『不倫の代償』
(#255)



投稿者 ひでかお


第五話 見知らぬ男?の羞恥

その後もふたりはスキーや温泉旅行など度々行っては不倫関係が一年を過ぎようとしていたある
日、私のノートパソコンに一通のメモが挟んであった。かおりの字であるとすぐに分かったが

≪土田係長 大事な用件をメールしましたので確認ください  小岩井≫

そのメールには

《この前、秀樹と会って別れたあと駐車場に車を停めて自宅へ帰ろうとしたら見知らぬ男の人に
声を掛けられ呼び止められました。50代後半位スーツ姿にネクタイの小柄な男でした。夜も遅く
暗い駐車場で怖くなり立ち去ろとしたら、その男が
「実は彼の奥さんに頼まれてきました。奥さんはもし浮気をしていたら別れて欲しい
 と言っています。別れて頂けなければ訴えるとも言っています。どうしますか?」
私達つけられていたみたい。
秀樹と別れたあとの事で怖くて"秀樹助けて"と心の中で叫んでいました。私は恐怖のあまり
「別れます、ですからこの事は彼の奥さんに内緒にして頂けないでしょうか」
と謝りましたが男は
「僕も依頼を受けてのことで仕事上は奥さんにちゃんと事実を伝えないといけませんし」
「じゃあどうすればいいですか」と涙目で尋ねると、男は少し間をおいて
「僕も慈善事業でこの仕事をしている訳じゃありませんし、いろいろ経費も掛かりますからね…」
「口止め料として5万円頂きます、それから…ホテルに一度付き合って貰います」
私は恐怖に震えながら涙が止まらず
「ホテルに行かなきゃ駄目ですか?」
と拒否するも受け入れられず、仕方なく自宅に帰って5万円を用意し駐車場へ戻ると、隠れていた
ように薄暗い車の影から男が現れた。5万円を渡しもう一度謝るように
[どうしてもホテル行かなきゃ駄目ですか?」
とお願いするとさっきまでホテルに付き合えと言っていた男の態度が変わり
「今回はホテルはいいです、その変わり彼とはもう会わないと約束してくださいね」
と言ってその男は立ち去りました。
その後自宅に帰って涙が止まらなくその日は一睡も眠られませんでした。私達会い過ぎたのかも、
月に二、三度にすればよかった。秀樹と何時ものように会いたいけどもう会えないよね、悲しいけ
どもう別れましょう。今までほんとうにありがとうございました。》

このメールを見た私は何か腑に落ちず妻が探偵を依頼する筈がない事や、もし浮気に気付かれたと
しても必ず私に話して問いただす性格の人だと確信していた。
私はかおりに会ってその男は探偵ではない事や妻に気付かれていない事などを話したく会社の書類
保管室へかおりを呼んだ。ノックとともに入ってきたかおりは今にも泣きそうな顔で抱きついてき
た。私も抱擁するように優しく抱きしめた。
「かおちゃんごめんね私が悪かったよ 泣かないでもう心配しなくていいから」
かおりは泣きながら私の話しを聞いてくれた。
「かおちゃん、その男は探偵じゃないよ」
その言葉に驚きながらも二人の関係が妻に気付かれてない事など話すと、かおりは全身の力が抜けた
ようにしゃがみ込んだ。私はメールでの内容しか知らされてないが、ほかにも何かあった様子なので
「かおちゃんほかに何か辛いことあったの?私が守から必ず守るから話してくれないか」
かおりは戸惑いながらも私の問い掛けに応えながら少しずつ全てを打ち明けくれた。

その出来事はこうだった、

【メールでは5万円を渡すと男は立ち去っていたが、実はそのあと男は駐車場に停めていたかおりの
車に乗り込みいきなり身体を触ってきた。スカートを捲りパンティの中へ手を突っ込み陰部を触りな
がらかおりの唇を奪い舌を入れてきた。男の手をはらい顔を背けて嫌がると
「奥さんに伝えてもいいんだね」
と脅されて男のされるがままになっていた。パンティを剥ぎ取られてむしゃぶりつくように嫌らしく
股間を舐め回わされ、男臭い肉棒を強引に根元まで咥えさせフェラを強要し、そこだけは許してと嫌
がるかおりの膣内へ肉棒を深く挿入しては激しく腰を振って最後には生臭い精液を膣内に放出した。
泣きながら耐え凌げば許してもらえると思っていたが、その男はもう一度付き合う事を強要してきた。
三日後の夜7時に場所は近くの小高い山で樹々の生い茂った道路脇の空き地へこの車で来るようにと、
その場所はかおりと何度か行った所だった。しかも次の条件をのまないとバラすと脅されて従うしか
なかった。その条件とは羞恥に耐えない内容で、会うまでの三日間は入浴しないこと、陰部も洗わず
に汚しておく事、しかもパンティも履き替えないで汚して履いておく事だった。
変態男の羞恥に逆らえないかおりはそれからの三日間は地獄で辛く悲しくて涙が出るばかりだった。
その日が来た、何をされるか怖くて何度も戸惑ったが、奥さんに伝えられる方がもっと辛く指定され
た空き地へ車を走らせなんとかたどり着いた。車を駐車して間もなく変態男は茂みから現れて助手席
に乗り込んで来た。
「言った通りにしたよね、君みたいに若くて綺麗な娘の三日間も洗ってない身体や
 汚れて臭いオマ◯コはどんな味がするかなあ、パンティの汚れがどんなか楽しみにしてたよ」
と言うと、かおりのスカートを捲り白地のパンティを一気に剥ぎ取ると裏返して股当て部分の汚れを
確かめた。外はまだ明るくはっきりと汚濁がうかがえる。陰部があたる箇所はおりものや拭き残した
尿の残滓のほか、あらゆる分泌物がゼリー状に固まり笹の葉状になってかおりの陰唇を象っており、
白かった二重の布地は全体が淡い黄色に染められ、湿った恥垢が粒となって付着していた。
変態男は汚濁にまみれたパンティの裏地に顔を押し付け
「言う通りにしてくれたんだ、凄い汚れだ!オマ〇コの形がしっかり付いてるよ、
 嫌らしくて臭いも凄く強烈だあ、このパンティは貰って置くよ」
と言うとかおりの顔を覗きながら臭いを嗅いだり舐めたりしばらくの間弄びポケットに押し込んだ。
いきなり男は座席ごとかおりを押し倒して寝かせ、両脚を持ち上げて開脚すると両親指で閉じた陰唇
を左右に大きく開きクリトリスや小陰唇、膣内まで見えるほど露わにした。そこには薄黄色びた恥垢
や乳白色の分泌物、拭いたティシュの切れ端などが付着して強烈な臭を漂わせていた。かおりはこれ
からされる猥褻で淫乱な行為に恐怖を怯え
「いやぁいやっやめてぇぇ恥ずかしい やめてぇやめてくださいぃっ」
と股間を両手で隠すも変態男はその手をつかんで除け汚濁を確認するかのように顔を近づけ
「おう汚れてる!こんなに汚れたオマ◯コは初めて見るよ、匂いも凄く臭くて強烈だあ、
 乾いたおしっこの臭いが嫌らしいねえ、汚いオマ〇コの臭い嗅がせてもらうよ、
 舐めるよ、どんな味がするかな、恥ずかしいいかい」
卑猥な言葉で犯し仰向けでM字開脚されたかおりの汚濁にまみれて強烈な臭いを放つ股間を変態男の
鼻面や唇や舌が駆けずり回る。
「いやぁいやぁぁぁやめてーっいやぁぁぁ」
と叫び抵抗するも両腕で押さえられて身動きが出来ない。股間にある頭を上下左右に動かしながら鼻
息を荒げて臭いを嗅ぎ、ざらついた舌で激しく舐め回わして味わい、唇を窄めてクリトリスや尿道口、
膣口を吸う。
「スウウウウハアアア スウウツハアアアア わあぁぁっ臭い 凄く強烈な臭いだ」
「ピチャピチャピチャ ジュルルルジュルルー」
「チューツッッ ジュルルルル チューッッ ジュルルルー」
「味も強烈だぁ 気持ちいいかい 濡れてきたね」
「もう我慢しなくていいよ 汚くて臭いオマ〇コ綺麗にしてあげるからね」
されるがままにクリトリスや陰唇、膣口から膣内、会陰から肛門まで付着した恥垢や分泌物のすべて
を舐め取られ吸い取られていた。しばらく続く激しいクンニを必死に堪えていたかおりも敏感なクリ
トリスを貪られる度に身体が勝手に反応してしまい涙が溢れて悔しかった。
車の中は嫌らしい響きと唾液で溶かされた恥垢や分泌物が放つ性器臭で充満していった。股間を舐め
味わってはかおりの唇を吸い、また繰り返し股間に顔を埋めて舐め味わう変態男は
「綺麗な顔してオマ〇コは汚れて臭いのが興奮するね 感じてるんだろ 身体は正直だね
 いっぱい蜜が出できたよ ジュルジュルルル チューツツ ジュルルル」
その密を吸い上げ舌を膣内に出し入れして激しいクンニが続く。堪えしのぐかおりの身体はもう既に
限界を超えており痙攣したその刹那、感情とは裏腹に絶頂に至った。
ようやく開放されたものの今度はそそり立つ肉棒を強引に咥えさてフェラを強要してきた。
「舐めてくれ、もっと強く吸って、しゃぶってくれ、奥まで咥えろ」
と泣きながら抵抗するかおりの頭を押える。さらに変態男は後部座席へ移動し運転席で仰向けになっ
ているかおりの顔を逆さに口の中へ肉棒を挿入イマラチオを強要。嫌がるかおりの顔を押えて腰を激
しく動かし肉棒を出し入れしたその刹那
「おぉぅ 出るよ 出る 出る あぁぁぁぁ」
喉元まで突き刺した肉棒の先端から液体が迸りかおりの口の中に大量の精液が放出された。
変態男はこれまでにない快感にしばらく浸っていたが、かおりは生臭い精液をティシュに吐き出し
「お願いです、もう許してください?」
と泣きながら問い掛けると
「君は若くて可愛いよ、彼が求めるものも僕と同じだよ。
 だけどこの場所で彼に抱かれる君の顔は違ってたな」
かおりは何を言っているか分からなかったが
「まだ許さないよ!彼と別れた事を確認するまではね、またこの場所で合ってもらうよ」
と言うと変態男は車から降りて茂みの中へ立ち去っていった】

私は酷い羞恥を受けたかおりの気持ち慰めながら出来事をこと細かく確認していくうちにあの小高い
山の空き地でかおりと何度かカーセックスをしたある日の覗き魔を思い出した。もしかしたらその男
が!きっと間違いない。男が立ち去る前に言った《この場所で彼に抱かれる君の顔は違ってたな》で
確信した。しかしこの事を話せない私はかおりを抱き上げて
「かおちゃん その男は単なるとおり魔だよ、ふたりの関係は知らないはずだ、
 たまたま駐車場で別れ際を見られ普通の関係じゃないと悟られ近づいて来たんだよ」
かおりは少し気持ちが落ち着いたようだが、まだ不安や恐怖心が払拭できずに
「わたしこのあとどうしたらいいの、いつものように秀樹とまた会える?」
私はいつまたあの覗き魔が現れるか分からないので、今の駐車場を解約して別の所にする事や車も知
られているので出来れば買い替えるなど、
「それからあの小高い山へ行くのはもうやめよう」
と最後に伝えかおりを抱き寄せてキスを交わすと書類保管庫をあとにした。

かおりは私が話した通り駐車場を解約し車も買い替えたためか、その後あの覗き魔がかおりの前に現
れる事はなかった。
不倫の代償を贖ったことでふたりの不倫関係が容認されたかの如く会って愛し合う頻度も増え、あの
忌わしい出来事から4年の不倫関係が続いたが、その後私の転勤をきっかけに別れることとなった。

                        終 

         もう十数年前のことですが不倫関係をまた、と思う今日この頃です




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