3. 野外露出凌辱歩行とSM愛好家教授の参加

「よし出発だ」
「ン~ッ!」

 首輪をグイと引っ張ると、再び悲痛な呻きをガムテープの下から洩らすミナコ。彼女の背中に寄り添った中山君に俺は言った。

「君がビンビンにさせてるモノを、お尻に押し付けて、抱くようにして歩かせてやれ。もちろん、乳もマンコも触り放題だぞ」

 こうして俺が「首輪」を持って先頭に立ち、目も口も塞がれ後ろ手に縛られた少女を、後ろから密着した中山君が支えて歩かせる、奇妙な露出歩行が始まった。玄関を出る時ミナコに靴をはかせてやる中山君はまだ遠慮がちのようだったので、ほとんど人気のない夜の通りに出てから俺は言った。

「どうした? もっと堂々と乳を揉んだり、パンツの中に手を入れてアソコをイジってやれよ」
「はい……」

 どうにも頼りない感じの中山君だが、成長の早い少女ならとうに性に目覚めているに違いないミナコにとっては、路上でえっちなイタズラをされるのはカルチャーショクを覚えるほど刺激的なはずだ。夏とは言え冷たい夜気を感じながら、俺の住んでいるマンションまで15分程度の道のりを3分の1ほど進んだ辺りで、中山君に確かめてみた。

「どうだ? ミナコは感じてるみたいか?」
「ずっと下向いてて顔も見えないし、良くわからないんですけど、だんだんモジモジして歩くのが遅くなって来ました」
「顔は赤いな?」
「もう、すごい真っ赤です」
「チクビに触ってみろ」
「……固いです」
「そりゃ感じてる証拠だな」

 童貞とは言え30も近い立派な男に、どうしてこんな手ほどきをしてやらねばならぬのか、と思ったが、ミナコにとっては2人掛かりでいちいち心ならずも感じてしまった証拠を探られるのも、ますます興奮を煽る行為だろう。目隠し、口枷、そして首輪に手の拘束と、パンツや乳房を露にした羞ずかしい格好の体をしつこくイラズラされながらの野外歩行だ。メンスのあった娘なら絶対メロメロになっているに違いない。実際わが妻に初めてSM的な露出プレイを仕掛けた時は、あまりにも激しく乱れるものだから、こちらが辟易としたくらいだった。

「パンツにも触ってみろ」
「ひどいビチョビチョです」
「オシッコだけじゃないな。この子はもう君に抱かれたくて、アソコを濡らしてるんだぞ」

 するとそれを聞いたミナコがイヤイヤと首を振ったので、俺は誰も見ていないのを確認してから彼女の頬を引っぱたいてやった。

「大人を舐めるんじゃねえ! 世の中、そんなに甘いと思ったら大間違いだぞ!」

 俺はこの生意気な美少女を怒鳴りつけながら、まるで我が娘に手を上げているような錯覚を覚えそうになっていた。下の子に最後に手を上げたのは中学に上がった頃だったろうか。ほとんど家にいない俺は父親の存在感を示すつもりで、すぐ子供に手を上げてしまう悪い癖があった。愛のムチと言えば聞こえが良いが、ほとんどの体罰肯定論者がそうであるように、俺は自分の激情のまま感情的に行動していただけだ。小さい頃はよくしつけられた「いい子」だと思っていた2人の娘は、そろって中学に上がった頃からおかしくなったのだが、それこそ俺の「体罰」が「愛のムチ」ではなかった何よりの証拠だろう。

 俺は今では自分の娘にも、ましてや学校の教え子には絶対に出来ない暴力を、この見知らぬ娘にぶつけることで、鬱屈していたドス黒い欲望が解放されていく快感を覚えていたのだ。もちろん暴力だけでは片手落ちだ。ミナコを平手打ちしたその手を、今度は超ミニスカの中に入れた。

「オラッ! 俺にも触らせてみな!」

 するとやはり中山君が言っていた通り、濡れ雑巾のようなパンツの状態である。俺は目一杯嘲笑してやった。

「これだけマン汁を垂れ流して、男に抱かれるのはイヤだとお? 笑わせるんじゃねえ! それとも高校生のくせに、又ションベンを洩らしやがったのか? オラ! ガキのくせに、いっちょまえにクリをおっ勃てやがって!」

 童貞の中山君にはそこまでわからなかったのだろうが、ミナコは股間にピッチリ貼り付いたパンツの上から探ってもハッキリわかるくらい、その部分を大きく固く膨らませていた。俺が少女の急所と思われるその膨らみを、濡れパンツ越しにしばらく指でさすってやると、ミナコは真っ赤な顔を俯かせ、目隠しの下からボロボロと涙を流しながらも腰をイヤらしくモジつかせ、明らかに感じ入ってしまった様子だった。ふと見ると俺に股間を弄る権利を譲ってくれた中山君は、股間をしっかり彼女の尻に押し当てながら両手で乳房を揉んでいる。女扱いに慣れない彼の揉み方はぎこちなかったが、それでもミナコはどんどん股間を潤わせ続け男を迎え入れる反応を示しているのだ。

ーーコイツは処女じゃないな。それに間違いなくマゾだ。もっと手ひどくイジめてやれ……

 幼く見えても高校生なら、初体験をすませていてもおかしくない。恐らく以前に他の「神様」にヤラれてしまったのだろう。なのに中山君の人の良さに付け込んで出し惜しみをしたミナコに対する怒りが募ると同時に、明らかにMっ気のありそうな彼女に対する邪悪な欲望はますます膨れ上がっていった。

 こうしてどんどん歩くペースが遅くなったミナコをほとんど引きずるようにして歩いていくと、向こうから上機嫌の酔っ払いがやって来た。しまった、面倒なことにならなければ良いが、と思う間もなく、その酔漢の方が声を掛けて来て、あまりの偶然に俺も中山君も驚かされることになった。

「いよう! 君たち、何やってるんだね、こんな夜中に」
「柳田先生!」

 中山君が極めてバツが悪そうに、慌ててミナコから離れてそう言った。困ったことに俺たち2人に共通の知り合いだったのだ。柳田氏は、俺たちが講義を受けている教育学部の教授で、発達心理学の先生だ。つまりちょうど学齢期の子供の心理が専門なのである。俺は仕方なく酔っ払った教授に言い訳がましく言った。

「柳田先生、これはプレイなんです。中山君がネットの掲示板で知り合った娘で……」

 ところが正直に打ち明けてみると、冗談の1つも通じそうにない真面目な人だと思っていた柳田教授が、俺たちを咎めるどころか、仲間に入れてくれと言い出したものだから、俺はひっくり返りそうになるほど驚いた。まるで作ったような話だが教授もSMの愛好家で、こういうアブノーマルなプレイには大いに興味があるのだと言う。

「正直言ってヤバいかも知れないんですが。この子、未成年ですし……」

 ところが教授はかなり酒が入っているせいか、むしろ目を爛々と輝かせて言うのだ。

「何、ちっとも構いやせん。どう始末するかは、後で考えればよいではないか。わしはもう、古女房や商売女とのプレイにはあきあきしておったんだよ。」
「はあ、では、ご同行頂きましょうか」

ーーううむ、この教授、人のことは言えないが、とんでもないエロオヤジだな。俺みたいに家庭に不満があるのかも知れないな……

 柳田教授は俺より年配のようで、頭にはかなり白い物が目立っている。だが、再び中山君が抱かかえて歩かせ始めたミナコの体を、教授はまるで遠慮なく触りまくり出したのだ。ミナコにとっては悪夢のような展開に違いない。

「ずいぶんとパンツを汚しとるの。おもらししたの? お嬢ちゃん」

 教授はミナコの股間をイジり回してそんな辱めを口にし、さらには中山君にアドバイスをした。

「君、せっかくだからチンポを出しなさい」
「えっ!?」
「こういう時は、女の手に握らせるんだよ」

 どうやら教授はこんなプレイも経験ずみらしく、中山君は素直に従って男性器を露出させ、荷造りヒモで縛られているミナコの手に握らせた。もう完全に変態プレイのご一行様である。そしてさらにしばらく歩きようやく俺のマンションが見えて来た辺りで、ミナコの超ミニスカの中にしつこく手を入れイジっていた教授が言った。

「ハハハ、男のチンコを握ってヤリたくなって来たらしいな。この女、わしの手にマンコをグイグイ押し付けて来出したぞ」
「ンン~ッ!」
「今さら隠そうたってムダだよ、お嬢ちゃん。アンタのまんこは、チンコを欲しがってヒクヒクして、えっちな汁をドバドバ吐いとるんじゃからの。ホレホレ、ワレメにパンツを喰い込ませてやろう、気持ちええか?……」

ーー柳田先生、見事なエロオヤジぶりだな……

 俺たちにとっては謹厳実直な昼間の顔と百八十度変わった教授が驚きだったが、得体の知れない酔っ払いにまとわり付かれ大事な箇所をイジくり回されたミナコにとっては、中山君に触られるよりはるかに強烈な刺激になってしまったのだろう。自分の体が無意識にはしたない反応を示していたことを教授に指摘されたミナコは、狼狽して無駄な抵抗の呻き声をガムテープの下にくぐもらせる。さすがはSM愛好家だけあって、柳田教授の言葉なぶりと股間のイタズラはツボを心得ていて実に嫌らしく、中山君の勃起ペニスまで握らされたミナコはすっかりペースにはまってしまったようだ。そして教授はさらに、背後からミナコのはだけた胸元に手を掛けている中山君にも注文を付けるのだった。

「君、乳のイジり方がなってないぞ。そんなに力を入れず、なるべく優しくゆっくりと揉んでやりなさい……ホラ、お嬢ちゃんが気持ち良さそうになって鼻息が荒くなって来たぞ。それからソッと乳首を摘むんだよ」
「うんんっ!」
「よしよし、大分コツがつかめて来たようだね。今度は首筋や耳元を舌でペロペロしたり、唇で吸ったりしてやりなさい。ネッキングと言って女を歓ばせる基本だよ。余裕が出来たら、乳首を吸ってやるといい……」

 かなり酔いが回っている様子で、昼間の小難しい講義をしている姿からは想像もつかない完璧なエロオヤジ化した教授の指導に、中山君も素直に従っているようで、ミナコはもう歩くことはおろか立っているのも辛そうで、中山君にすがり付くように身を委ね、クナクナと体をくねらせて悶絶している。見ている俺も股間が爆発しそうなくらい痛くなって来た。

ーーハハハ、大人の男の力を思い知ったか、この小娘め! これからイヤと言うほどタップリ油を搾って、立派などMに調教してやるからな……
 ヘッヘッヘ、と嫌らしく笑い、酒臭い息をミナコに吐き掛けると又もやミニスカの中をまさぐり始めた柳田教授と言う強い味方を得て、俺の邪な妄想は限りなく広がっていった。



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作者二次元世界の調教師さんのブログ

女子校生を羞恥や快楽で調教するソフトSM小説が多数掲載。
また、詰め将棋、お勧めの単行本、懐かしのJ-POP紹介、広島カープ情報などコンテンツは多彩。


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