第7話

分かりやすく表現すると、こんな感じだ。
まず1人が挿入し、普通にずっこんずっこん出し入れし続けている。
残る2人は私の身体の右側と左側にそれぞれ位置し、おっぱいはもちろんのこと、乳首、首筋、耳たぶ、脇腹、お腹、背中、腰、太もも、足先…ありとあらゆるところを愛撫する…いや、愛撫なんてもんじゃない。殆んどこれはもう「拷問」だ。

想像して欲しい。
1人だと触れる範囲が限られているから、その刺激に対して身構えることも出来なくはない。
しかしこれが2人となると左右から別々に触れる。
挿入している側も手は使えるから、合計6本の手が私の身体を這い回る。
その刺激の容赦無さは、もはや快楽なんて次元を超えた“地獄”と言っても過言ではない。

両方の乳首を摘ままれたり舐められたりながらクリトリスを弄られつつ、おまんこに入れられ突かれ続け、残ったすべての手で全身のありとあらゆる感じるところを触られまくる…こんなことを延々と続けられたら、どこの女がまともで居られるだろうか?

「ごげぎゃい、ぐぎゃあぁぁ、ぎゃめっ、ぎゅぎゅぎげっ、ぶぶぶぶぶ、ぎぎぎぎぎ、ぎゃああ@A、Hiぎぃぇぇぇぇeー、Ahaaaaaaa@ぁー!!」

私の叫び声がどんどん人間じゃなくなっていくのが余程面白いのだろう。
3人はただ触るだけでは飽き足らず、6本の手で乳房の周りや脇腹、お腹などを、指先をわざと意地悪に折り曲げて、こちょこちょとくすぐり始めた!
もともと催淫剤の効果もあって全身が敏感になっていることもあり、私はそのくすぐったさとも快感とも分からない~とにかく“地獄”としかいいようのない~全身の戦慄きに獣のごとく絶叫しながら身体をよじり、縛られた状態のままびくんびくんと跳ね狂った。

「あぎゃぁA@ぁぁぁ、ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ、ぶぎぎぎぎGi、ぐぼおぉぉぉooo、ぃEぃいぃぃぃぃ、AひゃHyぁHyぁHy#@、EEEEEe∃…」

もちろんこの間も男性の大きなペニスは私の中に入りっぱなしである。
この激しい腰の動きに、入れている側はさぞかし気持ちが良かったのだろう。
たちどころにイッてしまい、私のナカに白い情熱をブチまけた。
そうすると、次の男に交代である。
こうして3人がローテーションで順番に私の穴を塞ぐのだ。
男の側は天国だろうけど…私はどっちなの?天国?地獄?

(…くすぐったい、でも気持ちイイ、でもダメくすぐったい、やめて、いやダメ、やめて、いややめないで、いやダメなのっ、くすぐったすぎて、でもかんじちゃって、いやダメ、そんなふうにさわったらたえられなひひ、ひひひぃ、ははは、はははあhahaha、あん、うひぃ、あひっ、いぐいっちゃ…う、ううう、うひぃ、いひあはは、あはははは…)

一瞬の休む間もなく全身に耐え難い刺激を与えられ続けた私の脳は絶頂をとうに越え、もはや発狂の域に到達しようとしていた。
そして、遂に…。

「ぐひゃHぃっ、ぐすぐったeぐすぐったいよZっかんべんじでゆRuじでJんじゃうあぁぁHaははハはダメだめD@ってひひひeHははイグだめそこキモチee@いぃイクいくIkuってばAぁ@Eひひひひiiiぃイグxいいxあ@っくすGりゅのダめもうくHyaめでおMぇがΣいじまZぅひひゃHyaはHaひひJんJゃうがRa@ぁひひ、ひひひぃはははHaHぁはhaハhaAんうひぃあひっいぐいっ茶ゃ…うuうううuうひぃいひKすぐったhee@あHはあHはははひMきいぃぃぐるZぃくすぐっDayぐるSheeいAんっいeeっちゃ@っあんもうDぁめソコだMeカンジちyAぅイeイグまたいっちゃう@あはhahaはぃイグxまたIkぅイグまたイッchaウアハハハHハヒHiヒヒヒ☆ウ√ヘ♪ヘHeHe#e■■■■■■■■■■■」

「あれ?奥さん?奥さんってば!」
「ダメだ、白目剥いて気絶しちゃってるよ」
「ちょっとやり過ぎちゃったかもなぁ」
「何言うとるねん、今日の仕上げは “こ・れ・か・ら” やでぇ…」
「そうですね。寝ているならむしろ好都合というものですよ」



「………!うぐっ!!あ、あによ、これっ!!」

声が…出る?
猿轡代わりに噛まされていた温泉タオルが外さていたようだ。
だんだん、意識が明瞭になってくる。

…私は、何か椅子のようなものに、座らされている?

立ち上がろうとした。
…が、動けない。
先ほどまでと違い、今度は椅子のひじかけに両腕が、椅子の脚の部分に両脚が、左右それぞれ固定されていた。
縄と違い、今度は粘着テープのようなもので、念入りにグルグル巻きにしてある。

さっきの縛りは手足の自由が利かないとはいえ、まだビクンと跳ねたりする余裕があった。
が、今回のこれは、肘から手首までをビッシリ、脚はふくらはぎの部分全部をガチガチに粘着テープで巻かれ、椅子に固定されていた。

何だこれは?
まるで誘拐されてきたみたいだ。
私がいったい何をしたっていうの。

「お帰りなさいませ、奥様。とても麗しゅう御座います」

この声は“硝子”だ。
さっき私を滅茶苦茶にイカせまくりながらここに連れてきた、あの悪魔の如き男。
よくもいけしゃあしゃあと。

「な、何なのよ、これは!!」
「何って…マッサージチェアですよ。温泉にはつきものでしょう?」
(!!!!!)
私がいま腰掛けているものは、マッサージチェア?
そう言えば着替えるとき更衣室にあったわこれ。


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