第13話
俺はその時ふと気がついた。 甘い香りの中には、香水も入り混じっているということを。 その香りはまるでラベンダーとヒノキに囲まれて森林浴をしているような香り、とでも例えればよいのだろうか。 静には就寝時に一滴つけて眠る習慣があるのかも知れない。 しかしパンティに香水をつけると言うのはあまり聞いたことが無いが、香りは紛れもなくパンティから漂っていた。 もしかしたらそれは静にしか解らないこだわりなのかも知れない。 いずれにしても俺は理性は粉々に砕け散ろうとしていた。 自分が今猫のレオに変身中であることも忘れ、本来の俊介としての本能のまま行動していた。 俺はクロッチの上から触ったり、あるいは舐めたりしているだけでは物足りなくなった。 もっと奥地へ。 もっと深部へと俺を駆り立てる。 俺は爪を立てないように注意しながら片手でクロッチをぐいっとよじってみた。 残念ながら真っ暗な布団の中なので、パンティをずらしてみても肝心なものが見えない。 俺の本能はさらに静の秘部へと導いていく。 そして、俺はついに触れてしまった・・・静の泉に・・・ 泉は先程からの愛撫のせいで、すでに十分な潤いを見せていた。 (ヌチョ・・・) 猫手を動かしてみるとかすかに粘着性のある水音がした。 俺は泉の内部や畔を隈なく触れた。 泉の上部にある小高い丘に猫手を伸ばしてみると、ほんのわずかな若草が繁っている。 正面からだと横幅1センチ、縦が4センチ、股下部分は数えれるほどしかなく、陰裂がほとんど丸見え状態であった。 決して無毛ではないのだが、極めて薄毛であった。 世の男性からはパイパン以上に人気の天然薄毛なのだが、静は逆にわずかだがコンプレックスを感じていた。 医学的には陰毛が多くても少なくても生理的な差は全くないと言われているが、俺としては少ない方が断然好みだったから、まさに天にも昇る思いであった。 (ヌチョヌチョ・・・ヌチョヌチョ・・・) 触っているうちにますます濡れてきた。 女性は眠っていても感じるらしい。 (静の蜜ってどんな味がするんだろう?さっきはパンティ越しだったけど、今度は直接舐めてやる~。むふふふふ~) 俺は昂ぶる気持ちを抑えることができず、猫舌を秘部にペチャリとくっつけた。 猫の舌は人間と違って表面が襞に覆われざらざらしている。 人間のつるつるとした舌で舐められるのと、猫のざらざらとした舌で舐められるのと、女性の感じ方はどう違うのだろうか。 俺はつまらないことを考えながら、静の陰裂に舌を這わせてみた。
12/14
|