第13話

詩織の意志に反して、肉棒に纏わり、絡み付く聖襞は、捲くれ上がり、はみ出す。
自分自身の、だが自分では制御しきれない強烈な締め付けは、まるで聖蜜壷ごと引
き抜かれそうな錯覚を詩織に喚起させる。
「さっ・・・・・裂けちゃうのっ・・・・・駄目っ・・・・・抜いて
っ・・・・・・」
勿論、抜く意志など斗也にあろう筈も無い。
ただひたすらに詩織の聖裂の感触を味わうかのように己の凶器を突き立てる斗也。
ズボオオオウッ!!
ズボボボボボオオオウッ!!
ズボズボズボオオオウゥッ!!!
だがその激しい抽送も終わりを告げようとしていた。
斗也が達しようとしていた。
これほど早く達してしまう事など、一体何年振りだろうか?最初のレイプの時です
らこれほど早くはなかったように思う。
もう限界だった。
「・・・・・・・出すぜ、藤崎」
「!!・・・・嫌っ!・・・・・それだけは許してっ!・・・・・外に、外に出し
てええええええっ!!膣内には出さないでエエエエエッ!!」
一際大きく膨れ上がり、脈打つ斗也のイチモツ。
ドピュッ!
ドピュピュピュピュピュ~ッ!!
「だっ、駄目ェッ!!お願いっ!外に、せめて外に出してえええええええええ
っ!!!」
時既に遅し。
「はっ・・・・はあああああんっ!!」
淫魔の樹液が詩織の膣奥を叩く。
「あ・・・・・熱い・・・・・・・熱いのっ・・・・・・・お腹が・・・・・・灼
けちゃうゥ・・・・」
詩織の膣内に満たされる悪魔の毒液。
「赤ちゃんが・・・・・出来ちゃうゥ・・・・・ううっ・・・・・・・・」
打ちつけられる激しい迸りを受け止める詩織の聖裂。
(・・・・・汚れ・・・・・ちゃった・・・・・・・ゴメンね・・・・・・公ク
ン・・・・・・)
(公クン・・・・・・・詩織・・・・・・・・汚されちゃっ・・・・・
た・・・・・)
(膣内に・・・・・・イッパイ・・・・・出されちゃったのっ・・・・・・)
ズボッ。
ようやく引き抜かれる斗也の分身。
穴を穿たれ、ぽっかりと口を広げたままの詩織の聖孔。
やがて、トロトロと逆流して溢れ出す、破瓜の鮮血と、詩織の本気汁と、悪魔の体
液とのカクテル。
「しっかり撮っておけよ、夕子」
「任しといてっ!!」
モーターの音を低く響かせながら回るビデオカメラ。
まばゆいばかりのフラッシュを焚きながら克明に詩織の躯をフィルムに刻み付ける
一眼レフ。
だが、詩織には、もはや抵抗するだけの気力は残されてはいなかった。
(ごめんね・・・・・公クン・・・・・・・・溢れるぐらい・・・・・・・流し込
まれたのっ・・・・・・・)



チュンチュン。
チュチュチュチュチュチュ。
雀の囀りで目が覚める。
いつもと変わらぬ爽やかな朝。
昨日までとなんら変わる事のない風景。
の筈だった。
だが、股間に残る違和感が、詩織自身にもはや昨日までとは住んでいた世界が違う
事を嫌でも思い起こさせる。
処女ではなくなってしまった。
汚されてしまった。
諦泣の涙が詩織の頬を伝う。

昨日は一体どうやって帰ってきたのか、全く憶えていなかった。
斗也と夕子の二人に付き添われて自宅の前まで送り届けられたような記憶が微かに
甦る。
気が付けばバスルームで泣きながら躯を洗っていた。
そして枕を濡らしながら眠りに落ちていた。
だが、安らぎの時は短い。
太陽の光は、暗く沈んだ詩織にも等しく降り注ぐ。
毎日の習慣通りに髪を梳かした後、高校の制服に着替える。
ふと耳の奥に甦る斗也の言葉。
「いいか、藤崎。明日はノーブラ・ノーパンで登校するんだ」
「命令を守れなければ、今日カメラで撮った写真を焼き増しして、校門や校内の全
ての掲示板に張り出してやる」
「休んだりしようなんて考えるなよ。その時も同じ様にしてやるからな」
青ざめる詩織。
(・・・・・・・・そんなコト・・・・・・・出来る筈無い・・・・・・)
だが、言う通りにしなければ、彼はその言葉を実行に移すだろう。
諦めて、もう一度制服を脱ぐ詩織。
輝かんばかりの裸身を覆う、純白のブラとパンテイ。
背中のホックに指を掛けたところで止まってしまう動き。
決心がつかないのか、暫くそのままの姿勢で固まってしまう詩織だったが、意を決
して脱ぎ始める。
ブラのカップから揺れながら零れる柔らかな巨乳。
引き降ろされるパンティから顔を覗かせる、詩織の躯の中でも唯一、いまだに発達
の余地を残す、固めの、蒼さの残る双尻丘と剛毛のジャングル。
一糸纏わぬ眩しい肉体が明るい水色のセーラー服で覆い隠されていく。
「あンっ・・・・・・・・先っちょがっ・・・・・・・乳首がこすれちゃうゥ
ッ・・・・・」
制服の荒い裏地は容赦無く詩織の敏感な乳首を責め嬲る。
(それに・・・・・・)
なんという下半身の心許無さだろう。たった一枚のパンティを脱いだだけでここま
で心細くなるとはおもってもみなかった詩織。
(・・・・・もし・・・・・強い風がふいたら・・・・・・)
その光景を思い浮かべるだけで青ざめる詩織。
(パンティは・・・・パンティだけは履いていこう・・・・・・)
(早めに学校に行って・・・・・トイレで脱ごう・・・・・)
(あの二人よりも早く学校に着けばいいんだもの・・・・・)
(・・・・・大丈夫・・・・・・大丈夫よ、詩織・・・・・・)


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