第4話
(…そうか。そうなのか。
そう言われてしまったら、逃げるわけにはいかないだろ。男として)
電気屋はそう考えたあと、浴室内の湯音調節パネルに表示された現在時刻をチラと見た。
PM3:30。
次のエアコン修理アポイントはPM4時だった。
ここからだとちょうど10分の移動距離である。
服着せたりする時間を10分とすると、あと10分くらいしか時間がない。
(その時間で勝負するしかあるまい。女遊びしてて仕事に遅れるようならプロ失格だ)
「わかった、あと10分だけな」
言うや否や。
電気屋はもはや無抵抗となった若妻の秘部に、いきなり巨神化したイチモツを突き刺した。
無論万一の間違いなど無きよう、ゴムはしっかりと付けてある。
濡れてはいたものの、その激しさと奥まで響いた衝撃に若妻は、
「!!!!!!!!!!!!!!!!!」
声にすらならない何かを吐き出した。
M字状に開脚した若妻に先ずは正常位、正面突破の型にて、
突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く
突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く突く
「きゃあああああうわあぁぁぁいくイク逝っちゃうダメだめ駄目えぇぁゃあまたイクいっちゃうダメしんじゃぁぁああまたイクうぅもうほんとダメ壊れるこわれああぁぁイクいくいっちゃああうあああああいいいいぃぃぃeeeee@@@@@!!!!!~~~~~」
それは機関銃もかくやの勢いであった。
対する若妻は、旦那の普段のそれに比べてあまりにも大きく深いものが膣内の敏感な部分に突き刺さったと思えばまた後ろに下がりまた突き刺さったと思えば後ろに下がり…その1往復の度に1回絶頂を迎える有様であった。
逝ったあとにすぐ逝き、その後にまた逝き、止まることのない絶頂循環、すなわち、
逝きっ放し
というやつである。
約5分この地獄絵図が続いたあと、電気屋が銃身を完全に抜いたときににはその穴蔵から湯気が見えたほどであった。
「あ、へ、は、は、う、ひ、へへへ…」
普通ならもうこれで終わりであろう。
が、「仕事は終わりまで手を抜かず万全を期す」が信念の硝子電気商会である。
実はまだ1カ所、責めていない箇所があった。
そこを味わわせないでどうしてこのまま帰れようか。
電気屋はぐったりとして動かなくなった若妻を、まるでフライパンでお好み焼きをひっくり返すかのように素早く反転させ、浴槽に突っ伏すような姿勢で四つん這いにさせた。
そのうえで電気屋はローション(修理部材として持ち込んでいた?)をイチモツに塗りたくったかと思うと、若妻の使っていないもうひとつの「穴」に、今度は少し慎重にそれを差し込んだ。
「ひぃぃぃぃっ??」
悲鳴に近い声をあげる若妻。
クンニすらされたことがないのだから、無論こっちの穴に入れられるのも初めてである。
バックの体勢にて、ゆっくりと腰を前後に動かす。
と同時に、両の手はおっぱいをしっかりと包み込み、ときどき乳首を摘まんでいる。
「あ、あ、、、あ、、、何これ、こんなの、、、、凄い、、、ヘン、、、あ、、、またイッちゃう、イッちゃうよおぉぉぉ」
アナルは相手により、感じ方の度合いに相性がある。
中には痛いだけの女性もいるが、幸か不幸か、若妻は感じる方だったようだ。
これまで知る可能性もなかった未知の異物感が、身体の底から湧き上がる快楽、そして背徳感と混じり合い、若妻の脳を焼いた。
「わあぁぁ、わた、わたしのっ、オシリ、おしりガッ、ダメそんなっ、そんなことっ、わたワタシ、お尻の穴っ、犯さレてルっうあぁっ気持ち狂うっうあっまじでっ気が狂ウっうぅうああああアアああダメだめこれクセになっちゃうこれナシで生きてイケなくなるっダメいっちゃまたいっちゃあおっぱい触らないでダメあぁもっとシテ乳首イイのお尻とチクビうぐぁダメなのヘンになる狂ッチャうぐるっぢゃああまたイグううぅぅっああダメしんじゃウじんじゃうオガジクなるッああたまヘンなっじゃうぅぎがぐるっあああぁまだイグイグイグだめダメいぐイグいっぢゃア@アァァァァァァァッx!!」
このとき、若妻は初めて「襲われてる」というより「セックスしてる」喜びに満ちた嬌声をあげ…最後に大きく果てた。
ちょうど残り5分の時間を使い切ったタイミングであった。
「仕事」を終えた電気屋は、その後なおも求めてくる若妻に何とか服を着せ、自らもサービスマンの仕事着に戻り、せめてもの名残りに深くて長いディープキスを交わして、旦那に見つかることなくその家を後にした。
宣言通り、エアコンとともに「妻の感度」を治した電気屋は、時間通りきっちりと次の仕事をこなすのであった。その次の仕事も、その次も。
もはや旦那とのナイトライフがすっかり物足りなくなってしまった若妻と、その電気屋の関係がどうなったのかは誰にも分からない。
もちろん旦那は、何故妻が夜の誘いにあまり喜んで応じなくなったのかなど知る由もない。
了
前ページ *** 著者後書き ***
本文章は当方渡硝子が運営するサイト「性感快楽駆け込み寺」の読者様より、
「エアコンが故障したため修理を依頼。修理業者さんがエアコンの修理を行なっている際に私は風呂に入ってて襲われる」ってシチュエーションで話書けませんか?
というリクエストを頂き、書かせて頂いたものです。
家の人がお風呂入ってるのに家に乗り込む電気屋ってどんなだよとか、そもそも家の施錠はどうなってんだよとか、電気屋はどうしてリスクを冒してまでそんなことするのかとか、そもそもの設定が理不尽なことだらけで物語化が難しいテーマでしたが、とりあえず話としてギリギリのレベルで辻褄が合っている…ように仕上げたつもりです。
ちなみにタイトル「電気屋○○ちゃん」は、ご存知の方はご存知でしょうが、昭和のころ有名だった某AVタイトルをパク…パロったものです(笑)。