官能小説『女優・樋山香奈子』

赤星 直也 作







第7話 リサの家

 「リサ、悪いけど先に、入っているわね」
「いいわよ。遠慮はいらないから、先に入って!」久美は康子の肩を抱いて歩いていく。
2人のくり抜かれた背中からお尻の半分が見えていて、誰もいない会場に入った。

 「名前は、確か康子さんだったわよね?」
「はい、樋山香奈子のマネージャーをしていますです」向かい合って、言う康子の目に大胆にカットされた久美の胸元が目に入った。
(大きいわ。久美さんのオッパイが大きい!)羨ましそうにドレスからこぼれている乳房の膨らみ見つめている。

 「あら、オッパイに何か付いているかしら?」久美が気づいた。
「羨ましいです、久美さんのオッパイが。形も大きさも羨ましいです、私なんかこんなですから…」平べったい乳房を撫でながら言う。
「大丈夫よ。私がいい方法を教えてあげる!」久美は康子の肩紐をずらして脱がせ「ヌードになってしまいます。ヘアヌードに!」慌てる康子だ。

 「平気よ。見られたって、誰も文句は言わないから」康子のパーティドレスが足下に落ちて、真っ黒な絨毛に覆われた股間と乳房が露わになっている。
すると「そこはだめです。あ、あ、あー!」康子の敏感な淫裂が、両手で広げられ、舌でなめられて(だめ、そんなのだめよ。恥ずかしい!)康子の腰が、久美の舌から逃れようと動いていく。

 (可愛い子ね。バージンに間違いないわ)今度は乳首を吸い(お、オッパイが吸われている!)体が自然に後ろに反ると、久美の手が両乳房を揉み出す。
「あ、あ、あー!」康子は堪えきれずに声を上げてしまい(これくらいにしておこう。続きは後で楽しまないと…)久美は「もういいわ、服を着てもいいわよ」足下に落ちているドレスを、自分で引き上げていく。

 「すみません!」それに腕を通して肩紐を肩に掛け、それと同時に、参加者達がどっと入り込んできた。
(よかったわ。ヘアヌードを見られずに済んで…)ホッとしている康子だ。

 香奈子は康子に寄り添っていく。
「ここでいいでしょう。私、こんな事初めてだから不安なのよ」
「そうね。私も不安だけれど、香奈子がいれば心強いしね」2人は同じテーブル立つと「ここにいたのか。樋山君に酒井君!」正装した遠藤が声を掛けてくる。

 「遠藤さんも着替えて、お出でに?」
「当然さ。背広では無理だからね」遠藤も正装を着込んでいる。
「ここでいいかな?」
「ぜひお願いします。本当は不安なんです。初めてですから…」
「そうだろうと思って、ここに来たんだよ」笑顔の遠藤に(いい人だわ。遠藤さんは…)康子の心の中に淡い恋心が芽生えた。

 そこに「あら、ここにいたのね」リサが寄っきて、久美も一緒に寄ってくる。
「新人の樋山香奈子君だ。よろしく頼むよ!」
「遠藤さん、先ほど挨拶を済ませましたわ。こちらこそよろしくお願いしますわ」
「そうか、それならいいや」リサは別な席に向かい、パーティが始まるとノンアル・ビールで乾杯が行われ、話しが弾んでいる。

 「香奈子君のヘアは、手入れしてないんだね、ぼうぼうじゃないか?」
「恥ずかしいです、遠藤さん。そんな事を言われると…」顔を赤らめている。
「康子君のヌードも綺麗だよ。とてもいいよ」
「そんなに褒められると恥ずかしいんです」香奈子と康子は俯いたままだ。

 「どうしたの。そんなに恥ずかしそうにして。もっと元気よくしなさいよ!」背後から、リサがドレスの胸元に手を忍ばせて、香奈子の乳房を撫でていく。
「リサ、脱げ掛けよ。それなら私もよ」久美も加わって、リサと同じように、康子の小さな乳房を撫でていく。

 「見られています。恥ずかしいからやめて下さい」声を上げたいが、そうはいかない。
相手は大女優だから、拒む事も騒ぐ事もできずされるがままだ。
「いい子ね、そうこなくちゃ!」乳房を撫でているリサと久美は、正面に回って股間に太股に押しつけ、動かしていく。
(だめ。性器を触らないで、見られています!)恥ずかしさが、さらに高まってしまった。

 「ねえ、今夜私と遊ばない。暇なんでしょう?」
「でも、マネージャーがなんて言うか…」
「平気よ、マネージャーも一緒に遊ぶのよ。久美とだけどもね」
「変な事しませんよね?」
「勿論よ、保証するわよ」乳房を撫でながら唇を重ねてきた。
(レズだわ、どうしよう、断ったらもう仕事が貰えないし)考え巡らす香奈子だ。

 「相談させて下さい。マネージャーと!」
「そうね、そうして!」リサが香奈子を放すと、香奈子は早速康子と話し合う。
「康子さん、リサさんから誘われたのよ。どうしたらいいのかしら?」
「香奈子もなの。私も久美さんから誘われたのよ。断れないしね」

 「スケジュールはどうなってるの?」
「香奈子、仕事んあんてある訳ないでしょう。まだ名前が知られてないのよ!」
「そうね、行くしかないわね」「そうよ、これで仕事を貰えるきっかけになるかも知れないし」
「わかったわ、康子さんと一緒だったらいいと返事するわ」
「私もよ。香奈子と一緒ならいいと返事しておくわ」2人は早速話していく。

 「そうなの。だったら、私の家の方がいいわね」
「そうね、リサの家が無難だしね」香奈子と康子はパーティが済むと、リサの家に行く事になった。
会場はその後も話が弾み、抱き合う女優や俳優達が増えてきた。

 パーティは3時間ほどで終わった。
「帰りましょう」香奈子と康子は腕を引かれて会場からでていく。
「車があるの、直ぐそこよ」リサは駐車場に案内して車のドアを開け「乗って!」香奈子と康子は乗り込み、久美も乗った。
「行くわよ」リサはエンジンを掛けて車を走らせていく。

 道路は意外にも空いていて、すんなりリサの家に着けた。
(大きい家だわ。これが宮田リサの家なんだ!)改めて自分との違いを知らされた。
「入って、遠慮は要らないから」リサを先頭にして香奈子と康子も歩いて行く。

 「お帰りなさいませ」メイドが出迎える。
「お客様なのお部屋は一緒でいいわ」
「分かりました。ご用意します」メイドと話を済ますと「こっちよ、いらっしゃい」リサは応接室に案内していく。

 「お飲物は何になさいますか?」別なメイドが現れた。
「もう遅いから、帰ってもいいわよ。後は私がする」
「お言葉に甘えさせて貰います。お部屋はお2階に準備しておきます」
「ありがとう。明日も頼むわよ」メイドも帰って、大きな家の中は4人だけ残された。

 「行きましょう、お風呂よ」リサは肩紐をずらしてパーティドレスを脱いでいく。
(ヘアが剃ってあるわ。性器が丸見えになっている!)恥丘の上に絨毛を残すだけで、淫裂を囲む部分が剃られていた。
「驚いたのね。なぜだか分かるかしら?」笑顔になって香奈子の肩紐をずらしていく。
「口でして貰うためですか?」

 「そうよ、その通りよ。あなたも剃ってみましょうよ!」
「ヘアを剃るのは許してください。恥ずかしいですから」
「あらイヤなの、仕方ないわね」生まれたままの姿になったリサは、香奈子のドレスの肩紐を外してしまった。

 「恥ずかしいです。そんな事をされたら」顔を背けていく。
「気にしないでいいわよ、ここは女性しかいないから」リサはドレスの肩紐を離した。
「シュル、シュル!」黒いパーティドレスが一気に足下に落ちて、香奈子の生まれたままの姿がリサに晒されている。

 「大きいわよ、オッパイが。それにここも綺麗みたいね。まだ使った事無いでしょう?」リサは絨毛に包まれた淫裂を触りだす。
「はい、バージンです。まだセックスはしてません…」恥ずかしそうに小さな声で言う。
「道理で綺麗だわ。そちらはどうなの?」

 「待って、今脱がしてあげるから」康子もドレスが脱がされ全裸にされた。
「恥ずかしいです、こんなに小さくて」真っ赤な顔になって手で胸を隠す康子だ。
「恥ずかしがらなくてもいいわよ、こうやれば大きくなるかもよ」小さな康子の乳房が久美によって揉まれていく。
「そんな事されたら、よけに恥ずかしいです」

 「平気よ、ここにもね」今度は淫裂も触れ「指は入れないで下さい、破けますから!」
「あら、あなたもバージンなの?」
「はい。その通りです…」
(そうなんだ、今夜はバージンと楽しめるんだわ)リサと久美の目が輝いている。
「わかったわ、楽しみは後にしてお風呂に入りましょうよ、楽しみはそれからよ」
「そうね、その通りね」4人は生まれたままの姿で浴室に向かった。

 浴室に入ると「洗ってあげるからね」リサが言う。
「先輩に、そんな事をさせるわけには行きません。私がお洗いします!」香奈子は石鹸を泡立て、タオルで背中を擦っていく。
「私も、背中をお流しします」康子も久美の背中を擦っていく。

 「悪いわね。ついでだから全部洗って!」
「はい、そうさせて頂きます」康子と香奈子は背中を洗い終えると、正面に膝を立てて座り、腕を擦っていく。
(オッパイも洗わないと)腕を洗い終えると今度は乳房を擦っていく。
「そこは、丁寧に手でやって。タオルじゃダメよ」
「はい、そうします」手のひらに石鹸を塗り、乳房を揉むように擦っていく。

 「上手ね。乳首にもして!」
「こうですね?」指で摘み、転がしていく。
「今度は性器も洗って!」
「わかりました」乳房を洗い終えると、香奈子と康子は丁寧に淫裂を撫でていく。
(気持ちよさそうだわ。呼吸が荒くなっている!)康子と香奈子は淫裂を丁寧に洗っている。

 「中も洗うのよ、指を入れて!」
(そんなのいやよ。でも、しないわけには行かないし…)康子と香奈子は、淫裂の中に指を入れていく。
「いいわ。もっとして、もっと洗って!」声が上擦り目を閉じていた。
2人が指を動かしていくと「あ、あ、あー!」「もっとして、もっとよ!」淫裂の中から淫汁が流れてきた。
(レズなんだ。2人はレズなんだ!)指を動かしながら淫裂を見つめている。

 「もう暖まらないと…」香奈子は思いきって言った。
「そうね、お湯で石鹸を洗って!」桶にお湯を汲み背中や乳房、淫裂に付いた石鹸を洗い落としていく。
「ありがとう」体を洗われた2人は浴槽の中に浸り、傍らで康子と香奈子が体を洗っている。
そんな様子を2人が見つめており(見られている、性器の中をみられている!)恥ずかしそうに淫裂の中も洗い、浴槽に飛び込んだ。

 「ねえ、仕事あるの?」
「とりあえず、BBN放送で新しく始まるドラマの脇役がありす…」
「もしかして、鵜野光太郎の作では?」
「はい、そうです」

 「脇役でよかったわね。主役だったら、フルヌードで男と抱き合わないといけないのよ」
「えっ、遠藤さんはオッパイ・チラリだと言ってましたが?」
「ううん、主役が酒井美和子とかになったでしょう。それで方針が変わったんだって。鵜野光太郎の考えで!」

 「主役で内容が変わるんですか?」
「知らないの。主役によって書き換えられるのは当たり前なの、マネージャーのあたなは勉強不足よ!」
「すみません、知りませんでしたので…」康子は泣き声になっている。

 「ダメよ、泣かないの。ほらいい子にして!」久美は康子の唇を吸いながら乳房を撫でていく。
「リサったら、きついこと言わないのよ。まだ何も知らない産なんだから!」
「そうね、産だもんね。それより、もうあがろうよ」
「そうね、もう充分暖まったしね」4人は浴室を出ると、寝室に向かって歩いた。

 寝室にはベッドが2個しかなく「いらっしゃい、香奈子!」「康子はこっちよ」香奈子とはリサと同じベッドに入り、康子は久美と同じベッドに入った。
「破らないで下さい、それ以外でしたらいいですから…」

 「当然よ、バージンは守ってあげる。でも、タップリ楽しませてね、お礼もするから」香奈子はベッドの中で乳房を掴まれ乳首を吸われていく。
「あ、あ、あー!」香奈子の体が自然に反って(気持ちいいわ、乳首を吸われると気持ちいい!)女性の本能で、乳首を吸われて悶え声を上げてしまった。
同様に「いいわ、小さいオッパイでも凄く感じる!」悶え声を上げる康子だ。

 「今度はあなた達がする番よ」乳房を掴み口元に差し出すリサと久美だ。
2人はその乳首を口に含み、吸っていくと「いいわ、気持ちいいわ。もっと吸って!」その言葉に、乳房を揉みながら吸っていく2人だ。
「今度はここにして、オ○ンコにして!」体勢を変えてシックスナインになっていく。

 (やるしかないわ、この世界で生きていくためにも!)康子と香奈子は、差し出された淫裂を指で広げ、ピンクの突起を舌でなめていく。
「そうよ、そこよ。指も入れてして!」言われた通りに、膣の中に指を入れて、舌でクリトリスをなめていく。
(淫汁だわ。膣から淫汁が出てきた!)2人は淫裂から淫汁を垂らしていく。

 「私もしてあげるわよ」香奈子と康子も指で淫裂を広げられ、クリトリスを舌でなめられていく。
(いいわ、気持ちいい。これがレズなのね…)2人もリサ達と同じように、淫裂から淫汁を流しながら腰を動かし、夜遅くまで悶え声を上げる4人だ。



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ハードなものからソフトなものまで官能小説どっさり。自作品のほか投稿もあり。
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