官能の国~Shy Land~ |
Shyrock作 |
~Shy Landを訪れる人々~ 第1章 惠の巻 第2章 ありさの巻 第3章 あやの巻 第2章 ありさの巻 第1話 現在、彼氏不在の野々宮ありさ(21歳)は友人の横須賀アリス(21歳)を誘って、エロステーマパーク『Shy Land』に出掛けることになった。 「でもさあ、アリス~。『Shy Land』ってカップル向きじゃないの?女の子同士でも楽しめるのかなあ?な~んか不安・・・」 「そんなことないよ~、ありさ。この前雑誌に特集があって、女の子限定のアミューズメントやイベントもいっぱいあるって書いてあったよ~」 「でも、アリスとレズるのはちょっと嫌だなあ」 「何考えてるの?バカじゃな~い?女の子が1人でも入れるエリアがあるのよ~。もう!私だってありさとレズるなんて嫌だも~ん」 「アリスはオトコしか興味ないものねえ~」 「よく言うよ、ありさだってオトコには目が無いじゃん!特にオトコのナニがだ~い好きって顔に書いてあるよ~!」 「ひど~い!確かにオトコは嫌いじゃないけど、でも、ナニが特に好きってわけじゃないのよ~!」 「じゃあ、アレは嫌いなの?」 「いや・・・好きだけど(^^;)」 「あはははは~!やっぱり~!」 「何か填められた感じ・・・(--;)」 2人はそんな調子でワイワイガヤガヤと賑やかに、横浜港から船に乗って千葉沖の『Shy Land』へと向かっていった。 「ありさ?」 「なに?」 「今頃気がついたんだけど、今日の2人って全然服装が違うね~。まさかありさがダークなボーダーワンピースを着てくるとは思わなかったよ~」 「そういうアリスは黒のフードプルオーバートップスにオレンジ色のショートパンツだねえ。バリバリのB系じゃん!」 「ふたりの服装全然違うからおかしいねえ~」 「ほんとだね~。あはははは~!あ、そうそう、それはそうと『Shy Land』は初めどこに行く?」 「それがいっぱいあるよのねえ~。ありさはどこに行きたいの?」 「そうね~、『触手3D体験館』はすごく面白そう~」 「あは、ニョロニョロね。現実には味わえないものねえ。ちょっとキモいかも知れないけど、私もあそこはには興味あるなあ~」 「じゃあ、決まりね」 「うん、最初は『触手3D体験館』に行こう~!」 ありさたちは園内に入ってすぐに『触手3D体験館』へと向かった。 触手とは想像上の怪物で、エロアニメやエロゲームではすでに常連の悪玉ヒーローになっている。ただし、それはエロマンガやネットなどで見たことがあると言うだけのこと。 今日はありさたちの前にどんな形で現れるのだろうか。バーチャルの世界とは言っても、おそらく臨場感溢れる体験が期待できるのではないだろうか。 ありさとアリスはまるでお化け屋敷に入る直前の子供のように、緊張感を漂わせながら会場を訪れた。 会場は女性限定のアミューズメントと言うこともあって、カップル用の会場よりも空いているように思われた。行ってみると10人ほどの女性が並んでいた。 女性の係員がメガホンを持って何やら説明している。ありさたちも耳を傾けた。 「会場内には部屋が5つありますので5人の方が別々に入っていただきます。部屋に入ると中央に椅子がありますので、正面を向いて座っていただきます。なお、お席に掛ける前にショーツは必ず脱いで、横に置いてあるケースに締まっておいてください。そして、うしろにイヤホーン付のヘルメットが用意してありますので、それを冠っていただきます。 座席に掛けていただいてから、まもなくすると、照明が消えて真っ暗になり、正面のスクリーンに映像が映し出されます。その時に、座席が激しく揺れるますので、安全のため手足は固定させていただきますので予めご承知おきください。 なお、気分が悪くなった方は遠慮なく係員をお呼びください。 それでは皆さん、触手バーチャル体験をお楽しみください~~~♪」 第2話 「ねえ、アリス、触手と言ってもバーチャルだよね?なんでショーツを脱がなきゃいけないの~。それに手足を固定するって言ってるし・・・」 「もしかしたらバーチャルだけじゃなくて本当の触手が現れるのかもよ~。なんか、アリス、ドキドキしてきたぁ~」 「そ、そんな呑気なこと言ってる場合じゃないよ~。あんな気持ち悪いの、バーチャルならまだ我慢できるけど、リアルに現れたらありさ卒倒しちゃう・・・」 「うふ、オトコのナニに似たのがニョロニョロといっぱい現れるかもよ~ん?」 「や、やめてよ~。私、やっぱり行くのやめようかなあ・・・」 誘うアリス、ためらうありさ、2人がなんだかんだと言っている間に、いつのまにか最前列まで来ていた。 入場口附近の係員から「どうされますか?」と尋ねられ、さらには、うしろに並んでいた女性から「入るか入らないか早く決めて欲しいんですけど・・・」と催促が飛んできた。 ありさが依然ためらっていると、アリスがありさの腕を掴み、強引に入場してしまった。 「えっ!?えっ!?マジで入るの!?ありさ、やっぱり恐いよ~」 「だいじょうぶ、だいじょうぶ~。ホラーハウスじゃないんだから~。ありさは2番目の部屋だよ。じゃあ、またあとでね~!」 「ちょっとちょっと、待ってよ!アリスったら~!」 アリスはありさを置いて先に大きな文字で『1』と書いてある部屋に入ってしまった。 「あぁぁ・・・行っちゃったぁ・・・仕方ないかぁ・・・でも気持ち悪いなぁ・・・」 ありさは『2』と書かれた部屋の扉を恐る恐る開いた。 中はシンプルな作りで、奥行き、横幅、ともに5メートルほどの大きさで、正面にスクリーン、入って直ぐに場所に椅子が配置されていた。 まもなく、どこからともなくアナウンスが流れてきた。 『ようこそ~『触手3D体験館』へ。あなたは神官戦士。魔界に連れ去られたお姫様を助けるために、あなたは神官戦士となって魔界の奥深くへ忍び込んできました。多くの敵を倒し、ついにお姫様の囚われている城へ突入しようとしたところへ、淫獣ザッハークが現れました。ザッハークは緑色をした化け物で身体には無数の触手が生えています。武器のロングソードを駆使して、敵の触手を次々に切り裂いていってください。あ、でも、少し前に遭遇した敵に痺れ薬を吹き掛けられて、まだ腕が痺れています。うまく剣が操作できるか少し不安はありますが、まあ、何とかなるでしょう。では、ご幸運をお祈りしています!』 「ご幸運を祈っています、ってそんな無責任なぁ・・・。痺れた手でどうして剣を扱えると言うのよ~・・・まったくひどい設定・・・(--;)な~んて、ぼやいてても仕方ないし、とにかく椅子に座るしかないか・・・」 ありさは諦めて無機質な作りの椅子に座った。 その瞬間、部屋の照明が消えてしまい、真っ暗になってしまった。 「ぎゃぁぁぁぁぁ~~~!ありさ、真っ暗は苦手なのぉ~~~!エッチの時はいいんだけど(ブツブツ)。少しだけ灯り点けてよ~~~!」 反応はない。 しばらくすると、またアナウンスが流れてきた。 『お席に掛けていただきましたか?では最初にショーツを脱いで、その後、ヘルメットを冠ってください』 「ったくもう~・・・なんでパンティを脱がなきゃならないの・・・」 ありさはぶつくさ言いながら、その日穿いていたTバックショーツを脱ぎ、左側のケースに放り込んだ。続いて指示どおりにヘルメットを冠る。ヘルメットは耳の辺りまですっぽり填まる仕掛けになっていて、ヘッドホーンが装備されていた。 ありさはヘッドホンをつけて、椅子の肘掛けに手を置くとガチャリと音がした。 「きゃぁぁぁぁぁ~~~!マジで腕が固定されてしまったぁ~~~!これじゃまるでSMハウスじゃん~~~ひぇぇぇぇぇ~~~!」 今度はヘッドホンからアナウンスが流れてきた。 『左右の肘掛けの指の辺りにそれぞれボタンが付いています。右側のボタンを押すと剣を操作することができます。左側のボタンを押すと盾を操作することができます。両方をうまく操作すれば、敵を倒せるようにプログラムされています。でも、もし失敗したら・・・(ゴホン)とにかくあなたのご幸運をお祈りしています!』 「失敗したらどうなるって言うのよ・・・もう気になる言い回しするんだからぁ・・・。え~と、練習、練習・・・右が剣で、左が盾かぁ・・・」 (カチャカチャ) 第3話 しばらくするとまたアナウンスがあった。 「準備はできましたか?まもなくスクリーンに風景が現れます。いつでも剣と盾を使えるように準備をしておいてください。では城の中へ・・・」 アナウンスが終わる頃、スクリーンに映像が映し出された。 正面に城がそびえ、その上には青空が広がっている。自分は城に向かって駆けているようで、城がグングン近づいてくる。敵は1人も現れてこない。まさに嵐の前の静けさと言った風情だ。 「このままだとラクなんだけどなぁ」 ありさは心細そうにぽつりとつぶやいた。 城門に近づくと扉が自動的に開いた。 「なんで自動ドアなのよ~」 つまらないことで、ありさはぼやいた。 ここでは城門を突き破る場面など必要ないので省略してあるだけなのだ。 城の中は薄暗く魔界城らしくおどろおどろした雰囲気を醸し出していた。 「何よ・・・何もいないじゃん・・・」 と、その時、突然、画面中央に恐ろしい化け物が現れた。アナウンスで言っていた淫獣ザッハークのようだ。身体全体が緑色に覆われていて、もじゃもじゃ頭から角が生えていて目が金色に光っている。それだけではない、淫獣の両肩から無数の触手がにょきにょきと生えていた。 「ぎゃあああああああああ~~~!!キモいよおおおおおお~~~!!」 ありさはその恐ろしい姿を見ただけで震え上がってしまった。 画面から淫獣ザッハークらしき怪物がささやいた。 『グフフフフ、よく来たな。私は淫獣ザッハークだ。もうここから先へは進ませぬぞ。私の可愛い分身達の餌食になるがよい!それっ!!』 「ひぃっ!!」 言うが早いか、ザッハークの両肩でとぐろを巻いていた触手が数匹襲ってきた。 「きゃあああ~~~~~~~~~~!!」 ありさはふと剣と盾を操作するボタンを思い出し、必死に連打した。 『ウギャァ~~~~~~~!!』 適当にボタンを押しただけだが、運良く敵に命中したようだ。触手にダメージがあったようで不気味な悲鳴が聞こえてきた。 「キモぃ・・・」 間髪を容れず次の触手が襲ってきた。 「きゃあああ~~~!また来たあああ~~~~~!!」 ありさはボタンを叩く。しかし腕に輪っかが填められていて手が自由に動かない。もどかしさが募る。 「もう~思うように動かせないじゃん~。ひぃ~~~!」 どうにか敵の第2部隊を振り切ったようだ。 しかし次から次へと止めどなく触手は襲ってくる。 「もう~いやだあああ~~~~~!!」 ボタンを連打する。 「ん・・・!?」 次の瞬間、ありさは身体に異変を感じた。 股間が何やらくすぐったい。 「え~~~~~~!?う、うそ~~~~~~っ!!」 固定された両足の間に何か得体の知れないものが忍び込んでいるではないか。 それはぬるりと湿っていて、まるで軟体動物のような感触だった。 バーチャルのはずが、実体を得て画面から飛び出してきたと言うのか。 ありさは恐怖で声が出なくなってしまっていた。 「ひぃ・・・そ、そんなバカな・・・・・バーチャルのはずじゃ・・・」 ヘッドホンから低い声が聞こえてきた。あのザッハークの声だ。 『数匹の触手は無残にお前の剣に葬られてしまったが、運良くお前の剣をかわした触手がお前の秘部を捉えた。触手よ!この女に仲間たちの復讐をするのだ!犯せ!この女を徹底的に犯すのだ!!』 「いやあああ~~~~~~~~~~~~~~~!!そんなことやめてえええ~~~~~~~~~~~~~~~~!!」 ありさは今体験していることがアミューズメントであることをすっかりを忘れ、現実に受難したかのように半泣きになってしまった。 いや、アミューズメントとは言っても、何かが股間に忍び込んだのは錯覚ではなく実体であっただけに、ありさが錯乱を起こしたのも無理はなかった。 得体の知れない物体は、今まさにぴったりと合わさったありさの秘め貝をこじ開けようとしていた。 第4話 ありさが股間を覗き込もうとした時、椅子が後方へリクライニングしてしまった。 「きゃぁ~~~~~~~~~!!これじゃ入ってきたものを見たくても見れないじゃん~!!」 しかも椅子がリクライニングし上体が後に反ったところへ、シートベルトのようなものがガチャリと胸に巻きついてきた。 「ひぃ~~~~~~~!!これじゃまるでSMじゃないの~~~~~~~!私、やっぱりやめとくぅ~~~~~!ベルトを外してぇ~~~~~~!!」 返事がない。ありさの願いを黙殺したようだ。 得体の知れない物体は秘め貝をこじ開けた後、強引に侵入を始めた。 感触は硬いスポンジのようだが、形は男性のペニスによく似ていた。 得体の知れない物体はピストンを開始してきた。 (ぐにゅぐにゅぐにゅ~!) 「わわわわわわわ~~~~~!!そ、そんなストレートなぁっ!!わ、私、前戯とかぁ~ないとぉ~、いや、あのぉ、ちょっとそれ、困るんだけどぉ~~~!!」 (ぐにゅぐにゅぐにゅ~!) 得体の知れない物体は聞く耳など持っていないようだ。 まるでペニスのような動きで、抽送(注)を繰り返した。 (ぐちょぐちょぐちょ~!) 最初は驚くばかりで、感じることのなかったありさだったが、繰り返し攻められているうちに、次第に身体が順応していき、いつしか歓声が漏れ始めていた。 (ぐにゅぐにゅぐにゅ~!ぐっちょぐっちょぐっちょ~!) 「あぁ~ん・・・そんなぁ突いちゃぁ・・・あぁ~だめぇ~・・・はふぅん~、あぁん~・・・いやぁん~・・・」 スクリーンではザッハークがしたり顔で笑っていたが、すでにありさの視覚には入っていなかった。 『Shy Land』では、日本でまだまだ普及していないセックスマシーンにいち早く目をつけ、アメリカから10台を買い受けたあと、園内のアミューズメントに配備した。 そのうちの1台が、今、『触手』に姿を変え、ありさを攻め立てていた。 「いやぁ~~~ん~・・・あぁ~ん~・・・あぁぁぁぁ~~~~~!!」 (ぐっちょぐっちょぐっちょ~!ぐっちょぐっちょぐっちょ~!) ありさはすでにぐしょぐしょに濡らし、得体の知れない物体のとりこになろうとしていた。 「あああああ~~~触手って~もっとキモイものと~思っていたけどぉ~案外気持ち良かったりしてぇ~~~」 (ぐっちょぐっちょぐっちょ~!ぐっちょぐっちょぐっちょ~!) 「あぁん!わ、わたし!もしかしたらぁ、イッてしまうかもぉ~~~!」 (ぐっちょぐっちょぐっちょ~!ぐっちょぐっちょぐっちょ~!) 男根との大きな違いは、セックスマシーンの表面に小さな疣状の突起物が着いていて膣壁を擦ってくる点にあった。 Gスポットを激しく擦られたありさは一気に舞い上がってしまい、会場内で潮を噴射してしまった。 (しゅわ~~~~~~~~~~~~~!!) 「いやぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!恥ずかしいよぉぉぉぉぉ~~~~~~~~~~~!!!!!」 (しゅ~~~~~~~~~~~~~~!!) その時、挿入からすでに10分が経過していた。 スクリーンのザッハークがげらげら笑いながら、ありさに囁きかけた。 『お前の負けじゃな~。わっはっはっはっは~!命だけは助けてやる。今すぐ城外へ立ち去るが良い。姫を助けたくば、また来るがよい!!さらばじゃ!!わっはっはっはっは~!』 ザッハークの笑い声とともに、セックスマシーンは引き上げてしまった。 「・・・ん?もう終わりなの・・・?」 会場内が突然明るくなって、拘束具がすべて引っ込んでしまった。 ふと横を見るとティッシュケースが置いてある。 ありさはティッシュを数枚取り、濡れたところに宛がった。 (注)抽送・・・国語にはありません。官能小説界で時々使われている造語で「男性のピストン運動」を意味します。 第5話 ありさは秘所にティッシュを宛がったまま、まどろみの中にいた。 心地よい疲労が身体中に満ちていた。まるでセックスをした後のような気分。 起き上がろうとしたが、身体が痺れてしまって、すぐに起き上がれなかった。 その時、ありさ催促するかのような、お決まりのアナウンスが流れてきた。 「本日はご来場ありがとうございました。出口は後方扉が開きますので、そちらから退出してください。またのご来場をお待ちしております」 「もう~、気ぜわしいわねえ~。もうちょっとゆっくりさせてよ~」 ありさはわざと聞こえよがしに言った。 だが反応はない。 いつまでも休んでいるわけにも行かず、ありさはもぞもぞと着替え始めた。 立ち上がった。 腰がジンジンしている。 ありさはゆっくりと出口へと出て行った。 出口の外では、すでにアリスが清ました顔で待っていた。 「どうだった?ありさ。恐がってたけど、結構面白かったでしょう?」 「なははは」 「不気味な笑いして。どうだったの?」 ありさは声を潜めて、アリスの耳元でつぶやいた。 「吹いちゃったぁ・・・」 「吹いちゃったって、何が?」 「もう鈍いにゃ。んん・・・潮がぁ・・・」 「きゃっ!ありさ、潮吹きだったの?」 「もう!大きな声で言わないでよ~。恥ずかしいじゃん」 ありさはそれとなく男性の係員に目を走らせた。 ありさ達の様子をうかがっていた係員は、ばつが悪かったからか、すぐに目を逸らした。 「ねえ、ありさ~。『触手3D体験館』の横にショップがあるので行ってみない?」 「え~~~~~?『触手3D体験館』のグッズ??ってことは、触手の模型とか?」 「なんでも触手型クッキーとか、触手型バイブなんかが売ってるらしいわ」 「ありさ、そんなのいらにゃい~(><)」 「じゃあ、私ちょっと寄ってくるので、ありさ、ここで待っててくれる?」 「やだよ~。ありさも行く~」 「あはははは~、でも無理して買わなくていいよ」 「うん、見るだけ」 「さあ、次、どこに行く~?」 「ありさねえ、ここのオーナーのShyさんに会ってみたい~」 「え~~~!?そんなの無理だよ。でも、ありさ、会ってどうするつもり?」 「えへへへへ・・・」 「変なこと企んでいるんじゃないでしょうね(--;)」 「サインもらうだけだも~ん」 「へ~?疑わしいなあ・・・。それより、次はどの館に行くの?」 「シャイランドのオリジナルパフェが食べたい!」 「オリジナルパフェって、この前ちょっと話題になった例のペニス型の容器に入ったパフェのこと?」 「うん、そう^^」 「あははは・・・うん、行こうか?」 「わ~~~い!!」 「どこまでエッチな子なんだろう(_ _:)」 「人のこと言えるの?」 「言えない」 「じゃあ行こう~!」 「うん、行こう~♪」 ありさとアリスは話題の官能パフェ(女性用)を食べるために、バラエティエリアへと向かうことにした。 ありさのバッグの中では、先程買った『触手型バイブ』が歩くたびにカタコトと音を立てていた。 (第2章 ありさの巻 終 ~ 第3章 あやの巻へつづく) |
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