官能小説『隣人 改』
しょうた&リレー小説参加者の皆様

※第1話~第2話はしょうたさんの直筆により、
第3話以降はリレー小説の皆様の合作によります
編集はしょうたさんです



第26話

 さっきの行動といい、この擦れたような声、この若妻は間違いなく俺を誘惑している。きっと、若妻の膣肉は疼いていることだろう。このジーンズとショーツをずりおろし、この若妻の中に怒り狂った肉棒をぶちこみたい、と強い情欲が湧き上がり、一度怒りで萎えた肉棒に一気に力が漲ってくる。
 しかし、残念ながらここは久美の家であり、他の部屋で仕事の話をしている久美がいつ戻ってくるかわからない。
(くそぉぉっ!)
 再び、心の中で叫び、みどりのジーンズのボタンを外し、その銀色のファスナーを引き下げた。
 その瞬間、花の模様が刺繍された黒いショーツが目に飛び込んできた。
 目的のモスグリーンはそのショーツの下のほうにある。
 ショーツの中にある若妻の陰部が今どうなっているのか、ひじょうに気になりながらも、なんとか緑色のキーケースをとった。
 そして、みどりを見上げた。
「ファスナーはあげてくれないんですか?」
 荒波のように激しく押し寄せる情欲を必死に抑えているのに酷なことをみどりは言う。
 蛇の生殺しとはこういう状態を言うのだろうか?
 震える指でファスナーの引手を指で摘み、なんとか、引き上げて、みどりを見あげた。
 みどりは俺を見つめていた。その瞳は潤んでいる。欲情した女が男に投げかける瞳に抑えていた理性がぶっ飛んだ。
 ジーンズ越しの股の中心に手をあて、親指に力をこめ、膣肉をグイグイと押し込んだ。
「よ、吉川さん」
 みどりは小声で驚きの声をあげながら、腰をくねらせた。
「や、やめて、ください」
「奥さん、何を言うんだ。僕を挑発したくせに、本当はこうしてほしかったんだろう!」
 そう言いながら苦労してあげたファスナーをあっさりと引き下ろして素早くショーツの中に手をこじ入れた。
 指先に陰毛を感じ、更に奥へと手をいれていく。
「や、ほんとにやめてください……」
 みどりが俺の腕を力強く掴んできたが、餓えた狼になった男の力にかなうはずがなく、簡単に若妻の女唇に触れることができた。
「なにがやめてですか? 奥さんのおま○こヌルヌルじゃないですか」
「や、やだぁ……わたし、そんなつもりじゃ、あっ、やっ」
 みどりは頬を紅潮させながら、擦れた声で否定したが、それを許すはずはなく、探り当てた突起部を刺激する。
 いつ久美が来るかもしれないという状況を忘れたわけではないが、逆にその危険な状態にあることが俺の情欲をいっそう燃え上がらせる。
 LDKのドアの向こう側に注意を払いながら、ヌルヌルに濡れた割れ目へと指を滑らせる。割れ目の入り口を指でたたくと、ピチャピチャといやらしい粘液の音が耳にはいる。
 もぉ、みどりには抵抗はなく、口唇をだらしなく半開きにして、荒い息を吐きながら、うっとりとした瞳で俺を見下ろしていた。
 ガチャ!
 どこかのドアが開く音が耳に入り、慌ててみどりのショーツの中から手を抜き、立ちあがって、素早くジーンズのファスナーをあげているみどりを見つめながら、座っていた椅子に戻った。
 その時、LDKのドアが開き、久美が「ごめん、こめん」と言いながら入ってきた。




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