第16話

「かはっ!・・・・・・ほっ、ほじらないでっ!!・・・・・そんなにされたら
ッ!・・・・・・・はおンッ!!」
必死に決壊を食い止める詩織の理性。だがそれよりも内部からの圧力の高まりが勝
りつつある。
「ひっ・・・ひイッ!・・・・・・・・もっ、漏れちゃうのおうッ・・・・・だか
ら・・・・・ほじくらないでッ・・・・」
必死に尿道口を絞める詩織の焦りが指を通して斗也にも伝わってくる。
「だっ・・・・・駄目ッ・・・・・・・出ちゃっ・・・・・出ちゃうのっ!!」
素早く指を引く斗也。
ピピュッ!!
「いやあああああああああああっ!!みっ、見ないでっ、見ないでっ、見ないでえ
えええええっ!!」
堪えきれずに噴き出す黄金水。
せめて、せめてそのいばりがせせらぎながら流れる小川の清流の様であれば、わず
かでも詩織の矜持は保たれていたかもしれなかった。
しかしそれに反して詩織の股間から迸るその有り様は、さながら馬の小便もかく
や、と言わんばかりの激しい放水だった。
じょぼぼぼぼぼぼぼぼぼ~ッ!!
派手な音と飛沫を飛び散らせて便器に流れ込む詩織の聖水。今朝の一番搾りなの
か、色も濃く、また臭いもきつかった。
「みっ・・・・・見ないで・・・・・・お願いだから・・・・・・見ない
で・・・・・」
股間の迸りの勢いとは裏腹に、力無く、消え入るような声で哀願する詩織。その声
は黄金水が便器に当たる音にかき消されてしまう。
「しっかり撮っておけよ、夕子。きらめき高校のアイドルの立ち小便のお姿だ」
「ばっちりよ」
その会話に、振り返る詩織。
何時の間にかビデオカメラを構えた夕子が詩織の惨めな姿を克明にテープに焼き付
けていた。
(もう・・・・・・もう、駄目なのね・・・・・・・・)
トイレの窓から射し込んでくる太陽の光も、闇に閉ざされた詩織のこの状況までは
照らしてはくれなかった。

長すぎる、あまりにも長すぎる恥辱の放尿の時間もようやく終わりを告げようとし
ていた。
詩織にとっては永遠にも等しい時間だったに違いない。
生い茂った豊かな繁みからはいまだに残りの雫がポタポタと零れ落ちている。
「うっ・・・・・・・・うう・・・・・・」
詩織の頬を真珠の涙が伝う。
放尿が完全に終わった事を示すかのように、詩織の下半身がブルッ、と大きく震え
る。
年頃の少女が晒すにはあまりにも酷すぎるその姿のままで、硬直し続ける詩織。
「いつまで便器に張り付いてんだ?まだぺナルティは終わっていないぜ」
「もう・・・・これだけ辱めれば気が済んだでしょう?・・・・・・・お願
い・・・・許して・・・・」
「勘違いするなよ。これは藤崎が小便をしたい、と言うからさせてやっただけだ
ぜ」
「ううっ・・・・・あんまりだわっ・・・・・・」
「おら、さっさとケツをこっちに突き出しな・・・・・・そうだ、手は壁についた
ままだ」
あれほどの痴態を晒してもまだ羞恥心が残っているのか、詩織は臀部を突き出して
はいながらも、左右の太股はぴったりと閉じられたままだった。
殊に弾むような張りを見せる小さく引き締まった白い桃尻は、力を入れてその奥の
秘密の窄まりを必死になって覆い隠そうとしているのが健気だった。
だがそれでも詩織の濃い剛毛は尻肉のあわいからはみ出して、彼女の心情を代弁す
るかのようにフルフルと震えていた。
「脚をもっと広げるんだ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「どうしたの?詩織?トウヤくんの命令が聞こえなかったの?」
手に持った写真をヒラヒラさせながら夕子が念を押す。
ガックリとうなだれ、おずおずと脚を広げる詩織。
「もっとだ」
詩織に飛ぶ非情の声。
左右の太股のつくる角度が90度ほどになるまで開かされる。しかしそれでも尻の
筋肉に力を込めて、最後の羞恥の器官だけは二人の視線から守ろうとしていた。
そんな尻肉の裂け目に強引にこじ入れられる斗也の指。
「尻の力を抜け」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
イヤイヤをするように頭を振りながらも、観念したのか、力を緩める詩織。
プリプリとした弾力をもっていた固い尻の肉が一瞬にしてつき立ての餅のような柔
らかさへと変貌する。
無情に割り開く斗也の指。
曝け出される詩織の排泄の為の窄まり。
相変わらず、その周囲にはびっしりと陰毛が密生していた。その下の桜色の窄まり
を僅かに覗かせている。
そして会陰部を通って前方に視線を移せば、そこには昨日、斗也のイチモツによっ
て蹂躪され、その花びらを散らせた、詩織の牝花が鎮座していた。
だが、剛毛のジャングルの奥の詩織のクレヴァスは、昨日の陵辱劇以前となんら変
わった事など無かったかの様に、慎ましく、ぴったりと閉じられていた。
斗也ですら昨日詩織の処女孔を穿ったのが自分でなければ、いまだ処女のモノかと
見紛うばかりの淑やかさだった。
「ね、どれでいくの?」
夕子が足元のスポーツバッグからなにやら取り出す。
黒。
紅。
紫。
白。
様々な色とりどりの淫具。
大きさも、カタチも多種多様なバイブレーターだった。


前頁/次頁






























表紙

投稿官能小説(3)

トップページ

inserted by FC2 system