官能小説『地獄の囚人』

赤星直也 作




第2話 洗礼

 桐子は後ろ手に、乳房と絨毛を露わにして鉄格子の前を歩かされている。
当然、全裸で歩いているのは受刑者にもわかっている。
「見て、オッパイがいい形ね」
「そうね、ヘアの生え具合もいいわよ。多からず少なからずで」ジッと乳房と股間を見ている。
いくら同性とはいえ、1人だけ全裸でいるのは恥ずかしく、下を向いたまま顔を上げられない。

 「顔を上げるのよ、ちゃんと見ないと困るでしょう」意地悪く知代がまた乳房を握りしめ「ヒ~!」悲鳴を上げ顔を上げた。
「いい顔してるわ。あれなら、抱いても、抱かれてもいいわね」
「そうよね、これからが楽しみだわ」受刑者達は目を細め桐子を見ているが(見ないで、私はレズじゃないから)唇を噛みしめ歩いて行く。

 知代と美香は刑務所の施設を説明しながら桐子を辱めている。
「ここはシャワー室よ。気を付けないと、こんな事されるからね」美香も指が淫裂に入った。
「やめて、抜いて下さい…」腰を屈めて逃れようとする。

 「そんな事ぐらいじゃダメよ。貞操帯でも付けないと。ここは飢えた女の集団何だからね」知代も意地悪く言う。
(飢えているのはあなた達でしょう。刑務所でそんな事無いわよ)淫裂に入った指の動きに腰も動かし続けた。

 美香と知代は刑務所を一回りして、服を脱いだ所に戻ってきた。
「今日は着なくていいわ。明日は検査があるから」
「イヤです、服を返して下さい!」泣き声で言う。
「私が着なくていいと言ったら、着なくていいのよ!」知代は機嫌が悪くなったのか、両乳房を鷲掴みした。

 「ヒ~。手を離して下さい…」悲鳴を上げ、体を反らせた。
「だったら、着ないわよね?」
「はい…ヌード…でいます…」途切れ途切れに返事した。
「最初から言う事を聞けば、こんな事しなかったのよ」乳房に食い込んだ指が今度は乳首を摘み転がすようにしていく。

 「もう、逆らいません。ですから手を退けて下さい…」桐子は2人に服従を宣言した。
「わかったならいいわ。これから長く付き合うから、忘れないのよ」笑顔で手を退けた。
その後、桐子は全裸のまま鉄格子で閉じられた雑居房の中に入れられた。

 桐子が入れらられた檻の広さは12畳程度だが、すでに3人が服役している。
全裸で現れた桐子に3人は目を輝かせて「ねえ、名前は何て言うの?」と寄ってくる。
その危ない気配を察したのか「来ないで、お願いです!」手で股間を押さえたまま、檻の隅でうずくまった。

 それでも「逃げる事はないわよ。何もしないから」笑顔で話し掛けてきた。
「約束ですよ、何もしないって…」
「何もしないわよ、ただ、あなたが言う事を聞く間だけわね。それよりこっちに来なさいよ」桐子は真ん中に連れて行かれた。

 「私は矢沢洋子と言うの。ここの名主ってとこかな」
「私は高倉美貴よ、よろしくね」
「私は石田真理よ、今までは新入りだったけどね」3人は名前を名乗った。
「私は新藤妙子と言います」胸と股間を隠して名乗った。

 「新藤妙子か、これからは仲間ね。ところで、挨拶代わりに何をくれるの?」
「挨拶代わりと言われても、この通りヌードですから…」
「何かあるでしょう。もしかして、あなたの膣の中にシャブがあったりして」3人の目が股間に集中している。

 「何もありません。本当ですから信用して下さい」
「それはどうかしら。手で書くなんて怪しいわ。確かめないと」洋子の合図で真理と美貴は桐子を押し倒して押さえつけた。

 「やめて、お願いです。本当に何もないです!」
「それは確かめてから。まずは調べないとね。足を押さえて」洋子は2人に桐子の足を開かさせた。
黒い絨毛の中に、ピンクの淫裂が口を開いている。
「やめて、お願いです!」桐子は足をバタバタするが、力負けして開いたままにされた。

 「行くわよ」洋子は指を膣の中に入れると「うっ!」と呻き声を上げ腰が浮き上がる。
「あら無いわね、もっと奥かしら?」指が根本まで入り込み膣の中で動き出す。
「ダメ、やめて、お願いです…」桐子の呼吸が次第に荒くなっていく。

 「無いわね。だったら、体をいただくしかないわね」洋子はニヤリと笑い、指の出し入れを始める。
「ヌチャ、ヌチャ!」と言う音と共に「あ、あ、あ~!」背中も浮き上がり、膣の中も濡れだす。

 「やめて…。性器はオモチャじゃありません…」目を閉じてされるがままだ。
「仕方ないでしょう。何も無いんだから、体を提供して貰わないと」
「そうよ。これは刑務所のしきたりよ」真理と美貴も乳房を分かち合い撫でだす。
「やめて。レズはイヤです…」

 「イヤでも、これからはこうして楽しむしかないの。我慢しなさい」乳首も吸いだし「あ、あ、あ~!」桐子の声がまた上がった。
洋子は指の動きを早め、突起を舌でなめだす。
「ダメ、そこはダメ!」自分でも、膣の中が濡れていくのが分かる。
「気持ちいいでしょう。これからは毎晩してあげるからね」

 桐子は3人に乳房と淫裂を責められてクライマックスを迎え「行く、行く~!」叫ぶとグッタリして動こうとせず、胸を激しく波打たせている。
それに淫裂から半透明な液体がドロドロ流れている。

 「新入りさん、行ったわねね。明日は真理の番よ」洋子は満足そうに淫裂に入れていた指で桐子の唇を濡らしている。
「ハア、ハア!」桐子は息を弾ませ、淫汁の付いた指をなめさせられた。

 暫くして桐子も冷静さが戻り「妙子、どうしてここに入れられたの?」
「使い込みです。男に騙され会社の金を使い込んでしまいました…」
「よくある話ね。男はセックスと金が目当てだから注意しないと」
「洋子さんはどんな罪でここに?」

 「私は傷害よ。散々体を弄んだあげく、捨てられたからやっちゃったのよ」
「真理さんは?」
「脅迫よ。結婚するって言っておきながら、別な人と結婚したから脅迫したわ」皆訳ありのようだ。

 4人が身の上を話し合っていると「出なさい、入浴です」美香と知代が鍵を外す。
「行こう、体を洗わないとね」洋子達は着替えを持つが、桐子は何も持たず檻から出た。
4人は洋子を先頭に鉄格子の前を歩くと、体を洗い終えた服役囚とすれ違った。
「新人よ、可愛い顔しているわね」全裸の桐子に気づいたのか声をあげた。
(見なくていいのに…)項垂れて歩き、浴場に来た。

 「脱ぐのよ。時間がないから急いで!」中にいる刑務官から声が掛けられた。
洋子達3人は急いで服を脱いでいくが、全裸の桐子は脱ぐ必要がないか先に入った。
それを見た洋子は「あいつを懲らしめないと!」声をあげた。

 「だったら、手伝ってくれないかしら。明日の検査の前にしておかないといけない事があるの」
「刑務官、是非やらせて下さい。あの子をパイパンにして恥を掻かせないと収まらないし…」
「私も手伝います」真理と美貴も名乗り出た。

 「いいわよ。だったら、これでするのよ」知代はT型カミソリを渡し「他の刑務官には、私から言っておくから、うまくやるのよ」制服を着たまま浴室に入っていく。
「急いで。早くしないと時間がないし」洋子に言われ真理と美貴は急いで服を脱ぎ全裸になって浴室に入った。

 3人が浴室に入ると、桐子はシャンプーで頭を洗っていた。
「妙子。ここのしきたりを知らないのね。罰は重いわよ!」そう言うと、3人は桐子を床に押し倒した。
「しきたりなんて知りません。悪い事をしたら謝りますから許して下さい!」

 「今更遅いわよ。先輩を差し置くと、ここを坊主にするのがしきたりなのよ!」洋子は石鹸を泡立て絨毛に塗っていく。
「イヤ、ヘアを剃るなんてイヤ。刑務官、助けて下さい!」
「悪いけど、それはできないの。あなたが悪いんだから罰は受けないと…」知代に丸め込まれているのか、耳を貸そうともしない。

 「そうよ、あなたが悪いから我慢するのよ」知代もニヤニヤするだけだ。
「聞いた通りよ。動くと危ないからね」泡が塗られた絨毛にカミソリが押し当てられる。
桐子は抵抗したいが「イヤ、イヤ~!」声しか出せない。
カミソリが淫裂にある以上、暴れる訳には行かなず「やめて、お願いです!」と声しか上げるだけだが、洋子はカミソリの動きを停める事はしない。

 「あら、まだ綺麗な色ね。私も楽しみたいわ」絨毛が消え、ピンクの淫裂が現れると刑務官も桐子の淫裂が気になっている。
「和子、今度相手させてあげるわ。だから暫く我慢して」知代は機嫌を取るかのように、和子の後ろから抱き付いて胸を撫でながら言う。

 「知代が言うなら信用する!」
「ありがとう、助かるわ」ボタンを外してシャツの上から乳房を揉みだすと「あっ!」気持ちよさそうに声を上げ、桐子の絨毛の消されるのを見ている。

 「見て。あまりやっていないわよ。ヒラヒラもピンクだし…」知代の手の動きが早まった。
「そうみたい。今夜はオナニーしたくなっちゃった!」和子の息が荒くなっている。
「明日付き合って欲しいの。あの子の検査をしないといけないし…」
「わかった。任せて!」
「ありがとう。後は頼んだからね」知代は和子から手を離して浴場から出た。

 その間も桐子の絨毛が消えて行き、淫裂が露わにされた。
ピンクの割れ目からは2枚の肉襞がはみ出している。
「やめて、もうやめて!」
「もう少しよ。もう少しで、パイパンになるから」恥丘に残された絨毛も、洋子によって剃り落とされ、それは桐子にもわかっている。

 「ヘアが無くなる。性器のヘアが…」無毛の淫裂を想像し「う、う、う!」と嗚咽を上げている。
そんな桐子にお構いなしで、カミソリは動いて少女のように、淫裂が剥き出しにしてしまった。

 「はい、終わりよ。これで懲りたでしょう」絨毛が無くなると淫裂を触っていく。
「衛生的になって、いいわね」和子も食い入るように淫裂を見ていた。
だが、桐子は「イヤ、触らないで下さい!」泣きながら叫んだ。

 「罰はこれで済んだと思わないで。まだあるからね」洋子は手を退け今度は自分の体を洗い出す。
同じように真理や美貴も自分の体を洗っていく。
「新入り、時間がないわよ、早くしなさい!」和子に怒鳴られ桐子も体を洗いだす。

 桐子は悔しさを噛んで体を洗い終え(私だけ服を着せられないだなんて…)不満に思いながら、濡れた体を拭いていく。
「戻るわよ!」知代は洋子達が服を着終えたのを見て、檻へと連れて行くが、桐子は無毛の股間を両手で押さえながら歩いていた。

 「新入り、手を退けなさい。何か隠しているの?」
「何も隠していません…」
「隠しているわよ。パイパンになった割れ目ちゃんを!」
それには「あははは!」嘲笑が上がった。

 「とにかく、手を退けるのよ。怪しい真似と思われない為にね」美香に手を退けさせられた。
「いいじゃないのよ、この割れ目ならいいわよ」指が淫裂を触っていく。
「やめて下さい、性器はオモチャじゃありませんから…」

 「そうかしら。チンポで突かれる、男のオモチャよ!」また笑い声が上がる。
「とにかく、手を退けて歩きなさい!」刑務官に言われれば従うしかなく、股間から手を退けて歩いて行くと、次の入浴者とすれ違った。

 「見て、パイパンよ、ヘアが生えていない!」
「ホントね、子どの性器みたいだ!」屈辱に淫裂からはみ出した肉襞が震えている。
(悔しいわ。ここは一体どうなっているのよ。それに人権もどうなっているのかしら?)項垂れて自分の檻に戻った。

 雑居房に戻ると、隅でうずくまって時の過ぎるのを待っている。
「新入り、もうすぐ消灯よ。布団を敷かないと…」
「それって、私がでしか?」
「当然よ、新入りがやるしきたりなの」桐子は渋々布団を敷きだした。

 そこに「石田真理、所長がお呼びです」美香が真理を呼びに来た。
「どうして私なのよ。新入りがいるのに!」真理は不機嫌な顔になった。
「真理、いつでもできるわよ。今夜は我慢しなさい」洋子に見送られ真理が美香に連れられ檻から出ていく。

 「美貴、そろそろやろうか?」洋子の目が輝いている。
「そうよね。もういい頃だし…」2人は囚人服を脱ぎだし下着にも手をかけた。
2人は背中に手を回し、ブラジャーを外すと手に持ち、桐子に近寄っていく。
「やめて。どうする気なの、やめて!」これから起こる事に不安を感じ、うずくまったままだ。

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ハードなものからソフトなものまで官能小説どっさり。自作品のほか投稿もあり。
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