6.スーパーお嬢様聖奈さんちの秘密(2)

 さてボク達がそんな話をしてるとは思っていないであろうお母さんは、大量にSM道具を用意して戻って来た。

「では吉田様にM奴隷の責め方を伝授致しましょう。さあ2人共服を脱いで仰向けにおなりなさい」

 2人共と言われて、お父さんと聖奈さんはためらいもなく服を脱ぎ始めた。今日会ったばかりなのに、何てクレイジーな。聖奈さんはしきりに、恥ずかしいわあ、と口にしてるけど、正しく口だけであっと言う間にスッパダカになってしまう。そしてお父さんが裸になるのは見たくもなかったけど、完璧にお母さんにビビってるボクに2人から目を反らす勇気がある筈もない。でもお父さんは全裸でなく黒い皮下着をはいてたので少しホッとしたボクは甘ちゃんだった。それはどSのお母さんがどMのお父さんの浮気防止も兼ねて装着させている恐ろしいSM道具であり、外してから強烈なプレイを見せ付けられたのだ。

 お父さんと聖奈さんは従順に並んで仰向けに寝そべると、言われもしないのに両手でひざを抱えるM字開脚、いわゆるちんぐり返し、まんぐり返しのポーズを取る。聖奈さんは全裸だからおまんこモロ出しで鼻血ものの格好だった。

「これは貞操帯と言う物でございます。勝手にオイタ出来ぬよう、この人のペニスを管理しているのです。セックスもマスターベーションも出来ません。小用は可能ですが、大きい方はわたくしが鍵を外さなければ不可能です。そのためこの男は何でもわたくしの言いなりの、薄汚いオスブタ奴隷なのでございます」
「ナオくん、セイナにも貞操帯嵌めてえな。ウチ、ナオくんにまんこを管理してもろて、メスブタ奴隷になるう~」

ーーうわあ! お母さんもお父さんも目がイッちゃってるよ……それに聖奈さんも、ピンクの内臓まで見えてるんだけど。マジキチかよ、この家族は……

 お母さんの言葉遣いは馬鹿丁寧だけど「貞操帯」だの「オスブタ奴隷」だの、ノーマルなボクには刺激的過ぎて、トチ狂ってるとしか思えない内容だ。おまけに「メスブタ奴隷」を志願した聖奈さんの格好と来たらエロ過ぎて正視に耐えず、みんな悪い物に取り憑かれてるんじゃないかと思ってしまう。だけどボクもこの狂った家族の仲間入りをさせられる運命なのだ。背筋を冷たい物が走り腰が抜けてとても逃げ出せそうにないボクだったけど、ふと気付くと部屋の入り口にはあの黒服ヤクザが無表情で立っていた。Sとしてふるまう事を期待されてるボクの方が、悪の組織に監禁されて絶体絶命のピンチに立たされてるような気分だ。ボクが気にしてるのに勘付いたお母さんは言う。

「あの三下はよそ者が入らぬよう見張りをさせているだけですから、お気になさらないで下さいませ。心おきなくプレイを楽しむためでございます」

 下っぱに家族間のSMプレイなんか見せて平気なのかよ、とツッコミを入れたくなった。あんな怖い男に見られてたら気になるっつうの。だけど完全にイカれて自分の世界に入ってる様子のお母さんはお父さんの貞操帯に手を掛けていた。

「ふふふ、4日ぶりだねえ。さぞかし汚いウミを溜め込んでる事だろうよ。おい、オスブタッ! ウンチは?」
「ああんっ! お願いしますう!」

ーーやめてくれ、お父さん! アンタやくざの組長なんだろう?

 そんな人がオカマみたいな鼻声で悶えてると笑っちゃいそうで困ってしまう。よく見ると貞操帯のお尻の部分から犬の尻尾みたいな物体が突き出ており、それを掴まれた途端にウィーンとくぐもったモーター音が聞こえて、お父さんはおかしくなったのだ。どうやらその尻尾はアナルを刺激するバイブレータと繋がってるらしい。そう言えば聖奈さんが試用して買い込んだSMグッズの中にも、二本のバイブが装着出来る革パンツがあったっけ。

「ケツノアナがそんなに感じるんだね。娘の婚約者の前だってえのに、お前は全く恥知らずなオスブタだよ。出させてやるから遠慮なくヒリ出しな」

 4日も我慢してれば溜まってるに違いなく、お父さんはこれからウンコをさせられるらしい。もちろん絶対見たくはないけど、隣の聖奈さんは嬉しそうにおまんこクパアとやってるんだから参ってしまう。実物を見たら同意して貰えると思うんだけど、毒々しいショッキングピンクのおまんこ内部まで晒してしまうと、エロを通り越してグロテスクなんだ。せっかくアイドル級激カワルックスの聖奈さんなのに、これじゃハッキリ言ってゲンメツだ。ボクは勇気を振り絞って必死で訴える。

「聖奈さん。そんな格好はやめてくれませんか」
「え~、なーんでえ? ナオくん、見たないん? セイナのおまんこー」
「あ、いや、そう言うわけじゃ」
「ナオくん! ウチがムネペッタンコのお子様やさかい、ハダカなんか見たないんやろ? ひっどー」

 ボクのメスブタ奴隷を志願したくせにナマイキにぶーたれる聖奈さんだったが、必死に粘るとありがたい事にお父さんの「尻尾」を引き抜く手を止めたお母さんが彼女をたしなめてくれた。

「い、いや、やっぱり聖奈さんは制服姿が最高にカワイイからさ」
「セイナッ! どうして吉田様に逆らうのですか。そんな事では立派なメスブタ奴隷にはなれませんよ」
「だってえ~」
「脱いだ服を全て元通りに着直しなさい」
「はーい」

 そこまでしなくても、と思ったけど、とうとうお父さんがブリブリと不穏な音を立て始めたので、ボクは慌てて制服を着直し始めた聖奈さんに視線を集中させる。うん、やっぱり聖奈さんは微エロなくらいがお似合いだ。「制服姿が最高」と言ったのは嘘じゃないんだし。だけどボクを助けてくれたお母さんは、お父さんのウンコも処理せず勃起ペニスにむしゃぶり付きながら、予想外の事を言い始めた。

「吉田様はCFNMがお好みなのですね」
「わてと一緒やな。うああ! も、もう出てまうで」
「お黙りなさい! この恥知らずなオスブタがっ! ふふふ、タップリお出しなさい。それからビチグソは自分で始末して来るのですよ」
「はいっ!」
「あれえ、オカン今日はオトンのクソ舐めたらんのか?……ははん、さてはナオくんがおるから猫被ってんのやな」

 小学生が服を着てるみたいな聖奈さんの言葉だけで、ボクは胸が悪くなった。お母さんは猫を被ってるのではなく、初心者のボクには刺激が強過ぎると思って、お父さんのウンコを舐めるのをやめたんだろう。やはり聞きしに勝るドヘンタイぶりだ。それにしてもお母さんが口にした4文字英語はどう言う意味なんだろう? あっと言う間に制服を着た聖奈さんは、最後に白パンツに脚を通しながらお下品な言葉を続けた。 

「ナオくんなあ、セイナのウンコ舐めてええんやで、ウチきっとクツジョクのあまり、ど派手にイッテまうかもしれへんよ」

ーー結構です!

「ナオくんのウンコ喰うのも構へんで」

ーーそれも遠慮します!

 聖奈さんは脱ぎ散らかしていた服を完全に着直すと、エッヘンとない胸を張り、クルッと回ってミニスカから白い物を見せてニッコリ笑った。本当に一寸エッチっぽい衣装のアイドルみたいで、ヘンタイそのものの「ウンコ喰い」発言とのギャップが凄まじい。そしてわざわざスカートをめくって白パンツを見せ付けながら、お母さんが言った謎の言葉まで説明してくれた。

「ナオくん、セイナのパンチラ、コーフンする? ハダカでおまんこクパアしたるんより」
「そ、そうだね」
「ははあ、やっぱオカンの言う通りや。ナオくん、シーエフエヌエムが趣味やねんな。女の子が服着て、男はハダカっちゅうやつ。ヤター! ナオくんもヘンタイや!」

 それは少し違うぞ、と思ったけど、パンツを見せながらピョンピョン飛び跳ねて嬉しそうな聖奈さんを見ていると大いにそそられるものがあった。さっきのお下劣オマンコくぱあポーズより、ずっと魅力的なのは間違いない。

 さて聖奈さんに気を取られている間に、お母さんの卑猥なバキュームフェラでこってり精子を抜かれたらしきお父さんは、部屋の隅から新聞紙を持って来ると自分のウンコをそれに包み、始末するためかそれを持って部屋の外へ向かう。手下である黒服ヤクザは「お勤めご苦労様です」と決まり文句で深々と頭を下げているが、組長であるお父さんは全裸フリチンで自分のウンコを包んだ新聞紙を持った、情けないにも程がある姿だ。お母さんは見事な着物姿の「極道の妻」だし、なるほどこれがCFNMか、とボクは謎の言葉を理解した。

「吉田様、遠慮は無用でございます。お脱ぎになって下さいませ」
「わーい! ナオくん、スッパダカのフリチンになるんやでえ。このヘンタイー」
「あ、いや、その……」

ーー勘弁してくれ! ボク、Sじゃなかったの?

 ちゃっかり制服姿に戻った聖奈さんとお母さんの、2人の着衣美女にCFNMを迫られたボクは、唯一味方になってくれそうなお父さんを求めて、視線を部屋の入り口に向ける。ところがそこにはもうお父さんの姿はなく、三下のくせに迫力があり過ぎる黒服ヤクザが、さらにサングラスを掛けくわえ煙草と言う格好になって詰まらなそうにコチラを見ていた。ボクは絶望的な気持ちになって、大人しく服を脱ぎ捨てるよりなかったのである。

 ボクが全裸になった頃、同じくスッパダカのお父さんが帰って来た。

「おお、ナオくんもわてと同じソッチ系の趣味やったか」
「いえ、そうゆうわけでは」
「何遠慮せんでもええがな。アンタには組を継いで貰うんやさかい、露出狂のヘンタイ同士、よろしゅう頼んまっせ」
「ですから、そうじゃなくて……」

ーーん? ボクってもしかして暴力団組長の跡取り息子なの?

 よく考えてみると一人娘らしい聖奈さんと結婚すると言う事は、真崎組組長であるお父さんの後継者と言う立場になるわけだ。ボクはただの落ちこぼれ高校生だった昨日までは思ってもみなかった波瀾万丈の運命がのし掛かって来た事を知り、目眩がして倒れそうだった。

「セイナっ! 吉田様にオクチでご奉仕なさい」
「うんっ! セイナ、ナオくんにご奉仕するするう~」
「オナニーしながらご奉仕して、精液を頂く時一緒にイクのですよ」
「わかりました、お母様あ~」

 お母さんにそんなエッチな指令を受けた聖奈さんはさっそくボクの前に来てしゃがみ込み、パカッとM字にマタを開く。ほとんど丈のないミニスカなので白パンツがバッチリで、思わず目を奪われてしまったボクは股間の海綿体に血が流れ込み始めたのを感じていた。うん、やっぱりおまんこモロ出しよりボクにとっては魅力的な目の保養だ。そしてニカッと笑った聖奈さんは股間を隠してたボクの両手をアッサリ奪う。

「ナオくん、オテテはこうやって、かわいそうなメスブタ奴隷のセイナちゃんに無理矢理しゃぶらせるんやで」

 セイナさんは少女マンガみたいなお花の髪飾りが付いた頭を抱えるよう、ボクの両手を誘導した。おかげでボクの包茎チンポはポロッと露出してしまう。緊張でドキドキの連続だったため、こんなエロい状況なのにまだフニャチンで、包茎の皮を被ったままなのも妙に気になった。剥いておくべきだったか。ちょうど聖奈さんの後方になる黒服ヤクザが、ボクの包茎を笑ってるんじゃないかと勘ぐってしまう。

ーーこりゃメチャクチャにハズいぞ。くそう! チンピラのくせに見てんじゃねえよ。ボクは真崎組の跡継ぎだぞ

 だけど隣を見れば、現組長のお父さんもスッパダカで仰向けに寝そべり、着物姿のお母さんが顔の上に腰を下ろしていると言う、威厳があるとは言い難い格好を晒していた。そして聖奈さんはボクの包茎の皮をペロンとめくって「くっちゃ~い」とヘンタイらしく嬉しそうに笑うと、バクッと言う感じでオクチに含みすぐさま高速のディープスロート。さらに離した手を股間と胸元にやった聖奈さんは言う。

「ナオくん、気持ちええか? 良かったらセイナのオクチにたっぷり出してえな。ウチもな、頑張って一緒にイッタるさかい」

ーーセイナさん! 何てお上手なの、ボクもう保たないよ

 さすがに小っちゃい頃からお父さんをしゃぶり付けて来ただけあって、手を使わないでもセイナさんのフェラチオは素晴らしく、あっと言う間にギンギンに勃起したボクは猛烈な射精欲求が込み上げて来るのを、お尻に力を入れて堪えていた。だって、セイナさんは一緒にイカなきゃならないんだし。

「オラア! もっと気い入れて舐めるんやで。アタシをイカせたらご褒美をやるさかいな」

 たぶん本当のSはこんな風に怒鳴らなきゃいけないんだろう。お父さんに顔面騎乗したお母さんは、ドスの利いた低い声を掛けながらモゾモゾと腰を動かしていた。気の弱いボクにはハードルが高そうで、それより聖奈さんのオクチのご奉仕を耐えるので精一杯だ。もう黒服ヤクザも気にはならず、ジュバジュバジュバ~と物凄く卑猥な水音を立てる聖奈さんのフェラが素晴らし過ぎて、マジでヤバくなって来た。彼女の咽奥にカリが当たる瞬間が物凄く気持ち良いのだ。

「もうダメ、出ちゃうよ!」
「待って! セイナもイク、あん、いくううう~っっ!!」

 聖奈さんはボクがドバッと精液をしぶかせた瞬間、見事に自分も気をやっていた。そしてお母さんの方も満足されたみたいである。

「よしっ! ご、ご褒美あげるから、まだまだしっかり舐め続けるんやでえ!」

 見るとお母さんはお父さんの勃起ペニスに、パーン、パーンと強烈な平手打ちをかませ始めた。物凄く痛そうだったけど、数発ビンタを喰らったお父さんはブシャッ! と精子をまき散らしていた。

ーーやっぱボクにはMは無理だな。聖奈さんっ! ま、又ヤバくなって来ちまったぞ

 聖奈さんはボクの精液をごっくんと飲み下すと、まだチンポを離してくれずペロペロとお掃除までしてくれてたんである。昨夜オナニーを絶ったボクの判断は正しかった。この分じゃ何発精子を抜かれるかわかったもんじゃない。

 さて、こうして始まったお母さんによる、聖奈さんをイジめて歓ばせるSMプレイの特訓は、正直な所あまり意味がなかったと思う。縄や手錠や首輪で聖奈さんを拘束し、目隠ししてから彼女をヒイヒイ泣かせる手段を沢山教わったんだけど、そんな細工は不要だった気がするのだ。そもそも聖奈さんは自己申告通り、どこもかしこも感じ易いエッチな女の子なので、何をされても反応があり過ぎるくらいで大歓び。とにかく男好きなので、ボクの方がしっかりチンポを使いやりたい放題にイジめてあげれば良いと言うのがよくわかった。まあ、それが一番難題なんだけど。

 最後は首輪で壁に繋がれ両手を背中で手錠掛けされた聖奈さんをボクがバックから犯し、オクチにはギチギチに縄緊縛されたお父さんのチンポが突っ込まれるプレイだった。お母さんも休んでたわけでなく、何度目かの浣腸液を注入した聖奈さんのアナルを振動するプラグで塞いだり、いろんな電動マッサージ器でカラダ中に刺激を加えたりしてたから、こんなに派手によがり狂って大丈夫なのかと心配になるくらい。お尻から大量に浣腸液を吹き上げて連続絶頂に陥っている聖奈さんのオクチにはお父さんが、そしてマンコの中にはボクがセーエキをぶちまけてやると、とうとう幸せそうな顔で失神してしまった。

「吉田様、本日はお付き合い頂きまして大変ありがとうございました。これからもどうかしっかり聖奈をかわいがってやって下さいまし。わたくしも母として及ばずながらサポートさせて頂きます」
「ええか、ナオくん。なるべく早うにセイナを孕ませたってんか? オカンもわても、それを一等望んどるさかいにな」

 こんなハードプレイの直後だと言うのに、筋金入りのドヘンタイなだけあって、ご両親からは実に和やかにそんな事を言われたんだけど。

 ボクは正直ゲッソリして、とても長生き出来そうにない気分だった。 


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作者:二次元世界の調教師さんのHP 『新・SM小説書庫2』


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