第18話

「はっ・・・・・・はォッ・・・・・・ンッ・・・・・・ふンッ!!」
バイブが動き出したのと同時に、尻をくねらせる詩織。なんとか股の間から突き上
げてくる快感を押し止めようとしてのモノだろうが、端から見れば、雄を誘ってい
るようにしか見えない。
尻の肉がキュッっと締まり、左右の肉丘が擦り合わされる。
今度は違うボタンに手が掛かる。
ギュイイイイインッ!
「くほおゥッ・・・・・ほォっ・・・・・・・・・・んんっ!・・・・・・ひゥ
ッ!!」
今度は尻を左右にゆすり立てる詩織。張りのある尻肉の表面のはビッシリと玉のよ
うな汗。
「やンッ・・・・・やはっ・・・・・・ぬっ・・・・・抜いてェッ・・・・・・コ
レ・・・・・抜い・・・・・て・・・・」
「ふふふふふ、面白~いっ!ねえ、トウヤくん、今度は私にやらせてよ」
夕子にリモコンを渡してやる。
「いくわよ、詩織」
「ばっ・・・・・馬鹿なコト・・・・止めっ・・・・・てっ・・・・・夕
子・・・・・ちゃ・・・・」
もちろん、そんな詩織の懇願が聞き入れられる筈も無く、無情にも新たなボタンが
押される。
「ひィッ!?・・・・・・・はっ、はひィッ、ヒッ・・・・・・・・・・・ウン
っ!!」
詩織は前後に腰をグラインドさせる。自分で腰を使っているかのようだ。
リモコンを操作するたびに動きを変える詩織の様子は、まるでこのリモコンがバイ
ブのモノではなく、詩織自身のコントローラーでもあるかのようだった。
「そろそろフィニッシュにしてあげるわ、詩織」
最後に残ったボタンが押される。
「ひいいいいいいいいいいいいっ!!いひいいっ!!ひいっ!ひいいいいいいい
っ!!!」
尻を天空高く突き上げ、小刻みに震わせる詩織。
「あひいいっ!!駄目っ!駄目ェェッ!!出ちゃうっ、何かが出ちゃうのおう
っ!!」
詩織は自分の股間で何かが弾けるのを感じた。
ビュクッ。
ビュリュリュリュリュリュリュ~ッ!!
弾けたのは白濁する愛液。
詩織の汁はネットリと糸を引きながら、便所の床へと落ちて行く。
ガクガクと膝を震わせながら、壁に手を付いたままで、自分の発情汁の後を追うか
のように、床に崩れ落ちる詩織。
絶頂に達してしまった。
はしたなくも肉の凶器を象った淫具によって、浅ましくも昇り詰めさせられてしま
った。
二人の淫鬼の前で、声を上げて、ヨガってしまった。
発情の牝汁をぶちまけながらイッってしまった。
いつ果てる事の無い、恥辱の地獄。
真っ暗な闇の中を、堕ちて、堕ちて、堕ちて行く詩織。
だが、恥獄の底はまだ遥かに遠かった。

「さあ、藤崎。いつまでそんなモノを咥え込んでいるつもりだ?そろそろ授業が始
まっちまうぜ」
「くふっ・・・・・・・・・」
床に膝をついたままで、ノロノロと己の股の間に手を伸ばす詩織。
僅かにその底部を覗かせるバイブレーターに詩織の白魚の指が掛かる。
「んふっ・・・・・」
抜けない。
握り方を変えて、もう一度やってみる。
「ふンっ・・・・・・くゥンッ・・・・・・・・フゥンッ!!」
鼻息を荒くして、渾身の力を込めて必死に抜こうとする詩織だったが、彼女のクレ
ヴァスは余程この淫具が気に入ったのか、ガッチリと咥え込んだまま離そうとはし
なかった。
強烈すぎる詩織自身の締め付けがあだになっているのだ。
(ふふふふふ、高性能なオマンコも善し悪しってトコロだな)
ズリュッ。
「あンッ・・・・・」
バイブにまとわりつく、ぬめる己の愛液の所為で指を滑らせてしまう。しかしバイ
ブは微動だにしなかった。
「そんな格好だから抜けねえんだよ。おら!」
「ああっ!?なっ、何を!?」
詩織の右足首を掴んで引っ張り上げる。まるで犬が小便をする時のような格好だ。
「嫌ぁっ・・・・・こんな・・・・・格好・・・・・・みっ・・・・惨め・・・・
過ぎますっ・・・・」
「股をおっぴろげなきゃ、抜けるモノも抜けねえぜ」


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