2.身に覚えのない借金で脅迫された人妻は恥獄へ足を踏み出す

 悪魔のような彼らに無理矢理性奴隷契約を結ばされて約2週間が過ぎました。約束の1ヶ月はまだ半分以上残っているのですが、私の体は彼らの嫌らしい調教によってもうすっかり貪欲で淫らなものに変えられてしまいました。変態で淫乱なメスイヌだと罵られても認めるよりありません。その一番の証拠が、女の命とも言うべき股間の感じ易い肉のボタンです。大事な場所にとてつもなく敏感な部分があると言うことはもちろん知っていましたが、あまりに過敏なため怖くて直接触れたことなど一度もありませんでした。佳奈くらいの年頃で1人えっちを覚えた私は、その部分を枕に擦り付けたり固い物に押し当てながらゆっくり乳房を揉むやり方でした。もちろんショーツやスカートなどははいたままで、それでも生まれて初めて味わう心地良さに、くせになってしょっちゅうしてしまったことを覚えています。その後あまり男性経験もないまま結婚した主人は性的にはアッサリした人で、ほとんど軽くキスをして、お乳を揉んで、すぐに合体すると言うセックスでした。でも、他の方より濡れ易い体質らしい私は、それだけでもうグッショリになって気持ち良く主人を迎え入れることが出来ましたし、十分満足しておりました。だけどそれが子供だましのセックスに過ぎなかったことを、私は嫌と言うほど思い知らされてしまったのです。

 彼らに初めてクリトリスの皮を剥かれて舐められた時の衝撃を、私は一生忘れられないかも知れません。ただただメチャクチャに痛い、と言うのが正直な感想でしたが、いくら泣き叫んでも許してくれない鬼のような彼らにしつこく弄り回されているうちに、私の体はあろうことか彼らに順応し始めて、当初の痛みがどんどん快感に転化していってしまったのです。今では股間にTバック状で喰い込む貞操帯に空いたリング付きの小さな穴に、包皮を剥かれたその感覚の塊がピョコンと括り出されているのですが、それだけで気もそぞろになり何も手に付かないほど気持ちが良いのです。さらに少しでも体を動かそうものなら途端にズリッと擦れて強烈極まりない快感が頭のてっぺんまで突き上げて来てしまいます。普通の女性ならこんな仕打ちを受けたら、ひどく痛みを感じるだけに違いありません。なのに私と来たら一日中その部分をウズウズと発情させて、スキあれば手を忍ばせて弄り回し快楽を貪ってしまう有様なのです。こうして又トイレの中で、気さくな働き者のメイドと言う仮面を被った憎いリュウが主人を見送って挨拶しているのをボンヤリ聞きながら猿のように浅ましくクリトリスオナニーに狂ってしまった私は、一度ならず二度三度と立て続けの絶頂に昇り詰めてしまったのでした。こんな淫らな私は、性奴隷契約期間が終わってもまともな生活に戻ることが出来るのでしょうか。

 フラフラになりながらトイレを出ると、今度は佳奈がセーラー服に着替えて支度をすませ、高校に出掛ける所でした。気の良い話し好きのおばさんとして、人見知りする佳奈も簡単に気を許してしまい、リュウが作った弁当を嬉しそうに受け取っていました。私は実に複雑な心境になりましたが、メイドとしてのリュウは完璧過ぎるくらいの有能な仕事ぶりなのです。掃除、洗濯、炊事と言った家事の一切をてきぱきと手際良くこなし、料理の腕前も私よりずっと上。だから主人や佳奈も大いに彼女の到来を喜んでくれています。それまでのほほんと主婦の座にあぐらをかいていた私は、今や何もすることがなくなってしまいました。家の仕事は全てリュウに任せて過酷な性奴隷の調教に専念することが、契約で彼らが私に厳命したことで、実際おぞましい貞操帯を嵌められて一日中色情狂のように発情している私には、まともなことは何一つ出来なかったでしょう。

「リュウさん、行って来まーす」
「お嬢様、どうか気を付けて行ってらっしゃいませ。帰りは遅くなったら暗いから、襲われないようにしなくては」
「大丈夫だよー。あ、ママも、行って来ます」

 何とか佳奈の見送りには間に合った私ですが、リュウと娘の憎らしいほどフレンドリーな挨拶を横目に、私と来たら無言で軽く会釈してやることしか出来ず、頭の中はとんでもない想念が渦巻いていたのです。

ーー佳奈、ごめんね。ママは今とってもお尻が気持ち良くて、たまらないの。お腹がパンパンで裂けそうなのに、お尻が溶けてなくなっちゃいそうよ・・・・・・うああ、バイブがズンズン頭に響いて、もう、もう何も考えられない。ママ、又イクわ、オシリでいっちゃうどヘンタイなの、あがあーっっ!!

 そして性奴隷調教による肉体の変化で最も忌まわしく私を狂わせてしまうのは、羞ずかしいお尻の穴のおぞましい快楽です。人間の体で最も汚いそんな部分を責められるなんて、初めはもちろん凄まじく抵抗感を覚え、嫌で嫌でたまりませんでした。いえ、今でも猛烈な嫌悪感は残っており、そんな所で感じてしまうなんて、まるで人間性そのものを否定されているような辛い気持ちになります。ところが毎日淫鬼のような彼らの舌や指で執拗にほじくり回され、果ては浣腸されて強制的な排便までさせられている内に、次第におぞましい快感を覚えるようになってしまったのです。おまけにその悦楽は日増しに強まっていくようで、しかもアナルに入り込んで私を悩ませるバイブ付きストッパーもじょじょに太くなり、今ではお尻を軽く触られただけで、悔しいけどズキンと感じてしまい、エッチな声を出してしまわないように苦労するほどです。最愛の娘が朝学校に出掛けるのを見送りながら、浅ましい性奴隷の体に変えられつつある私は、この後憎らしいリュウの手で浣腸によるお腹が破裂しそうな苦しみから解放してもらうことを期待して、どうしてもアナルの方ばかりに意識が行ってしまいます。そうすると又余計に尻穴が私を狂わせる振動をギュッと喰い締めて歓びを貪り、下手をすれば気をやってしまいかねない程感じてしまう変態女に成り下がっていました。

「奥様に似てお嬢様も色白でとってもかわいらしいですわね。この頃ますますキレイになられて、キムたちも言ってましたわよ。佳奈ちゃんを一度抱いてみたいって」
「あ、あの……お願いです! あの子にだけは手を出さないで……」
「アハハ、わかってますよ奥様。奥様がアタシらの言うことをよく聞いて、奴隷として大人しくオモチャになってれば、決してそれ以上のことはしやしないわ。そうゆう契約ですものね。それも後たった半月の辛抱ですから、奥様。くれぐれも反抗しようとか、妙な気を起こさないことよ。そうすれば奥様だけの秘密にして、借金も帳消しにしてあげるわ」
「ありがとうございます! 私はどうなっても構いませんから……」

 ああキム。この忌まわしい在日朝鮮人の名前を聞いただけで、私の全身に激しい戦慄が走り抜けました。この男が平凡で幸せな私たちの家庭をぶち壊してしまい兼ねない恐ろしい連絡をして来たのは、一月ほど前のことです。コリア金融の金田と名乗ったその男からの連絡は、私にとっては全く寝耳に水でした。

「高橋雅子さん、旧姓吉田雅子さんのお宅はそちらでしょうか?」
「え!? は、はい、雅子は私ですが」
「実は川口健さんのことでお話があるのですが。ご存知でいらっしゃいますね?」
「はい。彼が何か?」

 忘れるはずがありません。何しろ川口さんは、主人と結婚する前真剣に交際していた私の元カレで、本当は結婚まで誓い合っていたほどの仲だったのです。「コリア金融」と聞いて物凄く不穏な胸騒ぎがしましたが、彼も在日韓国人の男性でした。でも三世と言うことで、日本で生まれ育った彼は何ら日本人と変わる所はありませんでした。学生時代に同級生だった彼と付き合い始め、卒業して立派な会社に就職も決めた彼は、結婚しようと言ってくれたのです。私の両親も彼は日本人でなくても好青年だと認めてくれて堂々と交際していましたし、結婚にも障害はないと思っていたのです。

 ところが今でこそ韓流ブームでかなり偏見がなくなりましたが、当時はまだ厳しい時代でした。いざ結婚したいと打ち明けると近い親戚から猛反対を受けた両親も反対し始め、私たちは泣く泣く別れさせられた、と言う苦い思い出があるのです。傷心を癒すため親に勧められるままお見合いし、すんなりゴールインしたのが今の主人なのでした。

 ですが川口さんとはそれきりで、以来一度も連絡を取ったことすらありません。今頃一体何だろう? と思ったらとんでもない災難が降り掛かって来たのです。

「あなたは川口さんの保証人になっておられますね」
「えっ!?……そう言えば、車のローンか何かで……」

 確かにそんな記憶がありました。車が趣味だった彼に、新車を買うローンを組みたいからと頼まれて、軽い気持ちでハンコを押しました。日本人の保証人が必要だからと言われ、別に何も迷惑を掛けることはないから、と言う話だったはずです。あの頃私はまだ学生で、全くの世間知らず。保証人の何たるかもあまり理解しないまま、結婚を前提に付き合い体まで許していた彼に頼まれて、書類も見ずにハンコを渡して押してもらったのでした。何と言う浅はかな行動だったのでしょう。私の言葉を聞いた金田は、しばらく間を置いてからおもむろにしゃべり始めました。

「……車のローン、ですか。奥様、お気の毒ですがあの男に騙されてしまったようですな。そんな小金じゃないのですよ……」

 それから金田に告げられた話の内容は正に青天の霹靂でした。何と川口健は多額の借金の返済に困り、失踪して姿をくらましてしまったのだそうです。そのため保証人の私に連絡を寄越したのだとか。そしてその借金の額を聞いた私は、今度こそ頭をハンマーで殴られたような衝撃を覚えました。とても普通の人間に払えるような額ではなかったのです。金田は、全額は無理だろうからこの程度は、と持ちかけて来たのですが、それだって家が買えそうなお金なのです。私は動転して、主人に相談しないと、と答えました。ところが金田の返答は私の気持ちを大きく揺さぶりました。

「そうですか、それなら話は早い。実はすでにあなたのことは、ご家族も含め全て調べさせてもらいました。これであなたに逃げられたら、私どもも商売上がったりですからな。すぐにご主人の会社に連絡させて頂きましょう。いや、もしかしたらご主人には知られたくないかと思い、こうして内密にご連絡を差し上げたんですがねえ……娘さんも高校をやめてもらうことになりますから、私どもから説明をさせて頂きましょうか?」
「ちょっと待って下さい! そ、それは、どういうことですか?」
「どうって、奥様。こんな額のお金をどうやって支払って頂けるのですか? 最低限の生活費を残して、ご主人の稼ぎは全て頂き、奥様も娘さんもしっかり働いてもらわなくては。幸い親子ともなかなかの別嬪さんでいらっしゃるようで、女性らしい仕事でかなり稼ぐことが出来るのでは。もちろん家屋敷は売り払って下さいますね?」
「ひど過ぎます……」

 私はもうパニックに陥って完全な涙声になりました。そしてその様子を察した金田は、電話越しで悪魔のように囁いたのでした。

「ですから奥様。私どもも、かわいそうだと思い、あなたに内緒で相談差し上げているのです。率直に申し上げましょう。あなたが少し辛い思いをするだけで、全てを帳消しにして差し上げます。詳しいことは事務所でお伺いしますから、1人でお越し下さい……」 

 この金田と言う悪徳金融業者が、私を抱きたがっているのだ、と言うことはすぐにピンと来ました。私も、もうネンネではありません。もちろん主人以外の男性に抱かれるなんて死んでも嫌でしたが、主人や娘も巻き込んだ恐ろしい家庭崩壊をほのめかされた私は、少しくらい嫌な思いをして我慢すればいいのだろうと、又しても軽い気持ちで恐ろしい悪魔の巣窟へと足を踏み入れてしまったのでした。



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作者:二次元世界の調教師さんのHP 『新・SM小説書庫2』
自称WEB官能小説界のアウトロー。可憐な少女たちが今夜も縄と拘束具にむせび泣く。

















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