第8章 ― 所持品(8) ―

「それよりも、まだ余裕そうだな。」

ドカッ。
俺は一美の膨らんだ腹を踏みつけ、ぐりぐりと踏みにじった。

「ぎゃッ…が…うあ……やッやめてください! 出ちゃう!」
「なんだ? 炎之花の不始末を片付けようとするから余裕があると思ったが?」
「だッだってお腹踏まれたらッ…ひッ。
 だ、駄目! 御主人様! 出る! 出ちゃいます!!」

腹を踏まれ、まだ来るはずではなかった限界が突然訪れた。

「出すなよ。俺はまだ良いとは一言も言ってないんだからな。」
「でもッでもぉ! ひぐぅッ!」
「まさか奴隷のくせに俺の家を汚す気か?」
「ぐぅッ…」

俺の言葉で一美は限界を切り抜けようと、歯を食い縛り耐えようとする。
顔は真っ赤になり、脂汗の量も先程の比ではないほど吹き出している。

「ん~!!……ぎぃッ…」
「………………仕方ないな。出させてやるよ。移動するぞ。我慢しろよ。」

どの道、もう我慢は無理だろうと悟った。まぁ部屋を汚されても困る。

「よッ…と。」
「きゃッご、御主人様…?」

一美をお姫様だっこして部屋を出た。一美は恥ずかしそうに目をウルませていた。良く考えたらこんな風にだっこをするのは初めてだ。

「どうせ腹痛で歩けないだろ。嫌か?」
「い、いえッ……ただ…奴隷ごときにこんな…」
「まぁたまには良いだろ。」

俺は風呂場に一美を連れ、縄を解き全裸にしたあとに、空の浴槽に入れた。

「うぅ…ご、御主人様…も、もう…」
「まぁ待てって………よし。」

一美の尻を高くあげさせ、まんぐり返しの体勢をとらせた。

「イクと同時に出せよ。」
「は、はぃ…」

俺は一美の肛門に深く突き刺さったアナル栓を動かした。

「いぎぃッ!」
アナル栓は大きさもあり最初は痛がっているが段々と甘い声も混じり始めた。

「いひぃっ…あぁ…んぁ…」
「気持良さそうだな? 排便我慢してるって言うのに。」
「だって…だってぇ…ああッ」

初めて抱いた日から今まで、嫌と言うほど肉体的に純粋な快楽から虐待的な快楽までを教え込み、精神的に背徳の快楽を教え込んできた。
今の一美にはいかなる刺激も快楽になりうる。

「ひッ…いやッ…も、うイキそう…ですぅッ…」
「早いっつうの。責める楽しみがねぇよ。もう少し我慢しな。やりたいことあるし。」

俺はそう言うもののピストンの早さを変えず、ズボンのポケットをあさる。

「い…ひッ…ま、まだですか? も、もう……あッ…え…?」
「ん? どうした?」

今までアナルだけを責められてきたのに、急に秘部に手をやられ一美は顔を俺に向けた。

「い、いえ…その…オマ○コも触っていただけるんですか…?」
「少し違うな。まぁ今は気にせず尻の快楽だけ味わえよ。」

またアナル栓のピストンを激しくすると、一美はその感覚を楽しみ始めた。
その隙に俺は秘部を広げ、膣の上にある小さな穴を露出させた。尿道口だ。


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