※ 本作品は年齢指定を設けておりません

※ 使用画像はイネの十四郎様からのご提供によります







Chapter 1



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これは、2010年秋に、ふらっと南紀に遊びに行った時の記録です。
といって「紀行文」などという大それたものじゃありません。
まぁ備忘録代わりの雑文、という感じで(お暇なら)読んでみてくださいね。

なお、文中に出てくる各種の価格や、飛行機の便名・時刻表などは、当時のものです。
現在では変わっているかも・・・ですので、悪しからずご了承くださいませ。





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 10月26日、ゆっくりと出発です。

 羽田発13:15~南紀白浜着14:35(JAL1383便)
 南紀白浜空港は、羽田からの便が1日3往復。それだけですね。
 実に南国情緒豊かな(?)のんびり、まったりした雰囲気の空港でした。

 それよりも、びっくりしたのが飛行機。

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 Photo-01

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 写真では解りにくいかもですが、76人乗りのリージョナルジェットです。
 ま、昔のYS-11のジェット機版と思えばいいのですかね。

 私が普段乗るのは、ほとんど777とか767、たまに乗る737が小型機と思っていました。
 羽田の21番スポットから搭乗ですが、ボーディングブリッジの陰に隠れて、待合室の窓からは見えないくらいの大きさ(というか、小ささ)。
 ちょっとビックリしましたです。ハイ・・・
 それなのに、空席が1/3ほど・・・まぁオフシーズンの、しかも平日ですから、こんなものかと。。。

 で、テイクオフのランウェイが、新しくできたD滑走路。
 たっぷり15分はタキシングしましたです(笑

 南紀白浜着1435。定刻のランディングでした。
 和歌山県唯一の空港で、以前は名古屋、八尾、広島、福岡への路線もあったそうですが、今は羽田便のみ。

 バスは1日3度来る♪・・・じゃないですが、飛行機1日3度来るってワケで、その飛行機も満席で76人、実際は50人も乗っていないという、実に長閑な空港です。

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 Photo-02

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 そんな空港ですから、レンタカーの窓口も、カウンターはあれども人影はナシ。
 ロビーの片隅に「○ヨタレンタカー」の看板を持ったお兄さんが、一人ポツンと立っていました。
 で近づいて行くとそのお兄さんの方から「稲川様ですか? お待ちしておりました」と声かけてくれました(あの時のお兄さん、まさかこのページ、見とらんだろな)。

 おい、今回の客は我々二人だけかよ!
 事前に予約がないと、出迎えもナシじゃないのか?

 まぁ不安というワケじゃないのですが、いつも利用する他の空港との落差が大きすぎて、少々戸惑ったのは事実です。
 例えば札幌(新千歳)ですと、カウンターに受付のお嬢さんが常駐してて、お客さんはマイクロバスで営業所までピストン輸送。
 営業所につくと、番号札もらって、広いカウンター(1度に5人くらい受付できます)で次々に処理されて、駐車場からお客さん続々と出発してゆく・・・のが、何となくアタリマエだと思っていたのですね。

 それがワンボックスのワゴン車に我々二人だけ。
 営業所では、絶対に二人以上は処理できないカウンターですよ。
 で、さっきのお兄さんが、ここでも手続き全般をこなして、ついでに車まで案内してくれました。
 ・・・要するに、営業所長、兼運転手、兼事務員、兼配送要員。
 といっても、我々を送り出した後は、ま、また閑してるんだろうな・・・と。

 さすがに車は、よく整備されてましたけどね(やっぱり○ヨタだわな)。

 さて、レンタカーも無事に手続きを終わり、ようやく観光に出発です。
 最初に予定した景勝地は「三段壁」。
 るるぶを始め、どんな観光案内にも出ていますけど…ね。

 カーナビの案内で、走ること5分。あっという間に到着です。
 道路にデカデカと「三段壁駐車場」の看板が立っていましたので、なんの疑いも無く車をとめます。
 ところがここは「お土産屋さん」の私設駐車場。
 ここで払った駐車料金500円が、本日最初の出費となりました(お土産屋さんで1000円以上の買い物をすると、駐車料金はタダだそうですけど・・・)。

 で、これ(↓)が三段壁の展望台からみた眺め。

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 Photo-03

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 案内によると「長さ約2km、高さ50~60mの大岸壁」だそうで、展望台からの眺めは「それらしい」断崖絶壁でした。
 展望台も三段壁の一部ですから、断崖の上にあります。
 高所恐怖症のワタシとしては、あんまり端に近づきたくない気分。
 それでも大海原が広がる眺めは、その日は穏やかなうねりでして、それはそれでなかなかステキでした。

 因みに眼下の海は、海全体は穏やかなのに、結構潮の流れも速いのです。

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 Photo-04

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 まぁこんな雰囲気ですから、当然予想される通り「自殺の名所」なんだそうです。

 それで下の写真は、最初の写真の、向こう側の崖の上、です。
 なんにもないところですが、ゆっくりお散歩できました。

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 Photo-05

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 ところで、なんで「三段壁」って言うのか、少々疑問だったのですが……
 昔、魚の群れとか鯨(和歌山は鯨漁でも有名ですね)の見張りを、この崖の上でしていたんだそうです。
 それで見張り(見段:みだん)所から見段壁(みだんへき)→三段壁とよばれるようになったとか。

 この「三段壁」の読み方なんですが、「さんだんべき」が地名としては正式(らしい)のです。
「さんだんへき」は誤読だと言われていますが、さてどんなモノでしょうかね。
 ついでですが、道路標識は「Sandanpeki」と記されていたような気がします。


 三段壁を出て、すぐお隣にある景勝地が「千畳敷(せんじょうじき)」です。

 三段壁に行くとき、途中で看板を見ていたので、カーナビのお世話にはなりませんでした。
 …ウソです!
 カーナビに“せんじょうじき”と入力したら、日本全国のホテルや料亭も含め、30以上もヒットしました。

 う~ん、カーナビってバカだ!
 誤差1m以下で現在位置が解るんだから、せめて近い順に表示しろよっ!!

 ツッコミというのか、ボヤキというのか……ま、そんなワケで、カーナビは(この時だけ)使いませんでした。
 と言っても1分か2分、分かれ道も無く、間違えようもないんですけどね。


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