第二話 “上級生の場合”その7

「・・・・・・・・はい・・・・・・・・・だから・・・・・・・・だからっ、お
尻のっ、お尻の穴も愛してぇっ!!!」
「五本目はどうだったんだ?」
「お薬が・・・・・そのまま、出て・・・・・・きました・・・・・」
腸内の排泄物はすべて薬品で洗い流された様だ。

淫魔はつながった姿勢のままで、茜の硬さの残る尻たぼを割り開き、菊紋を探す。
あった。

穴の周りはふっくらと膨らみ、浣腸の所為だろうか、その周辺が熱を持っている。
指をゆっくりと入れる。
「はふっ・・・・・・・」
中で鉤の字に指を曲げて、中の壁を掻く。
「はっ・・・・・・・・・・・んっ・・・・・・・・・・・・・・・・」

指を引き抜いて、自分の鼻の所に持ってくる。クンクン、と音を立てて臭いを嗅い
でみる。
「嫌っ・・・・・・・・・・・・・・嗅がないでぇっ・・・・・・」
「・・・・・・・・・・臭いな・・・・・・・・」

「嘘っ・・・・・・・・・・・嘘よっ・・・・・・そんな筈・・・・・・・無い・
・・・・・・・」
「どうして判る?自分でも嗅いだのか?」

「・・・・・・・・・・お願い・・・・・・・・これ以上は・・・・・・・・」
「嗅いだんだな?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・はい・・・・・・・・・」
「自分の指を突っ込んで、自分で嗅いだんだな?」

「・・・・・・・・・ううっ・・・・・・・・・・ぐすっ・・・・・・・・はい・
・・・・・・・・・・・・・」

「よしよし、感心だな。それじゃあ、茜に御褒美をやろう。うつ伏せになって、尻
を高く突き上げるんだ」

名残惜しげに、咥え込んだ男根を離して、斗也に云われた通りのポーズを取ってみ
せる。
尻肉に指を立ててグイ、と割る。
「はあん・・・・・・・」

白く深い峡谷の奥底でひっそりと息づくセピア色の菊花。ほんのりと、紅く色づい
ているのは五本のイチジクの所為だろうか。

人差し指を軽く挿しいれ括約筋を表と裏から揉み込んで、じっくりとほぐしてや
る。

「あふっ・・・・・・・・・・・・んっ・・・・・・・・んうゥ・・・・・・・
・」

喘ぎ声にも苦痛の色は無い。すでに自らの軽い愛撫で性感が開発されているのだろ
う。これなら最初のインサートからよがり狂うだろう。

表裏から摘ままれる度に、せつなげにヒップをくねらせる茜。その前方にあるヴァ
ギナからは熱い蜜がトロトロと溢れ出す。空いている方の手でソレを掬い、菊紋に塗
り込む。
ずぶぶぶぶぶぶぶ・・・・

中指を奥深くまで挿入する。熱く火照った腸壁が指をキュンキュンと締め付ける。
想像通り、こちらの締め付けも良好だ。中で指を鉤の字に曲げて掻き回してやる。
「っ!・・・・・・・・・・」
声にならない声を上げて身体を震わせる茜。
「そろそろ行くぞ」
「・・・・・は・・・・・・・・・い・・・・・・・・」
指を引き抜き、怒張を肛口にあてがう。
「力を抜けよ、茜」

ゆっくりと亀頭を沈めて行くのに従って、放射線状に刻まれた皺が引き伸ばされて
行く。
「ああっ!!あああああうっ・・・・・・」

一刻も早く斗也を迎え入れたい茜の意志に反して異物の侵入を拒む括約筋と斗也の
雄の器官との間で攻防戦が繰り広げられる。
それも淫鬼のカリ首が強引にその一線を越えた事によって一気に決着がつく。

シャフトを受け入れてしまった茜の排泄器官は蹂躪されるがままだ。腸壁の抵抗も
斗也を悦ばせる為の手助けにしかならない。
「うっ・・・・・んむっ・・・・」

とうとう長大なシャフトを根元まで飲み込んでしまった茜の秘肛。括約筋は今にも
切れてしまいそうな程に強制拡張されてしまっている。さすがにこれだけのモノを受
け入れる事はかなりの苦行だったのか、尻溝の間にはジットリとした汗が玉となって
おり、時にはその谷間を滑り落ちる。
斗也は下半身に力を入れて、自分のシンボルを蠢かせる。

「ひっ・・・・・・・うっ、動か・・・・・・さない・・・・・で・・・・・・・
・く、苦しい・・・・・のぉゥ・・・・・・」
動かして欲しいのだ。

腸壁を引きずりながら抜かれる男根。肛孔粘膜を裏返しにされる感覚に、茜は指で
シーツを強く握り締めて悶える。
再び反転。菊紋を内側へと巻き込みながら奥に突き進む斗也。

「ああああああああああっ、熱っ、熱いっ、熱いのっ!!は、長谷川くんのがっ、
熱いのおうっ!!!」

クレヴァスから滴るラブジュースを掬い取って淫根にまぶして潤滑油がわりにす
る。それを受けて徐々に滑りが良くなってくる。加速するストローク。茜も絶頂への
螺旋階段を駆け足で昇る。

茜を後ろから抱え上げる斗也。そのままの格好で壁に掛けてある大きな姿見の前ま
で歩いて行く。
「・・・・見ろ・・・・・・・茜・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「お前の小さなウンチの穴が・・・・・・・俺のモノを咥え込んで、あんなに大き
くなってるぜ・・・・」
恐る恐る瞼を上げる茜。

その目の前に広がるのは、その持ち主ですら思わず目を背けてしまうような、無残
にも散らされた菊の花だった。



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