SM小説『ヘンタイ女教師』

二次元世界の調教師 作




11.トイレでセックスしていたバスケ部カップルを脅迫して緊縛し、乱交仲間に引き入れる

「おい浜田、これはお前だな?」
「……はい」
 
 翌日やつらが登校するや否や呼び出して、真知先生の盗撮ビデオをネタに尋問する事になった。ここは通常人が訪れる事のない、校舎の片隅に隠れた場所にある生徒指導分室と言う部屋で、別名「取り調べ室」と呼ばれて生徒達から恐れられている。問題行動を起こした疑いのある生徒が呼び出されて取り調べを受けると同時に、中に監禁されて特別指導を受ける部屋なのである。中はパーテーションで区切る事が出来るので、俺が浜田大樹を、そして真知先生が宮尾絵里を別々に尋問し、そして2人を脅して拘束し淫行に持ち込もうと言う手筈だ。「監禁」と言ったが、特別指導を受ける生徒も普通は本当に閉じ込めるわけでなく、他の生徒と絶対顔を合わせないよう強く命じて、隔離されたこの部屋の中にいさせるだけの事だ。他の生徒と時間帯をずらして登下校させ、授業中にトイレに行かせるわけで、入り口に鍵を掛けたりましてや拘束するなど考えられない。そんな犯罪行為が外部に漏れたら、生徒指導主任の俺の首が間違いなく飛んでしまうだろう。

 だが、貞操帯による射精管理に苦しめられて真知先生の「ペット」に堕とされてしまった俺には、生徒を脅してヘンタイ仲間に引き入れようという、教師の風上にも置けない真知先生の陰謀に加担するより他の選択肢はなかった。俺の「ご主人様」と化した真知先生にヘソを曲げられて、射精を何週間も禁止されたら本当に気が狂ってしまうかも知れない。女子高生に激しく欲情する性癖で、おまけに今だに有り余る精力絶倫さである事を恨んでも仕方がない。俺も覚悟を決めてヘンタイ教師に成り切り、全力で大樹をたぶらかして、真知先生から預かったSM拘束具を掛けてしまうよりないのだ。巨体に似ず小心者の俺は精一杯怖い顔を作り、その実大いに緊張して少し慄えながら大樹に対したのだが、運良くヤツの方が完全に怯えているのがわかったので助かった。トイレに引きずり込まれて、絵里とヤってしまった証拠の動画を見せられた大樹は、サッと血の気が引いてガタガタと大きく慄え始め、情けないくらいの小声でやっと自分である事を認めた。大樹の反応に力を得た俺は、少し語気を強めて言う。

「こんな高校生としてあるまじきいかがわしい行為を、学校で行っていたとあっては、黙っておくわけにはいかないな。どうなるか、わかってるのか! 浜田」
「い、いえ……あのう、どうなるんでしょうか?」
「この部屋で特別指導を受けて貰う事になるな」
「どのくらいですか」
「お前の反省次第だが、当面無期だ」

 違法行為じゃないのだからあり得ない厳しさだが、ハッタリをかましてやったのだ。大樹は背の高いスポーツマンだが気が弱いようで、情けない泣きそうな顔になったので、俺はもう一押しする。

「まずお前と絵里の両親に来てもらって、お前らの行為を見てもらわねばならんな。親は泣くだろうが自業自得だ」
「それだけは……許してもらえませんか。こんな事で……」

ーーよし! 引っ掛かったな、大樹。助かったぜ

 もし大樹が泣き言を言わなかったらどうしようかと、実は困っていたのだ。両親に淫行現場を見られるのは我慢出来ないらしく、泣きついて来た大樹に俺はホッと胸を撫で下ろす。冷静に考えたら盗撮してる方がよっぽど罪が重いのだから、親になど見せられるわけがないのだが。

「やっぱり、それは嫌か?」
「はい。お願いします、そんな事だけは……」
「そうか。では……」
「あの、先生。僕、その、先輩に無理矢理やられちゃったんです」
「何い! お前、女に責任を押し付けるのか!」
「い、いえ……すみませんでした」

 いよいよ取り引き条件を持ち出そうとすると、大樹が余計な言葉を口にしたので、ついカッとなってしまった俺は、机をバンと両手で叩いて身を乗り出し、気弱なヤツを恫喝してしまった。動画を見る限り、確かに大樹は絵里に逆レイプされてるに近いのだが、男がそれを言ってはいけないだろうと正直思った。たとえ事実はそうだとしても、俺の憧れの絵里とヤってしまった大樹に対する怒りもある。冷静に考えるとコイツが一番の被害者でかわいそうだが、ここまで来たら酷い目に遭ってもらうしかなかろう。恨むなら真知先生を恨んでくれ。俺は少し冷静さを取り戻すと、頭の中を整理しながら話を続けた。

「まあ、お前の言い分もわからんではない。女とセックスしたなどと言って親を呼び出されたんじゃ、お前もたまらんだろう。なあ、浜田。お前がこれからちょっとした罰を我慢するなら、この件を見逃してやってもいいんだが、どうだ?」
「どんな、罰を?」

 大樹は恐らく、俺に体罰を受ける事を想像したのではないか。

「いいんだな? 教員としての俺の立場もあるから、これからの事は絶対誰にも言わないと約束出来るか? 浜田」
「……はい、わかりました」
「では目をつぶれ。薄目を開けてもわかるんだからな」

 あまりにも不名誉なトイレでセックスしていた事をうやむやにしてもらおうと、大樹が固く目をつむって痛みに耐えようとしたのを確信した俺は、ヤツの両手を後ろ手にねじり上げると手早く取り出した手錠をガチャリと手首に嵌めた。

「せ、先生、何を!」
「うるせえ! 黙って目を閉じてろ!」

 どうやらパニックに陥って冷静な判断が出来ない大樹をいいことに、俺はヤツを床に落として座らせさらに首輪だの足枷だのを用いて拘束して行った。最後に目隠しと口枷を嵌めて浜田大樹のSM拘束は完成したが、それは壁にもたれ掛かり、床に脚を開いて閉じられない格好で座らされた格好で、手錠が嵌まり首輪で繋がれてその場から動けなくなったのである。大樹は何かモガモガと言っているが、ボールギャグが口に嵌まって言葉にならず、涎がこぼれるばかりだ。俺は決死の覚悟での大樹の拘束に成功して一安心だったが、区切られた向こうの部屋からは大きな物音と声が聞こえて来る。

「やめて下さい! 先生。こんなの、絶対おかしいです!」
「男を連れ込んでヤリまくってた女が、ナマイキ言うんじゃないのよ!」
「離して! 訴えますよ、先生!」

 無茶苦茶な脅しに怯えてアッサリ拘束されてしまった気弱な大樹と違い、どうやら絵里の方はおかしいと見抜いて強く抵抗しているようだ。さすがに俺が惚れた、気が強くてしっかり者の少女らしい。が、感心している場合ではない。部屋の入り口は施錠しているものの、ここで絵里に逃げられてしまったら俺達の方がヤバいのだ。俺は拘束の完了した大樹を放っておき、パーテーションの向こうまで加勢に行った。すると真知先生と絵里が取っ組み合っていたが、巨体の俺が加わってはもう駄目だ。こんな暴力で彼女を拘束するのは本意でなかったが、しばらく後には絵里も完璧に捕縛してしまった。彼女の方は床に人の字拘束で縛めてしまい、体中に性的な拷問を加えてやろうと言う破廉恥な格好である。首輪や後ろ手錠、目隠しやボールギャグも口に噛ませてやった所は、彼氏の大樹と一緒だが、より一層恥ずかしい体勢だ。セーラー服のスカートからスラリと伸びた両脚が割り裂かれ、下にはいていた黒いハーフパンツがチラリと見えただけで、俺の下半身は爆発しそうになりサックに締め付けられて激しく痛んだ。それからパーテーションを外して、俺達の餌食となる生け贄二人の対面である。目隠しを外してやると、お互いの緊縛された姿が目に入って二人とも強い動揺の色をアリアリと瞳に浮かべていた。



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作者二次元世界の調教師さんのブログ

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