第11話“ピストン協奏曲”
座位だと身体を寄せ合っていれば結合部は見えないものだが、少し上体を離して下方に目をやればはっきりと結合部が覗けてしまう。 俊介「ありさ、ちょっと覗いてみろよ。オレの肉棒がありさの中にしっかりと食い込んでいるよ」 ありさ「や~ん、そんなの恥かしくて見れないよ~」 といいつつ、ありさは少し首をかしげてふたりの結合部を覗き込んだ。 薄っすらとした翳りの中に怒張したモノがズブリと突き刺さり律動している様は実に淫靡で蠱惑的だ。 ありさは結合部を見つめているうちに頬が桜色に変わっていった。 ありさ「あぁん・・・何かフランクフルトが食い込んでいるみたい・・・」 俊介「フランクフルトを自分で挿し込んだことあるの?」 ありさ「そんなのないよぉ~」 俊介「うそ、あるんだろう」 ありさ「ないってばぁ~・・・あぁん、恥ずかしい・・・」 俊介「よし、じゃあオレのフランクフルトでその恥かしい部分をもっと突いてやろうか」 ありさ「ああん、そんなことぉ・・・」 俊介「それそれそれ!それそれそれ!」 俊介はありさの臀部をしっかりと抱えて、太巻きのような肉棒を奥へ奥へと押し込んだ。 押し込むだけでなく、俊介得意の回転技も登場した。 ピストンとスクリューの繰り返しにありさはすぐさまメロメロになってしまい、浴室内に響き渡るほどの喘ぎ声を張り上げた。 ありさ「いやぁん~・・あぁん・・すごい~!はふ~ん・・ああん~!あぁぁぁ~~~~~!だめぇ~~~~~!!」 俊介は数分間座位で突き上げとかき回しを繰り返した後、休憩をとることなく体位を変えた。 いくらラブホテルの風呂が家庭用より広いとは言っても、ベッドやソファとは違って浴室での体位には限りがある。 ありさはバスタブの蛇口が付いていない方の縁を両手で支え、立ちバックの体勢をとった。 俊介がありさの背後に立つ。 ありさが屈むと背後からではあるが桃色の裂け目が覗け、ぐっしょりと濡れているのが確認できた。 俊介はおもむろに怒張したものを背後から挿し込んだ。 ありさ「くぅっ~~~~~!」 (パンパンパン!パンパンパン!) ありさ「ひゃあ~~~~~!」 後背位特有の効果音が狭い浴室内に鳴り響く。 俊介がありさと奏でるピストン協奏曲は4ビートが刻まれる。 (弱、弱、弱、強!弱、弱、弱、強!弱、弱、弱、強!) 3回の抽挿は浅く、4回目は強く奥まで挿し込まれる。 4回目の抽挿の時、ありさの表情が喜悦色を帯びる。 ありさの額からは早くも汗が滲んでいる。 俊介はもっと激しくてまるで長距離走のランナーのような激しい汗をかいている。 ふたりとも汗を拭うこともなく、ただひたすら愛の営みに没頭している。 (ズン、ズン、ズン、ズン!ズン、ズン、ズン、ズン!) ありさ「あ、あ、あ、ありさもうだめかもお~・・・にゃっ・・にゃっ・・にゃっ、にゃう~ん!」 俊介「うう、オレももう限界かも・・・イッてもいいかな?っていうか、もうイクぞ~!」 ありさ「待って、待って、先にイかないで!ありさももう少しでイキそうだからあ~」 俊介「うぐっ、もうダメだ!もう我慢できない!くお~~~~~!!」 ありさ「やんやんやん~!先にイッちゃダメだって~~~~~!」 俊介「うごぉ~!!」 俊介は怪獣のような声をあげ腰をピクリと痙攣させたと思ったら、すぐにありさの背後から抱きしめるように覆いかぶさった。 肉棒は奥地まで挿入され完全なる結合を果たしている。 ありさ「す、す、すごいよ~~~!!」 (ドビュ~~ン!) 白濁色の熱い液体がありさの最深部で噴射された。 俊介「ふう~、良かったあ、ありさ、先にイってしまってごめんね」 ありさ「いいの~、ありさは俊介が気持ち良くなってくれたらそれだけで嬉しいのお~」 俊介「この可愛いヤツがあ・・・」 俊介は背後から結合したまま、ありさの髪を撫で首筋にそっとキスをした。 第12話“エッチな椅子” 球「ありさたち今頃どうしてるかな~?」 浩一「うん、そうだな。おそらく激しくもつれ合ってるんじゃないかな?」 球「にゃっ、いやらし~」 浩一「どうして?いやらしいの?」 球「だって『もつれ合ってる』なんて言うんだもん~」 浩一「じゃあ、どう言えばいいんだ?」 球「『愛し合ってる』とか『いちゃついてる』とか・・・」 浩一「ぷっ!ヤツらそんな生易しいものじゃないよ、きっと」 球たちが想像したとおり、ありさと俊介はちょうどその頃浴室で第1ラウンドを開始していた。 球と浩一はありさたちとは違ってゲームを愉しんでいた。 とはいっても単なるゲームではなくてある賭けをしていた。 球が勝てば浩一が球にあるエッチな奉仕をしなければならない。 反対にもし浩一が勝てば、球が浩一の腰を10分揉まなければならない。 結果は球の快勝だった。 球「にゃっ、何を注文しようかな~?」 浩一「あんまり無理なことを言うなよ」 球「そんなの~、ダメダメ~!だってわたしが勝ったんだもの~」 浩一「仕方ないなあ、何でも言ってくれ」 球「ふふ、浩一ったら開き直ったのかな?あっ、いけない、風呂のお湯が溢れているかも知れないので、ちょっと見てくるね」 浩一「あ、忘れてた。すまないね」 球「ルンルンルン~♪」 球が浴室に入ると湯はすでに溢れそうになっていた。 球は慌てて湯を止めた。 その時なにげに浴室に置かれていた椅子が目に入った。 球「にゃっ?何、この椅子??」 球は椅子が奇妙な形をしているのに気付いた。 大きさはふつうと変わらないのだが、座る部分が7センチほど縦に開口していた。 球「?」 球は首をかしげた。 球「ふぅん?この椅子どうして座る場所が開いているんだろう?もしかしたら・・・」 球はすぐに部屋に戻り浩一に椅子のことを告げた。 既に浩一は脱ぎ始めておりTシャツとトランクス姿になっていた。 浩一は球の話でその椅子が何に使うものか分かったようで、ニヤニヤとしながら球とともに浴室へ向かった。 そして椅子を見てこっくりと肯いた。 浩一「やっぱり」 浩一は相変らずにやついている。 球「ねえ、浩一、この椅子って何に使うものなのよ」 浩一「分からないか?」 球「分からないよ」 浩一「これはだな、え~、巷では『スケベ椅子』と申しまして、大変ありがたいものでございま~す」 球「ふざけないでちゃんと説明してよ」 浩一「いや、冗談じゃなくてマジで『スケベ椅子』って言うんだよ。これはね、座ったままでアソコやお尻を洗うためにあるんだよ」 球「へ~、そうなんだ。ワクワク♪」 第13話「球のシルエット」 浩一「本来はソープランド用でね、ソープ嬢がお客の大事な所を洗うためのものらしいんだ。ところが最近ではラブホにも置いているところが増えたって聞いたことがあるけど、実はオレ見るのは初めてなんだよ」 球「へ~、ソープランド用なんだ。じゃあ、わたしが浩一を洗ってあげなきゃ」 浩一「いや、賭けは球が勝ったから、オレが洗ってやるよ」 球「にゃは、うまい事言ちゃって~。本当はわたしをスケベ椅子に座らせたいんでしょ?」 浩一「ありゃ、ばれたか!」 球「浩一のエッチ~!」 浩一「チェッ、よく言うよ。本当は洗って欲しいくせに~」 球「そんなことないもん!」 浩一「まあその話は置いといて、とにかく早く脱いで脱いで。湯が冷めちゃうぞ~」 球「にゃっ♪それじゃ脱いでくるね。湯を合わせておいてね~」 球が脱いでいる間、浩一は湯に温もり寛いでいた。 昼間の試合で酷使した筋肉がほぐれていく気がする。 アスリートにとって風呂は最も手軽な疲労回復薬だ。 来週からいよいよリーグ戦が始まる。 しっかりと筋肉疲労は取っておかなければならない。 浴室は少し湯気でかすんできた。 ぼんやりと湯気にかすんだ浴室で美しいシルエットを眺めるのもいいものだ。 球はまだ20才だが年齢以上に色っぽさのある女性だ。 浩一は一糸まとわずヌードになった球が浴室に現れるのを今か今かと待ちわびた。 (ガチャ) ドアのノブをひねる音がした。 球「お待たせ~♪」 球はたっぷりとシャワーを浴びた後、浩一の向い側に浸かった。 球の動作を間近で見つめている浩一に、球は照れくさそうに微笑んだ。 球「もう、恥かしいよ~。そんなに見つめると穴が開いちゃうよ~」 浩一「既に開いてたりして」 球「その穴は別なの~」 浩一「どの穴のことかな?」 浩一はそうつぶやきながら湯に浸かっている球の下半身に手を伸ばした。 球「きゃっ!エッチ~!」 球は身体をよじって浩一の手から逃れようとした。 だが無防備な全裸では防ぎ切れるものではない。 いとも簡単に浩一の手は球の股間に忍び込んだ。 球「いやん!触るのは後から~」 浩一「ケチなこと言うなよ~。ちょっと触るだけだからさ」 球「愉しみは・・あ・と・で・・・にゃっ♪」 球はそうささやきながらウィンクした。 浩一「うん・・・仕方ないか。じゃあその分、後でしっかりと可愛がってやるからな」 球に上手くいなされた浩一は不満そうな表情を浮かべた。 その様子はまるで駄々っ子が拗ねているようにも見える。 球は浩一のそんな子供っぽい仕草をむしろ愛らしく思った。 バスタブの中で向かい合ったふたりは、どちらからともなくそっとくちづけを交した。 (チュッ・・・) 第14話「口淫矢の如し」 くちづけの味と言うものは、その時、その状況によって変わるものだ。 浩一は球の唇からアメリカンチェリーのような甘酸っぱさを感じた。 浩一「球、かわいいよ・・・」 球「あぁん、浩一・・・嬉しい・・・」 抱き合っていると球の腹部に硬いものが触れた。 球「にゃっ!もうこんなに大きくなってるぅ」 球はニッコリと微笑み反射的に成長した浩一のものを握りしめた。 浩一「うっ・・・」 球「うにゅ~、ちょっと舐めたかったりしてぇ~」 言うなり球はあんぐりと口を開き、怒張したものの先端を一気に咥え込んでしまった。 浩一「うわ~!」 (ジュパジュパジュパ・・・) 浩一「ううっ・・・球、すごく気持ちがいいよ・・・」 球「そう?じゃあ、この辺りはどうかな?」 球は先端を指で摘んで持ち上げると、亀頭裏側の段差部分に舌を這わせた。 (ペロペロペロ、ペロペロペロ・・・) 浩一「くはっ!うふぁふぁ、そ、そこはくすぐったいよぅ~」 球「我慢しなさ~い~」 (ペロペロペロ、ペロペロペロ・・・) 浩一「うっ、や、やめてくれ!そこはくすぐったくて我慢ができない!ひぃ~!やめろって言ってるのに~」 球「ん、もう、我慢のない人。じゃあ全部咥えちゃおうかな」 (パックリ、ジュパジュパジュパ・・・) 浩一「ううっ!」 球が浩一の亀頭全体を咥えるとそれはさらに硬さを増した。 (チュパチュパチュパ、チュパチュパチュパ) 浩一はつらそうな声で訴えた。 浩一「きゅ、球・・・ううっ・・・あんまりしゃぶり過ぎると早くイッちゃうかも・・・」 球「え!?そうなの?まだイッちゃだめぇ~」 浩一「それにずっと湯船に浸かっているから少しのぼせて来たよ」 浩一は上気して顔が真っ赤になっている。 それに額からは滝のような汗が流れてる。 球が心配そうな顔をしてフェラチオを中断すると、浩一は球につぶやいた。 浩一「球、じゃあ身体を洗ってあげるから湯船から出ようか」 球「にゃっ、いよいよかなあ~?ワクワク♪」 浩一は身体を洗ってくれると言っているが、彼の魂胆はおおよそ読めている。 球をスケベ椅子に座らせて、大事な場所を洗うつもりでいるだろう。 相手の下心が見え透いてはいても、あえて填まってみたい時もある。 スケベ椅子は浴室に1つしか置いていない。もうひとつの椅子はごく普通のバスチェアだ。 「じゃあ、私こっちを使うね♪」 球はバスタブから出た後、スケベ椅子に湯をかけおもむろに腰を下ろした。 股間の辺りに触れるものがないので何だか落ち着かない。 球に続いて浩一もバスタブから上がった。 浩一はもうひとつの普通の椅子を球の背後に置いた。 シャワーで湯をかけた後、ゆっくりと陣取った。 球を洗う態勢を整えている。 球は少し照れ臭いのか、心なしか顔を上気させている。 球「この椅子、何か変な感じ~、股間の辺りが空洞になっているからス~ス~するよ~」 浩一「洗い放題、いじり放題だね~♪」 球「もう!エッチなんだから~」 浩一はスポンジにボディシャンプーをたっぷりと浸みこませた。 そして球の背中から洗い始めた。 球(はにゃ?どうしたん?えらくマジに洗ってくれてるじゃん?どういう風の吹き回しかな?) 浩一のことだからはしゃぎながらすぐに球の股間を洗い始めると予測していた球であったが、普通に背中から洗い始めたから球は拍子抜けしてしまった。 でも気持ちが良い。 球「あぁ~、しあわせな気分~♪」 背中の泡にまみれた部分がどんどんと広がっていく。 第15話“実践スケベ椅子” 浩一「今度の正月旅行は楽しみだね」 球「うん、楽しみ~♪ありさたちもいっしょだからすごく盛り上がるだろうな~」 浩一「盛り上がり過ぎて乱交パーティーに発展してしまったりして」 球「ゲッ・・・それはないっしょぅ~」 浩一「はっはっは~、冗談に決まってるじゃないか。ラヴはやっぱり二人だけでしっとりと・・が一番だよ、そうだろう?」 球「あぁん、想像しただけで濡れてしまいそう♪」 浩一「どれどれ?」 ちょうど背中を洗い終わった浩一は泡まみれの手で尾てい骨の辺りに触れた。 球「きゃあ~!エッチ~!」 ふつうなら椅子に座った女性の恥部を触ろうとする時は、手を前方に回すものだ。 ところが球はスケベ椅子に座っているので、股間の下が開口状態だ。 妨げるものがないので浩一は簡単に球の秘所に触れることができた。 (グニュ・・・) 球「やだぁ~、そんな泡だらけの手で触らないでよ~」 浩一「心配しなくても中まで洗わないからね」 浩一は球の耳元でそうささやくと、背後から身体を密着させ左手を乳房に廻した。 そして右手は球の秘所に伸びた。 球「いやぁ・・・」 指は大陰唇の膨らみをなぞるような動作を見せるだけで、決して小陰唇を触れようとはしなかった。 人差し指は大陰唇右岸を、薬指は大陰唇左岸を軽く撫でるだけで、遊んでいる中指はあえて使用しなかった。 2本の指は大陰唇の両岸を前方から後方に掛けてスーッと羽根で触れるようにかすめた。 まだかすめる程度の動作だと言うのに、球は早くも激しい昂ぶりを見せていた。 球「にゃっ!そんな触り方をしちゃダメぇ~!!」 浩一「え!?でもオレは愛撫なんてしてないもんね~。球の大事な場所を洗ってやってるだけなんだけどな~」 球「そんないじわる言わないでぇ・・・」 浩一「じゃあ、どうして欲しいの?」 球「触って・・・」 浩一「どこを?」 球「やん・・・そんなこと言えないよぅ・・・」 浩一「ふ~ん、言えないんだ。じゃあ、もう止めようかな?」 球「浩一のいじわるぅ・・・」 浩一「じゃあ言ってよ。どこを触って欲しいの?」 球は声をひそめてつぶやいた。 球「あそこ・・・」 浩一「あそこってどこなの?」 球「そんなの恥かしくて言えない・・・」 浩一「ねえ、どこなの?」 浩一は球の耳に息が掛かるほど近づいてそっと尋ねた。 球はついに観念して恥ずかしい単語をつぶやいた。 球「オマ○コ・・・」 浩一「よく言えたね。じゃあ」 そんな軽い会話を愉しみながら、浩一はいつしか球の身体についた泡をシャワーで流してやっていた。 大事な場所にシャンプーが沁みると言う心配はもうない。 浩一はスケベ椅子の開口部分に指を這わせた。 (クチュ) 球「あっ・・・」 今度は先程のように焦らすことはしないですぐに敏感な箇所に触れた。 前頁/次頁 |