第22話 見つめられながら中出し


「はふぅ、ああんっ……オチ〇チンにこすられちゃう」

「ぐぅ、そんなに絞めつけるなよ」

「だってぇ、気持ちいいから……あたしも一週間……オナニー禁止してぇ」

智花は一人でセックスをしていた。
治彦の胸板に両手を突き、まるで和式トイレで用を足すスタイルそのままのポーズで、腰の上げ下げを繰り返していた。

「んんっ、ひうっ……智花のエッチなお肉が……ひ、開いたり、閉じたりしてぇ……あぁ、わたしのお肉だってぇ……」

その傍らでは、孤独な慰めに徹する真由美の太腿が、弾けるような跳ねた。
覆い隠していたスカートは、あられもなくめくり上げられている。
片手で机の端を掴みながら、利き腕を女の股間へと潜りこませ、そこにしっかりと貼りつかせた臙脂色のブルマを激しく撫でこすらせていく。

「真由美もブルマを穿いて……俺のために……」

「あっ、あはぁんっ……治彦は、ブルマフェチな男の子だから……」

「ははっ、そろそろ俺も……」

「だめよ……治彦は動かないで……はぁっ、今夜はぁ、あたしだけで……エッチするんだから」

色違いの食いこみブルマに絆されて、治彦の男心が疼いた。
禁欲を強いられたペニスが、同じく禁欲を共にしてくれた膣の中で、一回りも二回りもそのボディを成長させる。

「とっても太くなってるぅ……それにとってもぉ、硬くなってるぅ……ひはぁ、奥まで突かれてぇ、智花も……いいぃっ」

跨る少女が、背中を反らせた。
頭のてっぺんまでビンと一直線にさせると、咥えこむ粘膜のヒダを収縮させる。

「はふぁ、くぅん……指が吸いこまれちゃう……真由美のアソコ……オマ〇コの穴に、あはぁ、感じるぅ……」

ウエストのゴムを引き伸ばして差し入れた手のひらは、さらに奥へ奥へと潜りこんでいた。
臙脂色の生地をモゾモゾとさせるたび、男を知らない少女の肢体は激しく揺らめいてみせる。

「真由美……どんなにオナニーが快感でも……ふぅん、大切な膜は傷つけちゃ……だめよ」

「わ、わかってるけど……あぁん、指が止まらないのぉ……真由美の大切なところに、はくぅ……どんどん沈んじゃうのぉ」

机を寄せ合わせただけの簡易ベッドが、ミシミシと軋んだ。
セックスとオナニーと、性の欲求に踊らされ激し過ぎる行為が、深夜の教室をざわつかせた。

「ふはぁ、あぁっ……子宮まで揺らされてぇ、治彦……出してぇ、智花の……オマ〇コに、熱く染みるのを……」

「ぐぅ、スキン……着け忘れてるぞ」

「いぃ、いらない……あたしはぁ、生がいいのぉ……くはぁ、ジンジンしちゃう」

足の怪我は完治したのだろうか?
心の隅に雑念のように沸く想いを、治彦は首を振って打ち消した。
そんな足を踏ん張らせて、弾ませるように女体を揺する智花を、欲情した眼差しで見上げた。

「出しちゃうのぉ、精液……? はう、うふぅっ、セックスだからぁ……?」

黒々とした染みをブルマの股間ににじませて、真由美は訊いた。
机からずり落ちては身体を引き上げて、痙攣する腿の肉を強くよじり合わせていた。

「ぐっ、一週間分の濃縮ミルクだ。智花のオマ〇コに全部注いでやるからな」

「ちょうだい、ミルク……智花のオマ〇コが……はふぁ、残さずに飲み干してあげる」

下半身の唇は、治彦の肉棒を根元まで飲みこんでいる。
そのうえで智花は、声音を奏でる真の唇も大きく開いた。
しっとりと濡らした唇の肌を、撫でつけるように舌で舐め直して、立たせていた上半身を倒した。
寝そべる治彦の胸板へと、飛びこむように肌を重ねた。

「好き……くぅ、大好き……はむぅ、じゅりゅ……」

「俺も好きだ……じゅりゅ、智花……」

キスという形で、唇と唇が合わさっていた。
火照りきった肌と肌とも、にじんだ汗の膜を通して貼り合わされていた。

起立したペニスが、絡みつく膣肉に引き倒されている。
女の快感を極限に高めるポイントに、偶然か否か?
節だつ肉棒の肌が、そんな柔肉の粘膜を強く押し削る。

「ちゅぶっ、ふぅーっ……くぅんっ、んぐぅーぅっっ!!」

吸いついた唇の中で、誘いこまれた治彦の舌に前歯が当てられる。
甘噛みというより、智花に本気で噛まれた。

目尻からこぼした涙の粒を男の頬に撫でつけながら、少女の肢体が波打つように痙攣する。
淫らなエクスタシーのサインを知らせるように、挿入させた男の急所を、濡れそぼる膣の筋肉がヒステリックに引き絞った。

「ぐはぁ、んむぐぅぅっ!」

快感なのか?
苦痛なのか?

刺々しい電流を浴びながら、治彦は腰を弾ませた。
破裂するほど詰め込ませた体液が、ペニスの先端を一気に膨張させる。
そして白く沸騰させたマグマを、凄まじい勢いで放出させる。

「ぶはぁ、はぁぁっ! 熱いお汁がぁ……智花のお腹の中にぃ……ふうぅんっ……」

膣内に満たされる精液に、少女は笑っていた。
治彦が愛するポニーテールが似合う女の子は、よじれたブルマを震わせて、セックスのラストに感極まった泣き顔も見せた。

「これがセックスなのぉ……あはぁ、くうぅ、んんっ……わたしもぉ、真由美もぉ……ひうぅぅっっ!!」

そして、セックスを観覧する条件としてオナニーを見せる少女もまた、全身を駆け抜けるエクスタシーに酔いしれていた。
スカートがはだけ、ブルマに詰めこまれた腰肉を恥ずかしげもなく身震いさせる。
それが全身の肌へと伝播し、ショートヘアーの似合う少女は、片手の指で机の面を引っかきながら、その身を崩し落としていく。

「はあ、ふぅっ……ちょっと休憩……」

治彦は智花を抱いたまま、身体を起こした。
大げさに息を吐き出すと、虚ろな目をした智花の背中をさすった。

「真由美の初体験のことだけど……」

男女の恥部は結び合わせた状態で、治彦はコソコソとささやいた。





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