第8話

「お風呂のあと、そして愉しんだあとは、仕上げのマッサージ。それが健康の秘訣というものです、奥様」
「そんな、何なの、これっ!!放しなさいってば!!」
「当館のマッサージ機は使い放題。正に奥様の気が済むまで、極上の快楽を味わって頂けます。それでは、夢と快楽の世界をどうぞお愉しみあれ…」

かちっ。

その音と共に、私の股間~いつの間にか私のアソコに何か得体のしれない棒状の黒いカタマリが入っている!~の中で何かが鈍い振動を伴って動き始めた。

ががががが…がごん、、、がごん、、がごん…。

「うぐぐ…?うがんぐ、ぐ、ぐ、ぎ、きいやYaぁぁぁ@Aaaaaaa!!!!!!」

マッサージ機の動きは決して早くはなかったが、昔の機械だからなのか動きが妙にぎこちなくて、それがまた予想出来ない動きとなって私の奥を掻き回す。
更に、ガタがきているためなのであろう、振動がひどい。
ものすごく大きなバイブレーターを入れられたようなものだ。
しかもそれが私の一番感じるナカで滅茶苦茶に動き回るのである。

ぐいん、ぐいん、ぐいん…。

「ひぎいぃぃぃいええええああ@aaYaaaぁぁぁぁー!!」

機械が温まってきたせいか、だんだん動きが良くなってきた。
次第にマッサージ機らしく、リズミカルになっていく。

ぐいん、ぐいん、ぐいん、ぐいん、ぐいん、ぐいん…。

「ぎyA@aa#あぁぁぁぁぁぁぁぁぁaaaaaaaー!!」

マッサージ機の動きはだんだん複雑かつ早くなり、私のおまんこの中を生き物のように暴れまくりながら振動と共に私の最も感じるところを滅茶苦茶に刺激しまくっていく。
その快楽…というか強襲感は、誰かのペニスで犯されているなんてもんじゃない。

ぐいん、ぐいん、ぐいん、ぐいん、ぐいん、ぐいん…。

「ぎぁぎいひぃぐGeぎGiGeげげえぇeeeぎiGaゃHひiiiぃぃぃ!!!!」

私はそれこそマッサージチェアが壊れんばかりに暴れ狂い、手足が引きちぎれんばかりに悶え狂った…が、腕と脚をガッチリと椅子に固定している拘束は一切緩むこともない。たちどころに絶頂に達してしまった後も、マッサージ機は人間と違い、休むことなく動き続ける…。

「おい、“硝子”、大丈夫なのか?」
「壊しちまったら、仕事にならねーんだぞ?」
「大丈夫ですよ、たぶん…」

まだいたんだ、あのヤクザども。
は、はやく、早く止めてもらわないと…本当に気が狂っちゃう!!
私はありったけの大声を振り絞って、叫ぶように、このヤクザ共に懇願した。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あっ!!!お願い、取ってっ!外してっ!お願いイッちゃう許してもうイッたあぁぁぁダメぇ苦しい死んじゃううぅぅぅひいぃぃぃ」

ぐいん、ぐいん、ぐいん、ぐいん、ぐいん、ぐいん…。

聞こえてるの?ねぇ聞こえてるんでしょう?
お願い早く止めて、本当に死んじゃうから!!
…叫び続ける私の声は、もはや人語とは呼べないものになっていった…。

「お願い止めてやめてぐるっぢゃうしんじゃうだずげでひどいひどい止めてえぇぇまたイグいぐいっちゃうぅぅだめダメたずけてぐるぃじぬじんじゃうぐるっぢゃあああ」

早く止め…早くお願い、気が狂っちゃう!頭がオカシクナル!
…どれほどの勢いでもがいでも、死ぬほどゆすっても、拘束椅子はビクともしなかった。

ぐいん、ぐいん、ぐいん、ぐいん、ぐいん、ぐいん…。

「イク゛イッヂゃいいいまだイグううぅぅイグッイグっもうダメダだめぐるぐるいいっいっちゃういっチャうああぁぁぎゃぁぁぁぁ」

…それはさながら電気椅子に座らされ、いままさに電流を流されている死刑囚であるかのような有様だった。

ぐいん、ぐいん、ぐいん、ぐいん、ぐいん、ぐいん…。

「イク゛イッヂゃいいいまだイグううぅぅイグッイグっもうダメダだめくるっちゃうぐるじいっいっちゃういっチャうああぁぁぎゃぁぁぁぁだすげであだまへんになっぢゃuuuiぃぃ@あァァァァァIぐイッぢゃヴぅっっタズケでまたイクっいzちゃうっ゛」

「うわぁ、すげぇ感じ方!!」
「これ殆んど拷問だぜ。大丈夫なのかよ」
「少なくとも、死ぬことはないと思います…たぶん」

そんなやりとりをしながら、ヤクザの男たちは“連続絶頂地獄”を味わっている私を置いて、ぞろぞろと更衣室を後にしようとしていた。

ぐいん、ぐいん、ぐいん、ぐいん、ぐいん、ぐいん…。

「ぞ、ぞんなぁぁぁあああぎゃぁぁだすげでだずけで行かないでぐだざeとめてどめでおねがいじまずなんでもじま゛ずから@ぁぁぁ!!!」

私はこんな状態で独りここに取り残されてしまう…!?
そんな、いまここに放置されたら私は…。

「おげがいじま゛ずぅ!!なんでもゆうごどぎぎぎゃあぁぁぁぐるぐるがひぃうぎゃあぁぁぁ@げひぃぃいぐeぐいxぢゃヴぅぅぅiiiieぁぁぁぁAァー!!!」

さっきまで私を犯しまくっていたヤクザたちは、まるでおもちゃに飽きたかのようにひとり、またひとりと更衣室を後にし、最後に…

「じゃ、ごゆっくり」


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