第7話 歓迎会の夜
 
 新任の氷室京太の歓迎会が、病院の関係者が集まって行われた。
しかし、場所が病院の食堂ということで、アルコールは抜きということだが、料理だけは看護婦達の好きなものがタップリと用意されている。
「氷室先生、大好きよ。亭主と分かれたら結婚してくれる?」
「いつでも結婚して良いよ。いつ、結婚しようか?」
「冗談よ。氷室先生、独身だから溜まってるんでしょう?」亭主持ちの看護婦が冷やかす。
「誰か、僕の溜まったのを抜いてくれ人を紹介してよ。本気で結婚を考えてるんだ!」その氷室を冷ややかな目で見る3人がいた。

 正確には、2人の女性と1人の男性だった。

 「氷室先生、ご馳走になりました。夜勤だから失礼します。これからは、エッチは無しにしてね」
「私にもエッチしないで、まだ処女だから」由佳と紀子はご馳走のお礼を言ってステーションに向かう。
「交代よ。早く行かないと、食べ物がなくなっちゃうわよ」
「わかったわ、後をお願いします」引継をおろそかにして、2人の看護婦が食堂に向かっていく。
「さてと、初めようよか!」先輩格の由佳が患者名簿を点検を始めた。
 
 歓迎会は8時には終わったが、当直の技師長、内藤と内科医の氷室は、どこから手に入れたのか、ビールを飲んでいて、赤い顔になっている。
もう、誰もいない食堂で大声で話していた。

 「そんなに、よかったのかね?」
「ああ、6年前のあの看護婦はオ○ンコの締まり具合が最高だったよ」酔った氷室は内藤に打ち明けた。
「それでよ、3人で交代しながらプレイしたんだ。もう、看護婦なんか喜んで、オ○ンコはグシュグシュの洪水だったぜ」
「わかった。もういいら、勤務に戻ろう」うんざりした顔で、内藤が席を立って技師室に向かう。
 
 そこには、氷室しかいない。
「先生、もう戻りましょうよ」心配になった、真弓が迎えに来た。
「いま、行きます…」氷室は真弓の顔を見て、酔いが一瞬で引いた。

 氷室は真弓の後を追って歩くが、揺れ動くお尻に興奮しており、我慢できず、真弓のスカートの後ろを捲り上げた。
「い、いやー!」真弓は驚きの声をあげた。
「真弓さん、6前と同じで奇麗だよ」スカートを捲られた下半身は、何も身に付けておらず、ピンクに染まった尻が覗いていた。
「もう、6年前のことは言わないで。今日は久しぶりにさせてあげるわ」真弓は、誰もいない廊下で立ち止まり振り向いた。
「奇麗だよ。昔のままオッパイも変わってないよ」白衣はボタンが外されて、襟が開いて乳房が飛び出ている。
 
 「オッパイだけなの?」スカートも捲り上げた。
「相変わらずだよ」奇麗に手入れされた絨毛と、パックリ割れた淫裂が露になっている。
「我慢できないよ!」氷室は廊下で白衣から飛び出した乳房を掴んで吸い付いた。
「ここじゃだめよ。検査室か、私の部屋でしましょう」
「だめ、ここでしよう」
「見られるわ、だったらこの部屋でしましょう。ここは処置室よ」2人は抱き合ってドアを開けて、中に入ると鍵を掛けた。

 中に入ると、2人は全裸になって抱き合い、真弓は患者が寝るベッドに仰向けになった。
氷室は一気に肉竿を挿入して、真弓は「あん、あん!」と悶え声をあげている。
「今日は中に出して…」
「いいのかい?」
「あれ、飲んでるの」氷室は安心してピストンを始めた。
 
 一方、紀子と由佳は10時の回診を始めていた。
「あ、あ、あ~!」喘ぎ声に2人は立ち止まったが、そこは、人気のない外科の診察室である。
中を覗くと、看護婦の小川清美が全裸になって、医師の藤田の腹に乗ってる。
そして、乳房を揉まれながら、上下運動を始めた。

 「先生、お嫁にして…」
「それはできないよ。でも、愛人ならしてあげるよ」
「意地悪、もっとしてあげるから、お嫁にして…」清美は激しく腰を動かす。
「でる、でる!」藤田は清美の膣の中に射精をした。

 「先生、愛してるわ」清美は結婚していて、不倫を働き、淫裂からは藤田の精液が流れていく。
「大丈夫かい?」
「安心日よ。先生、亭主よりも堅いのね」そんな様子を、紀子と由佳は顔をしかめて見ていた。
(腐ってるわ、この病院!)
(許さない、絶対に許さない!)そんな思いで2人は夜の見回りを終えた。

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 その夜、病院のある部屋で、話し合う2人がいた。
「やっぱり、氷室ね」
「そうなんだ、氷室だ。それに、婦長の真弓も共犯かも知れない。ひょっとしたら、小川清美もぐるかも…」
「後は、藤田かどうかだよね」

 その時にドアが開いた。
「やっぱり、あなた達ね。黒川をなぜ殺したのよ。あいつは私が殺すと看護婦さんとお母さんに誓ったのに!」その言葉に、2人は顔を見合わせた。

 「もしや、あなたは6年前に病院で脳死でなくなった、患者さんの娘さんでは?」
「そうよ。あの娘よ。看護婦さんの手紙で真相を知って、看護婦さんを自殺に追いやった1人が黒川と分かったのに、なぜ殺したのよ!」
「そうだったの…。実は私達は双子なの。それに、6年前に自殺した看護婦は、私達の姉なの…」
「え!」驚きの声が上がる。

 暫く沈黙が続いて「すまなかった。あんたが、姉さんの仇を打ちたかったと、知らなかったんだ…」
「そうよ、知っていたら、あなたにも、手伝ってもらっていたわ…」泣きながらうずくまる。
「でも、ありがとう。姉さんも、きっと天国で喜んでいるよ」男も泣きながら、うずくまる。

 女性は泣いている二人を励ますように「ねえ、これからは、私も仲間に加えて!」と言う。
「もちろんよ。喜んで仲間になってもらうわ、いいでしょう、ボス!」
「ボスはやめてよ。僕もあいつらが君のお母さんの仇と知った以上、仲間に加わるのは大歓迎だ」こうして、この夜に、復讐を誓った3人が結ばれた。



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