『不倫の代償』
(#255)



投稿者 ひでかお


第四話 かおりのテニスウェア姿

ふたりの不倫関係はもう止められない。
私の誘いで始めた硬式テニス。スクール通いで少し上達した頃に新しくウェアやラケットを買い
揃えるため一緒にスポーツ店へ行った。試着を数点しながら迷うかおりは、
「どれが似合うかなあ?迷うよねえ」
どれも似合っていたが
「いま試着しているのがいいねえ、可愛いよ」
結局は私が気に入ったミントグリーンのワンピースに決めた。グリーンと黄色のグラデーション
が鮮やかでスカート裾の生地が二重になっていてキュートなデザインのうえサイズもピッタリ。
ウエストのラインもしなやかに浮き出て、さらに短めの裾から伸びる生脚がセクシーさを感じる。
かおりは短いスカート丈を気にしていたが白地にフリフリレースのアンダースコートを揃えると
少し安心したようだった。
早速、休日にテニスを約束したふたりは家から少し離れたスポーツセンターで待ち合わせした。
ふたりの関係を知り合いや最悪にも会社の人に見られてしまうことへの愚かな回避の為だった。
かおりは春物のスポーツパンツを着て来たがコートに入るとパンツを脱いでワンピース姿になる。
サンバイザーを被り背中まである髪を靡かせボールを打つかおりは見ていて絵になる。ミニ丈の
ワンピースが時折り捲れてはアンダースコートが見え隠れする。そばでプレイする男達がたまに
視線を傾けていたが、そんな私もボールを拾うかおりの前屈みを逃さず凝視してはハーフパンツ
の中の勃起を隠すのに苦労した。
興奮冷めやらぬ私はテニスを楽しんだあと迷う事なく近くのラブホテルへ車を走らせた。お互い
ウェア姿のまま部屋へ入るとかおりをソファへ座わらせ濃厚なキスを交わす。そのまま首筋から
ノースリーブの肩へ軽いキスをしながらワンピースの胸元からしなやかな腰の縊れを通り下半身
へと唇をずらしていった。両脚をソファーの肘掛けに乗せて開くとワンピースの二重になった裾
が捲れてフリフリレースのアンダースコートが露わになった。
恥ずかしさの余り股間を両手で覆うかおり
「いやぁぁ 恥ずかしいぃ だめぇ だめよぅぅ」
力げないかおりの両手を払い退けアンダースコートの股間へ顔を埋めて大きく息を吸い込めば、
汗で湿った布地をフィルターにして微かな淫臭が鼻腔を掠め、柔らかな内腿が顔や頬を撫でては
牡の本能を揺さぶる。かおりも布越しに当たる鼻先を感じピクッと身体が反応していた。さらに
アンダースコートとインナーショーツのクロッチを一気に横へずらすと、むっとする蒸れた汗や
性器臭に混ざり微かな尿臭が鼻を突いた。もうすでにかおりの匂いの虜になってしまった私は早
く匂いを嗅ぎたくて顔を埋め鼻息を鳴らしながら嗅いでいると
「秀樹ったら‥だめぇっ汚いぃ はぁぁぁん そんなに匂い嗅がないでぇ」
と恥ずかしがるも匂いを嗅がれることに快感を覚えたのか私の頭に両手を添えて後ろ髪を掴む。
テニスウェア姿でソファーにM字開脚で座らせられ、アンダースコートのクロッチが横にずらさ
れて陰部を曝け出されたかおりの嫌らしい姿と、汗や尿のほか女性器のあらゆる分泌物が蒸れて
醗酵して放つかおりの羞恥に至る淫臭が、猛の付いた雄犬のように私を欲情させた。
「スゥゥゥハァァァ スゥハァスゥハァ スゥゥゥゥハァァァァ」
「かおちゃんの匂いだ…好きだよ ずっっっと嗅いでいたいよ 好きだよ…」
ハーフパンツのなかは硬くなった肉棒がそそり立ってテントを張り、鈴口からは溢れる先走汁で
パンツを濡らしていた。獣が餌を貪るように鼻息を荒し何かを探すように嗅ぎ回り、ざらついた
舌でクリトリスや陰唇、膣口、肛門を舐め回した。さらに長い舌を腟口から子宮口に達するほど
挿入してはかおりの性器から排出されるあらゆる分泌物や溢れる愛液を吸い尽くした。
すでにかおりはその快感から激しく喘ぎ濃厚なクンニで何度もオーガズムに至っていた。
クロッチをずらした左手は離さず右手の中指と薬指を膣内へ挿入しGスポットを探ると腰が跳ね
上がり喘ぐかおりは
「あぁぁっはぁぁ・・そこ・そこォォ 秀樹ぃぃだめぇぇ気持ちいいぃ感じるぅぅ」
同時に私の唇はクリトリスや尿道口に吸い付き舌を転がしながら、Gスポットを捕えた二本の指
でゆっくりと時には電動バイブのように早い動きでしごくと、かおりは身体を激しく痙攣させる。
「はあぁぁだめぇぇぇ‥いくぅぅいくぅぅぅっいくぅぅ はぁぅぅぅ」
オーガズムに達した瞬間かおりはM字開脚した股間にある私の頭を両脚で強く挟むと同時に尿道
口から大量の潮を吹き出した。暖かくツンとおしっこの臭いが鼻を衝き、それは無色透明で塩辛
い味の液体だったが、かまわず私は迸るかおりの聖水を口で受け止めすべてを飲み干した。



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