【 第2章 ~ 妹の腰 】


「どうだ? おにいちゃんに揉まれた感じは?」

 顔を横に出してそう聞くと、鏡の向こうから俺の目を見つめながら、

「うん・・・今まででいちばん気持ちいいかも・・・」
「もっと気持ちよくしてやろうか?」
「どうするの?」

 俺は右手をいきなり妹の股間に持っていった。

「あっ!」

 そして、股間の茂みをそっと撫で上げる。

「ああっ!」

 妹は腰を左右に振って、その手から逃れようとしたが、極端に嫌がっている
ふうでもない。シャワーで濡れた妹のヘアが指に絡みついてくる。

「おにいちゃん、だめぇ・・・」

 妹は身体に力が入らないのか、壁に両手をついた。俺は再び両手で妹の乳房
を揉んだ。

「んっぐっ・・・あああっ・・・」

 乳首が堅くなっているのがはっきりとわかった。指先でコリコリといじって
みると、

「あっ・・・うぐぅっ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

 妹の唇からかわいい吐息が漏れると、俺は乳房を優しく揉みしだいた。

「あああっ・・・いいっ・・・」

 ふっくらした妹の腰が妖しくくねり始めると、再び妹の股間を撫で回した。

「ああっ・・・んんっ・・・」

 指を妹の秘部の割れ目に沿って這わせると、シャワーとは明らかに違う湿り
気があった。

「詩織・・・濡れてるぞ」
「はぅん・・・」
「いやらしいやつだな・・・」
「あぁん・・・」

 妹はたまらず腰を引いてきた。俺のペニスが妹の丸いヒップの窪みに当たっ
ている。

「おにいちゃん・・・気持ちいいよぉ・・・」
「俺のちんぽが大きくなってるの、わかるか?」
「うん・・・堅いし・・・すごく熱いよ・・・」
「詩織・・・」
「ああっ・・・あああ、いい・・・」

 俺は腰を回して、ペニスをわざと妹のすべすべのヒップに押しつけた。

「はっはっ、はぁぁ・・・はぁぁん・・・」

 俺は、妹の甘い官能の声にもう我慢できず、ヌルヌルになった秘部に指を添
えたペニスを押し当て、一気に押し込んだ。

「おにいちゃん、だめぇ!」

 言いながら、妹は腰を後ろに突き出して、俺に押しつけてくる。

「詩織・・・」

 勃起したペニスはあっさりと奥まで突き刺さり、それを妹の肉襞が締め付け
てくる。

「おにいちゃんのばかぁ・・・」

 妹は濡れた髪を左右に振りながら、言葉とは裏腹に喜んでいるように思えた。
ゆっくり揺れるヒップをがっちり掴んで、腰を動かし始める。

「あっ、だめだってば・・・だめ・・・だめぇ・・・」

 妹は大きく首を振り、俺は夢中で腰を動かし続けた。

「おにいちゃん、私、もうだめ、あっあっ、あああ・・・」
「詩織・・・俺もだめだ・・・」

 妹の腰がブルブルと震えた。

「ああ・・・イク、イク・・・イッちゃう!」

 妹がギュッと締め付けてくる。

「詩織! うおお!!!」

 ドクドクドク・・・。

 俺は腰を震わせて、妹の中に思いきり射精してしまった。

「はぁはぁ・・・」

 妹の手はしっかりと壁を押さえ、両脚はしっかりと踏ん張っていた。俺も妹
の腰をがっちりと抱え、挿入したままじっとしていた。

「おにいちゃん・・・まだ堅いままだよ」
「うん・・・詩織の中が気持ちいいからさ・・・」

 ドローッ・・・。

 俺がペニスを引き抜くと、妹の蜜壷から今出したばかりの精液が滴り落ちて
きた。

「詩織・・・気持ちよくってこんなにいっぱい出たよ」
「うれしい・・・」

 俺は妹の腰を抱えて浴槽のふちに両手をかけさせた。妹はいやなそぶりさえ
見せず、素直にされるままになっていた。

「詩織、もっと腰を突き出して・・・」

 俺が言うと、妹はヒップを高々と差し上げた。

「うっ、ううん・・・」

 俺は妹のクリトリスを愛撫した。コリコリとした感じがたまらない。

「ん、ん・・・っんぐっんっ・・・」

 妹の声ははっきりと聞き取れない。

「指・・・指、入れて・・・」

 妹の言うとおり、蜜壷に指を2本挿入した。

「はっはっはぁぁ・・・あああ・・・」

 妹の中は熱いくらいに熱を帯び、火照っている。

「おにいちゃん・・・掻き回して・・・指・・・」
「よしきた」

 俺は挿入した指を思い切り動かした。

ぐちゅぐちゅぐちゅ・・・。

「ひぃぃ・・・き、きっ、気持ちいい・・・」

 妹は腰を振り回し、狭い浴室に嬌声が響き渡る。



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