美に、疑似ペニスを綾香の肛門に当てがわせる。
「いくぞ一美。123で同時に行くぞ。」
「はい…あふッ…」
「1…2…3!」
ずぐりゅッ!
口で説明しづらい粘着質な音を立て、肉棒と樹脂の淫具が綾香の前後の穴を貫いた。
「ひぃッ――――」
一突き。その一突きで綾香は絶頂を向かえた。
まるで降霊前のシャーマンのごとく、天を仰ぎ、目を見開き、絶叫をあげた。
「ああああああああああああああああああああああああ!!」
喉が千切れるかと思うほどの絶叫。
薬と精神的負担、待ち焦がれた性的刺激。その全てが彼女を遥か高みへと導いた。
「あぁ……」
綾香は事切れたように俺の胸板に倒れ込んだ。
「まだまだ。」
俺は気絶しそうな綾香の意思など関係なく猛烈に突き上げる。一美もそれに応えるように、感じながらも腰を振り動かした。
「ひッ…いやぁイったばっかり…ひぅッ…なの…やめ…ああッ」
「だって俺、イってないもん。俺がイクまでイキまくれ。」
「いやッもう…すぐ…い…く…」
「イッて良いんだぜ。うらッ」
俺は腰の振りを緩めない。それどころか更に腰を突き上げる。
「~~~!!」
綾香は歯を食い縛り絶頂を向かえる。
「ほら、まだまだだぜ?頑張れよ。」
猛烈な突き上げはまだ終らない。
「いひぃいぃぃぃ!?だ、だめ…イク…うあああああぁ!!」
3度目の絶頂。喉も渇れてきた。叫び声に強さがなくなってきた。
だが俺がイクまで手加減してやるつもりはない。
「ひぅ!? …ダメ!! ダメダメ! これ以上イッたら頭がダメになるぅ!!」
「ダメになれよ。理性なんか捨ててセックスしか能がない奴隷になれ。」
「そん…な…い、いやッイクうぅぅぅ!!」
何度も何度も絶頂に突き上げる。
「うああああああ…あ……あぁ…ああ…」
もうイキ過ぎて声もろくに出せなくなっていた。
「く…もう少しでイキそうだ。綾香、中に出すぞ。」
「あ…? うあ…」
もう俺の声なんて聞こえてない。
中に出されることへの拒絶はなかった。
「くッ…」
ドクンッ
大量の精液が綾香の子宮口を焦がす。
「あ…あ………ぁあ…あああぁ…」
綾香はグッタリと、俺の胸に体を預け気絶した。
「奴隷としての振る舞いは、ゆっくり教えてやるよ。」
俺は綾香の髪を撫で逸物を引き抜いた。
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