第9話

室内の蛍光燈の光をキラキラと反射させながらとうとうと溢れでてくる聖蜜はとど
まるトコロを知らない。
剛毛の大木の間を潜り抜けた詩織汁はその下のもう一つの秘めやかな聖孔-アヌス
ホール-へと流れ込む。
先程はジャングルに覆い隠されて見る事の適わなかった詩織の聖肛門。その色艶・
カタチをもっとハッキリとカメラに焼き付ける為に尻の肉を詩織の背中側からまわ
した手で割り開く。
見えた。
(これが・・・・・藤崎詩織の・・・・・・・・アヌスか・・・・・)
信じられなかった。
信じられない美しさだった。
よく菊の花に喩えられる肛門ではあったが、詩織のソコはカタチこそ「菊」だった
が、その色は「桜」に喩えるのが相応しい、上品な薄紅に色づいていた。
皺の形状も申し分なかった。上下左右に放射線状に刻み込まれた彫りの深い皺。た
とえ誰が見たとしても「美しい」と形容するであろう。そこが排泄の為の穴である
事も忘れて。
艶も申し分ない。菊座にうっすらと浮かぶ脂が聖肛門をテラテラと光り輝かせてい
る。
こんな場所、こんな器官にすら造形の神の御手は及んでいるのか。
そして何よりも斗也の目を惹いたのは、肛門の周りの肉の盛り上がりだ。周囲の柔
肌からはホッコリと浮き上がる肉の王冠。
斗也の今までの経験から言えば、肛門周囲にこのような肉の盛り上がりを持つアナ
ルは例外なく強烈な締め付けを持っていた。たとえのっぺりとした肛門であっても
締め付けの強いモノも無くはなかったが、やはり肛門に王冠を持つソレは格別だっ
た。括約筋の強さとなにか関係が有るのかも知れない、と斗也は想像していた。
しかも王冠を持つモノの中でも、その盛り上がりが高いモノほど締め付けが素晴ら
しい事も斗也は今までの経験則から学んできた。
しかし詩織の王冠のこんもりとした盛り上がりはどうであろう、斗也の陵辱人生の
中でもここまでの高さを持つモノは今までに見た事が無かった。
まるで肛門が口を突き出している様に見えるほどの肉の王冠。その締め付けを想像
しただけで己の肉棒を流れる血が滾るのを感じる斗也。
そんな詩織の肛門の造形に見とれている間にも上の口から溢れ出る聖汁はアヌスホ
ールへトロトロと流れ込む。
撮影と挿入の為に詩織の腰の下に入れた枕やクッションの所為で詩織の肛門は僅か
ながらも受け口となっている為に、後ろの穴を素通りする事なく、愛液は流れ込
む。
だがそれも限界だ。
アヌスのダムが決壊する。
肛門を満たした詩織汁はダムを乗り越え、腰の下の枕に染みをつくる。その大きな
染みを見て、ようやく斗也は我に返る。
流れる愛液に目を奪われて肝心の詩織の秘門への視線がおざなりになっていた。
そこは、詩織のそこは。
芸術だった。
鮮烈なサーモンピンク。色がくすんでいたり、色素の沈着している場所など一点と
て無い。複雑に折り重なる微細な肉襞。
さらに観察するべく、左右の恥丘に当てた指を広げる。
「あひゥッ・・・・・・・」
ムチムチムチ・・・・
あえて触らずともその弾力の素晴らしさが想像できる内襞。幾重にも折り重なった
ビラビラはまさに薔薇の花弁を思い起こさせる。
ポッチリと紅く色づく尿導口。このあまりにも小さな孔がビリビリと打ち震えなが
ら黄金水を噴出させるとは斗也にすら信じられない。
そしてその下の聖ホール。押し潰され、その入り口をとざしている聖膣腔からはい
まだに愛液が溢れ続けていた。まさに尽きる事を知らない泉だ。
この小さな孔が斗也の剛棒を受け入れる事なぞできるのであろうか。さすがの斗也
も心配するほどの可憐な佇まいだ。
そして聖裂の上部に位置するクリトリス。だが、詩織のそれはいまだに姿を晒して
はいない。ピンクのフードを身に纏ったままだ。包皮が剥けていないのだ。やはり
オナニーをする時でさえこの器官を弄っていない事が伺える。
それにしても素晴らしい造形であった。鑑賞用、そう称してもおかしくないほどの
完成度だ。
いままで多くの美少女処女性器をその目に焼き付けてきた斗也であっても、これほ
どの美マ○コにお目にかかるのはいまだかつて無かった事だ。
美少女の股間にさえ付いていれば、ただそれだけで賞賛されるようなシロモノとは
明らかに一線を画していた。
いや、たとえこのおま○この持ち主の顔面にいかなる酷い御面相が載っていたとし
ても、だれもがその秘所の美しさだけはほめたたえるであろう。
それほどのモノが藤崎詩織という美少女の股間に鎮座しているのだ。まさにオトコ
の夢を具現化した存在であった。
ふと斗也が隣りを見ると夕子も言葉を失い、ただただ見とれるばかりであった。
だが。どれほどの名画であっても倉庫の片隅で埃を被っていてはその輝きにも一抹
の曇りが射す。詩織の媚肉はまさにそれだった。
襞と襞の間に見え隠れする白い、糊状の物-恥垢だ。大体において処女であれば、
ある程度その秘所には恥垢が残っているものだが、詩織のソレはあまりにも夥しい
量だった。


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