官能小説『隣人 改』
しょうた&リレー小説参加者の皆様

※第1話~第2話はしょうたさんの直筆により、
第3話以降はリレー小説の皆様の合作によります
編集はしょうたさんです



第51話

 すっかり回復し、過敏になった肉棒には極上であり、逆にきつい刺激だ。
「うぅ、ダメだっ」
 強烈に湧きあがった射精感を感じ、慌てて腰をひいた。
「あぁぁん、お口の中に出してもいいから、逃げないで」
 物欲しそうな瞳を投げかけ、再び亀頭を口唇で包み込もうとした久美を制した。
「ちょっと、待って」
「あぁぁぁん、イジワル」
「ち、違うんだ……」
「違うって?」
「うん……実は」
「わかっているわ……その先は言わなくても。みぃちゃんを呼ぶんでしょ」
「ど、どうして、それを」
「ふふっ、昨日、カルチャーセンターで講習会があるっていってたでしょ。実は、彼女も講習にきたのよ。だって、みぃちゃんもわたしの生徒さんだからね。それでね、みぃちゃんの様子がおかしかっんだよね。わたしに視線を合わせようとしないし……。たぶん、その原因はわたしが彼女を突き放したこと、つまり、レスビアンの関係を終わりにしたことにあると思ったの。わたしばかり、男に走って、少し彼女に悪いと思ったわ。それで、みぃちゃんとの関係を修復しなきゃと思って、講習の後、みぃちゃんをお茶に誘ったの。で、仲直りしたかしたんたんだけど、やっぱり、何か違うんだよね。なんだか、彼女輝いているのよね。それで、みぃちゃんに問いただしたの。男ができたでしょって。それで、突っ込んだら、あなたとエッチしたことや、わたしを交えて3人でエッチしたいってあなたが望んでるって」
「それなら、話が早い。でっ、久美はどうなんだい」
「いいわよ、あなたが望むなら何でもしちゃう。だって、枯れかかていたわたしに栄養たっぷりの水を与えてくれて、生き返らせてくれたんだもの。それに……」
「それに?」
「わたしも、一度は3人でしてみたいと思っていた……ねえ、わたし、もう待ちきれないの。早く、みぃちゃんを呼んで」
「うん、わかった」
 早速、みどりの家に電話した。
「はい」
「もしもっ、うっ!」
 久美が背後から豊満な乳房を押しつけながら耳たぶを舌で、肉棒を手で責めてきた。 
「もしもし、吉川さん?」
「はぁっ、はぁっ、み、みどりちゃん、うぅっ、おっ、うぅ……」
「ずるぃぃぃっ」
 息の荒さに堪らず出るうめき声を察し慌てたのか通話が切れた。
「く、くみっ……今、くるから」
 肉棒を扱く久美の手を剥がし、振り返ると、いつの間に脱いだのか、久美は豊満な乳房と黒いガーターベルトに黒いストッキングのみ身につけた姿になっていた。黒々とした直毛の淫毛が肌に張り付いていていやらしい。
 娼婦のような久美に今すぐ飛びかかり、この剛棒をぶちこみたいと腹の底から思った時、チャイムが鳴って慌てて、床に丸まっているブリーフとジーンズに手を伸ばす。だが、俺の手より先に久美の手がそれを奪い、窓際に放り投げた。
「みどりちゃんが来たから」
「ダメよっ。どうせ、脱ぐんだから、このままでいいでしょう。早く、みぃちゃんを迎えにいって」
 久美の行動には驚いたが、確かに久美のいうことはもっともなことだった。みどりも交わりにくるんだ。みどりもすぐに全裸になるのだから、別に裸で彼女を向かいいれても恥じることはない。
 しかし、下半身だけ裸というのは滑稽だ。この際だから、全て脱ごう。ティーシャツを首から抜き、床に投げた。
「まあ、大胆なのね」
 俺に向かって笑顔を投げた久美に笑顔を返し、全裸でみどりを招きいれに行った。  

 ドアを開くと案の定、みどりは口唇を両手で隠し小さな悲鳴をあげた。
 そのぱっちりとした瞳は、腹に張り付きそうなほど硬くなり、久美の刺激によって先端から滴を垂らしている肉棒に釘づけになっている。
 頬をピンク色に染め、ドアを閉めずに唖然としているみどりの手をとって、中に招きいれた。




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