官能小説『隣人 改』
しょうた&リレー小説参加者の皆様

※第1話~第2話はしょうたさんの直筆により、
第3話以降はリレー小説の皆様の合作によります
編集はしょうたさんです



第13話

「そんなに、深く突っ込んで欲しい?」
「ほっ、ほしいっっ、ほしいのっ! 奥までほしいのっ!」
 ここまで言われたら仕方がない。射精するのを耐えながら、久美を絶頂まで導かなければならない。
 難しいが、経験上、女性に主導権を任せる騎乗位であれば、何とか耐え切れそうだ。
 早く、貫いて欲しいと訴える久美の両手を引張りあげ、身体を起こした。
「あんっ」
 向かい合ったまま、膣から肉棒が抜けないように、慎重に脚を伸ばして、寝転んだ。膣奥まで肉棒が深く入り込む。
「ああんっ、凄いっ! あたるっ、あなたの、ちん……あん、奥まであたるぅっ!」
 主導権を握った久美は、すかさず腰を振りだした。
 密着した恥毛と恥毛がジョリジョリとこすれ合う。
 髪を振り乱しながら、腰を前後に振ったり、まわしたり。
 よほど、男の硬い棒が欲しかったのだろう。その激しい動きに圧倒されそうだ。
 負けてなるものか! と、ゆっさゆっさと揺れる重量感のある巨乳を両手でがっしりと鷲づかんで揉みはじめた。
「ああん、いいっ、きもちいいっ! もっと、激しくしてぇっ!」
(ううっ、ちょっと、まずいなぁ)
 暴れる久美、ナマの膣感にたまらず、射精感が込みあがってきた。
 騎乗位ならば大丈夫だろうと思ってはいたが、激しく暴れる久美の膣肉はしっかりと亀頭を擦っている。射精を導くのに充分すぎる刺激だ。
 この快楽の波に身も心も任せると直にでも果ててしまいそうだ。
(ま、まずいなぁ)
 しかも、このまま果てれば中出しだ。深く結合されるこの体位、確実に精液は子宮に直接かかるだろう。
 しかし、それは久美も承知のはず。
 ということは安全日なのか?
 暴れる久美を見上げながら、そんなことを考え射精を堪えていると、久美がピッチを早めた。
「ああん、いいっ、きもちいいっ、だめっ、やっ! くっ、いくっ、いっちゃう」
(おい、おい、いいのかい? 中に出しても)
「ああっ……久美、久美さんっ、そっ、そんなにされたらぁっ」
 迫り来る快楽の高波に流されないよう必死に踏ん張った。
 膣肉がギューッと肉棒を締め付けた。
「あぁぁぁぁんっ! ダメッ、イクッ! イッチャゥッッッ」

 歓喜の甲高い声をあげた久美が後方へガクンッとのけぞった。と同時に肉棒がヌチャッと膣肉から抜けた。
(ふぅっ、危なかった……)
 なんとか、射精を耐え切ることができた。ぎりぎりセーフだ。

 とりあえず、奥さんを満足させることたができたようだ。これで、面目は保った。後は何も考えることなく己の快楽のみに集中できる。

   俺は身体を起こし下半身を震わせ快楽の余韻に浸かっている久美の脚を開いて白濁した液に塗れた肉棒をズンッと膣奥へぶちこんだ。
「あんっ!」
 最初から、激しく腰を振る。
「はあ、はぁん。もっと、もっと突いて! 奥まで突いてぇ!」




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