第2章 昔話「待ち焦がれた快楽」(2)
「太股までビチャビチャに濡らしてさぁ。足首にまで汁が垂れてるし。…したいんだろ?
一言、したいって言えば、コレあげるよ?」
そう言い、水橋くんはズボンを下げ固く反り立つ男性性器を取り出した。
血管が浮かび今にもはち切れそうなほど肥大した肉棒。
「あ…ああ…」
「くくッ…口半開きにして今にも涎垂らしそうにして。そんなに欲しい?」
もう駄目だった。自制が効かない。早く欲しかった。
私は気付くと正直に欲望を口にした。
「欲しい…欲しいのぉッ…して…してぇ!!」
「ふふッくくく…。いいぜ。でも俺さ、肋骨折れてて満足に動けないからさ、一美が腰振るんだ。いいな?」
水橋くんの口調が変わった。
その命令口調ですら支配されている感覚を与え、快楽に変わっていく。
「はい…わかりました…だから…だからぁ…」
「そう慌てんなよ。今やるからさ。…ほら。」
水橋くんがベットに仰向けになり肉棒を上に向けると同時に、私はナース服を脱ぎ捨て、太股までのストッキングとナースキャップだけ身に付け、水橋くんに股がった。
「はぁ―っ、はぁ―っ…」
「少し落ち着けよ。まだ入れんなよ。」
「早くぅ…」
「ちゃんとおねだり出来たら入れても良いぜ。出来るだけイヤらしく頼むぜ?」
「あぁッ…早く…早く私のオマ○コにオチ○チ○入れてぇ!
私のグチャグチャに濡れたスケベマ○コに水橋くんの大きなオチ○チ○食べさせてぇ!!」
その言葉が終るや否や、水橋くんは私の腰を引っ張り、肉棒を一番奥まで一気に埋めた。
「ひッ―――――――! …ぁああああああ―!!」
一気に子宮口まで貫かれ、瞬間的に絶頂に達した。天を仰ぎ、目を見開き、体を弓反りにし、全身を痙攣させる。
待ちに待った快楽だった。
「おいおい、あんまり大声出すと隣の病室に聞えちまうぞ?」
「あ…あ…」
「イッて呆然とするのはいいけど、早く俺もイカせてくれよ。早く腰を振れよ。」
「ま、まって…私イッたばっかりで…」
「だから、どうした?」
水橋くんは一突きだけ腰を動かすと、また腰を止めた。
「ひッああッ…わかりました…」
私はベットのスプリングを利用し、激しく腰を上下する。
「あッあッあッあッ…」
「おうッ…激しいねぇ。そんなにハイペースで腰振ったら肋がまた折れちまうんだけど。」
「あんッ…ああ…だって…腰が勝手に…うんんッ…」
「へぇ、体が勝手に快楽を貧るのか。一美は骨の髄まで変態なんだな。」
「ち、ちがうぅ…」
彼の言葉責め。その言葉一つ一つまで快楽に変わっていく。
彼の言う通り、骨の髄まで変態になってしまったのだろうか。
「あぁッ…だ…だめぇ…また……イ…ク…」
2度目の絶頂を向かえようとした時、彼の手が腰をガッシリと掴み私を制止した。
「あ…な、なんでぇ…?」
「あのさぁ、俺は一美のオナニーの道具じゃないんだけど。俺はまだまだイキそうにないんだ。自分ばっかり気持良くなって良いと思ってる?」
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