第17話

きっと本当にくわえられていたなら、僕の中に少しでも残っている液体を
思いっきり吸い出され、体中にゾクゾクっとした快感が走っていただろうと
未経験の僕でも想像できた。そのせいかまだ少しずつ僕の先端からは液体が出ていた。

姉「あぁ・・タカシくんのすっごくおいしいわぁ。最後まできれいにナメナメしてあげる」
そうしてやさしくオブジェを舐め回してくれた。
そしてニコっと微笑んで、こう言った。
姉「今日の授業はここまでだよー。次回はもっと・・楽しく授業してあげちゃうから」
とだけ言って窓をゆっくりと閉めた。僕のものが一瞬ビクンっとうねった。
きっと無意識にその次回の授業を期待している現われであろう。
次はいつだろう?いま・・いますぐでもかまわないのに・・・(笑)


☆「タカシくん・・・タカシくぅん・・・」
僕「あっ。お姉さん・・あれ?お姉さん・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

母「タカシ!!ほらタカシィ!!起きなさいったら・・もうぅ!
  また遅刻するわよ!何時だと思っているの?朝練じゃないのぉ?」
僕はハッとした!!周りをキョロキョロしたのち目の前の人物を見た。
僕「か・・母さん。あれ?おねえさ・・・ん?」
母「なぁにを言っているのぉ?時計見てみなさい!大丈夫なの?」
僕は言われるままに枕もとの目覚まし時計に目を向けた。
僕「・・・・あぁ・・・。」
完全に朝練には遅刻だった。母は笑いながら1階へ降りていった。

昨日は学校から帰って風呂に入ったんだ。汗を流してさっぱりして部屋へ戻ってきた。
そこでお姉さんの帰りを窓際のベッドに腰掛けて待っていたんだ。
そうしたらお姉さんが帰ってきて・・・
あっ!母さんに見られたのか?僕はお姉さんに気持ちよくしてもらってから
片付けずに眠ってしまったんだ!何てことだ!恥ずかしすぎる!!
お姉さんがオブジェをくわえて、僕は自分のものを発射させたんだ。
そのあまりの快感にそのままベッドで眠ってしまったに違いない!!

がしかし、そこには発射した僕のものは何もなく、まさに学校から帰ってきたままの
かばんが放り投げられ、風呂からもって上がったタオルもそのままだ。
窓の周りには何の痕跡も残っていなかった。
もしかして・・夢?だったのか?どこからどこまでが?
そんなことを思いながら、朝練はあきらめて普通の登校時間に合わせて家をでるべく
準備をすませ、玄関を出た。するとそこには昨日の朝と同じ光景があったのだ。

母「あっ!タカシ。こっちへいらっしゃい。もう髪の毛ボサボサなんだからぁ」
姉「うふふっ♪おばさま、とぉってもかわいいじゃないですかぁ」
母「タカシったら、数年ぶりの再会でそのだらしなさったら。お母さん恥ずかしいわぁ」
姉「あら、全然気にならないわよ。タカシくん。相変わらずかわいいし(笑)
お久しぶりね、私のこと忘れちゃったんじゃないかしらぁ??」
忘れるも何も、つい昨日僕をあんな気持ちにさせてくれたはずじゃぁ・・
僕「あっ・・いやぁ・・その・・、お・・おはようぅ・・・」
僕も僕で全く同じ反応をしてしまった。
母「そうそうタカシ、サユリちゃん仕事の後も受験生の家庭教師をしているらしいのよ。本当に立派ねー。タカシも少しは勉強みてもらいないさいよ。
本当にバカなんだからぁ。あははは」
姉「私が教えているのは中学受験のお子さまですもの。高校生のお勉強わかるかしら」
母「サユリちゃんなら問題ないわよ。あっ!タカシ遅刻しちゃうわよー!」
僕「あっ・・・じゃぁ・・・あっと・・えっと・・・・」
いったい何なんだ。この展開は・・・昨日同じことを二人は話したじゃないか。
なぜまた同じことを繰り返しているんだ?僕も僕で同じことを言っているし・・。
姉「あら私も出勤しなくちゃ。タカシくんの勉強少しはお手伝いするから
  いつでも質問してね。待っているからね。それじゃ、またね。」
そういい残すとお姉さんはさわやかに出勤していったのだった。

僕は何が何なのかさっぱりわからずトボトボと登校した。
どこまでが夢で、どこからが現実なのか・・なんだか不思議な感覚だ。
でも清楚で上品だと評判のお姉さんは、いやらしくて色っぽい女性であることは
間違いないはずだ。
だからきっと、僕は今日も帰宅したら、急いで2階の部屋へとかけのぼり
お姉さんの部屋をそぉーっと覗き見してしまうんだ。

―――――――――続く・・かも・・・ひとまず・・・おわりぃ・・(笑)――――――――


前ページ



meg










カバー

投稿官能小説(1)

トップページ







inserted by FC2 system