官能小説『地獄の囚人』

赤星直也 作




第14話 性教育

 顕子は桐子が承知すると写真を片付け出し(よかった、あんな恥ずかしいのは見られたくないし)一安心している。
しかし「これはいいでしょう。乳首は見えないから」まだヌードにこだわっている。
「でも、お尻が丸見えですから…」

 「性器は写ってないわよ。これは飾らせて貰うからね」乳首こそ写ってないが、豊満な乳房と尻が丸出しになっている。
(イヤだけど、性器が写ってないから我慢するしかないわ)諦めて言い聞かせた。

 写真を貼り終えた顕子は「これ飲むのよ。妊娠はイヤでしょうから」錠剤を渡す。
(ピルだわ。お腹に射精させる気ね)それを黙って受け取った。
「これから毎日飲むのよ。忘れたら、とんでもない事になるからね」丁寧に説明し(それくらいわかっているわよ。私だって使った事があるから)項垂れて聞いていた。

 そして、約束の日が来た。
「妙子。でなさい!」顕子が檻の鍵を開けた。
(行くしかないわ。やらなかったら、あの写真が…)緊張しながら檻を出て顕子と一緒に歩いていく。

 「独房に入って貰うわよ。そこで弟とやって欲しいの」
(刑務所には普通の人は入れないはずなのに。ここは、どうなっているのかしら?)思案しながら独房の所に来た。

 「顕子、待っていたわよ。私にも見学させてね」和子達もいた。
「いいわよ、健太もいいわよね?」顕子の視線の先には男性がいる。
「勿論いいよ。僕初めてだからアドバイスして欲しいし…」
「わかった。この人がうまくリードしてあげるから、童貞とさよならするのよ」顕子と健太を独房の中に入れて鍵を掛けた。

 (イヤよ、見られながらのセックスだなんて)黙っていると「お姉さん。僕、何をすればいいの?」健太が桐子を抱きしめた。
「始めはキスよ。それが済んでから撫でて、服を脱がすの」小さな声でいうと「ダメよ、あなたがリードするの。まだ童貞だから何も知らないのよ」顕子が声を掛ける。

 (そんな事やりたくないのに…)そう言われれば従うしかなく、唇を重ね合い、股間を撫でていく。
(オチンチンが膨らんで行くわ)ゴツゴツした感触が掌にも伝わっている。
「やっと、始まったわね。こんな面白いのを見逃す手はないわよね」美香はそっと、ビデオで隠し撮りを始めた。

 そんな事とは知らず、健太のズボンを脱がして肉竿を掴む桐子だ。
「気持ちいい。こんな事して貰えるなんて…」
「もっといい事してあげるわよ。あなたもやるの」上擦った声でいいながら健太の手を胸に導く。

 「オッパイだ。これがオッパイなんだ!」下着を着けてないから乳首もわかる。
健太は乳房を撫でてから、ボタンを外していくと、胸が開いて白い乳房が徐々に見えてくる。
(恥ずかしい。オッパイを見せるなんて…)顔を背けてシャツを脱がせた。

 「オッパイだ。これがオッパイなんだね!」興奮気味に乳房を掴んで吸うと「あ、あ、あ~!」敏感な乳首も吸われ声を上げた。
すると「そんな事より、あそこを触らせるのよ!」顕子がいう。
(だったら、あなたがやりなさいよ!)叫びたい気持ちを堪えて、乳房を掴む手を股間へと導く。

 「ここも、いいんだよね?」淫裂を撫でてからズボンに両手を掛けた。
健太はゆっくり引き下げていくと、無毛の淫裂が露わになってきた。
「オ○ンコだ。これがオ○ンコだ!」指で広げ中を覗き込む。
「ダメ、全部脱いでからして。今はダメ!」

 「わかった、脱がすね」足首まで引き下げて脱がすと、桐子は全裸を健太や刑務官に晒している。
「今度は私よ…」上擦った声でいいながら健太のシャツを脱がし出した。

 2人は全裸になると、お互いの体を見つめ合う。
(見られている。ヘアのない性器を…)桐子の太股が震えている。
「妙子。次よ、早くしなさいよ」和子はじれったいのか、声を掛けた。

 (わかっているわよ。フェラをしろと言いたいでしょう?)桐子は健太の正面に膝を付け肉竿を口に含む。
「気持ちいい。何か変な気持ちになってきた…」肉竿が更に硬くなっていく。

 (これで、膣に射精させるのね)暫く口を動かしてから健太を仰向けにさせた。
「私がやるからね」肉竿を掴み馬乗りになり、ゆっくり腰を沈めていくていく。
「あ、あ~!」淫裂の中に肉竿が入り込み桐子は声を上げた。
(痛いわ。まだ準備が出来ていないのに…)それでも腰を沈めて、全てを膣の中に迎え入れた。

 「気持ちいいよ。お姉さんにやって貰えるなって」両乳房を掴んで揉み出す。
(乳首はイヤよ。オッパイだけにしてね)乳房を揉まれながら腰を動かしだした。
「ピチャ、ピチャ!」淫裂に肉竿が入る度に音がしていく。

 始めは痛かった膣だが、次第に快感を感じて濡れたのか「ヌチャ、ヌチャ!」淫裂からでる音も湿りだし(気持ちいいわ。見られながらするのも変な感じがする…)桐子も次第に登り詰めていく。

 「お姉さん、変な気分になっちゃった…」乳房を掴んだ手が、桐子の腰を押さえて離さない。
「ダメ。出さないで。お腹はイヤ~!」避妊薬を飲んではいるが射精はイヤだ。
だが、膣の奥で暖かい液体を感じ(射精だわ。射精された…)淫裂と肉竿の隙間から白い液体が漏れだした。

 射精が済むと、桐子は健太から降りて肉竿を口でなめていく。
すると、放出したばかりだというのに、また膨らみだした。
「今度は僕がやるけど、面白くやろうよ!」起きあがると、桐子の後ろから抱き付いて肉竿を押し込んでいく。

 「ダメ。後ろからはダメ~!」叫ぶが、根本まで押し込まれ、太股が抱え上げられていく。
「やめて。こんのいや!」落ちまいと手を伸ばし、健太の肩を掴むが、背面駅弁の体位で顕子達に向けられた。

 「いやよ。こんなのいや~!」叫んでもどうする事もできない。
手を離せば落ちてしまうから、結合部を隠す事もできず、丸見えだ。
「凄いわね。あんなに出しているわよ」顕子達はジッと結合部を見ているが、その前で健太は腰を振りだす。

 「やめて、見られているのよ。恥ずかしいからやめて!」叫ぶが肉竿が淫裂をピストンして「う、う、う!」正面から見られ、嗚咽を上げている。
(面白い事になったわ。これを撮ったら、ご褒美が貰えるかも)美香は相変わらず隠し撮りをしていた。

 健太は腰の振りを早めた。
「イヤよ。お腹はイヤ!」首を振って拒むが、また膣の中に液体が漂いだす。
それと同じくして「ポタ、ポタ!」と淫裂から液体が垂れていく。

 「気持ちよかった。これがセックスなんだね」満足そうに桐子を降ろして、また抱き付いた。
「許して。もうダメなの。もう許して…」乳房を吸われながら呟くように言っている。

 「もう一回だけやらせて。後ろからやりたいんだ」敏感な乳首が撫でられていく。
「膣が痛いのよ。あんな乱暴にしたから…」
「いいでしょう。もう一回だけだから」甘えるように乳首を吸いだし「だめ。あ、あ、あ~!」頭を押さえやっと立っている。

 「また始まるわよ。あなたの弟は凄いのね」
「そうみたい。今度、あんたもやって上げて!」
「体が持たないわよ、1回だけならやってもいいけど」刑務官達は絡み合う2人を見ながら話している。
その目の前で桐子は四つん這いにされ3回目の射精をされた。

 「終わったのね。拭くのよ」ティッシュが投げられ、淫裂を拭いていく。
「健太、凄いわね3回も出すなんて…」
「気持ちよかったからだよ。またやりたいな」服を着ながら言うと「今度は私とやってみない?」和子が色目を使った。

 「姉さん。この人ともやってもいいの?」
「和子、本当にいいの。私は知らないわよ」
「一回だけよ、これでされたら気持ちよさそうだし。指やオモチャじゃいやだし…」ダラリと下がった肉竿を撫でだした。

 「わかったわ、この次よ。健太も体力付けておくのよ」
「顕子。私もいいでしょう?」話を聞いて美香や知代も言い出した。
「待って、そんなに無理よ!」
「それだったら、休みに僕の所に来ればいいよ、秘密は守れるし」
「そうよね、あそこなら楽しめるわよね」勝手に話していた。

 それを聞いている桐子は(変態だわ。ここの刑務官達は皆色情狂ばかりよ)黙って服を着ていくが、刑務官達が重要なヒントを言ったのを、桐子は聞き逃してしまった。
そんな事とは知らず、服を着終えるた桐子は皆の元に戻され、いつものようにしている。

 それから数日後、桐子はまた外に連れ出された。
「イヤです。ここにいさせて~!」叫んでも車に乗せられ刑務所から外に連れ出される。
(またセックスをさせられるんだ…)怯えていると、同乗している美香と知代はニヤニヤしているだけだ。

 桐子の乗った車は30分ほどして、静まりかえった倉庫群を走り、建物の一角で停まった。
「降りるのよ」
「イヤ。行きたくない!」抵抗しても腕を掴まれ建物中に連れ込まれた。

 「待っていたぞ。こいつがそうか?」サングラスを掛けた男が数人いる。
「そうよ、特別な上玉だからね」
「わかった。後は任せろ」

 「逃げられないようにしてよ。こっちが、やばくなるから」
「心配するな、プロだから」そう言って桐子の肩を掴んだ。
「イヤ、触らないで。お願いだから側にいさせて~!」体を震わせながら美香に近づく。

 「そうは行かないのよね。ここでいい思いをするのよ」
「そう言う事。来るんだ!」
「イヤ、助けて~!」悲鳴が空しく響いている。

 桐子は悲鳴を上げながら、中に連れ込まれた。
そこは、さっきの殺風景な風景とはまるで違って家具などが置かれている。
「親分、連れてきました」その言葉にドアが開けられ、男が出てきた。

 「ほう、なるほど上玉だ。早速やらせて貰うぞ」親分と呼ばれた男は服を脱ぎだす。
「やめて、レイプしたら訴えてやるわ」顔を強ばらせて言う。
「できるもんならやってくれ。その前に、お前のオ○ンコしている写真がエロ雑誌や裏本に載るぞ」反対に脅している。

 「来ないで、来たら殺してやるから!」逃れようとするが徐々に追いつめられていく。
そして「おとなしくするんだよ」手下に抑えられた。
「やめて、放して~!」抵抗しても力負けしている。
「引っ剥がせ!」親分の声で桐子の囚人服が脱がされだした。

 「やめて、いや~!」いくら声を上げても容赦なく服が脱がされていく。
シャツ、ズボンと脱がされ下着に手が掛けられた。
「俺はパンツだ!」両手でゴムを掴まれ、引き下げられていく。

 「いや、いや~!」パンティが引き下げられ股間が露わになった。
「パイパンですぜ。オ○ンコが丸見えだ!」無毛の淫裂を触りながら言う。
「本当だな。話し通りのパイパンか、やり甲斐があるぞ!」親分は全裸になっている。

 「オ○ンコはいいが、オッパイはどうかな?」ブラジャーが脱がされた。
「ほう、いい乳してるぞ」親分は露わになった両乳房を掴んで揉んでいく。
「やめて、触らないで!」抵抗したいが、手下に抑えられ何もできない。
反対に、引き下げられたパンティも足首から脱がされ、生まれたままにされた。

 「まずは、味見といくか!」桐子に親分が覆い被さった。
「イヤよ、入れないで。イヤ~!」淫裂に肉竿が入り込み悲鳴を上げていく。
「締まりがいいな。チンポが絞められるぞ」満足そうになおも股間を密着させていく。
「抜いて。お願い、抜いて~!」首を振って拒むが肉竿が根本まで入り込み、ゆっくりと動き出すと「う、う、う!」犯された悔しさに泣き出してしまった。

 「何も、泣く事ないぞ。これから可愛がってやるから」肉竿の動きを速めた。
「ピシャ、ピシャ!」肉同士がぶつかり音がしている。
「親分、次は私がやらせていただきます」
「わかっている。しかし、こんな上玉とは久しぶりだな」乳房を掴んで腰を振っている。

 桐子が犯されている頃、美香と知代も男に抱かれていた。
「よく撮ったな。ご褒美にやってやるぞ!」美香は下半身剥き出しにされ、四つん這いになっていく。
同じように知代も「健太君、出していいわよ」健太の肉竿を口に含んでいる。

 「気持ちいい。早くやろうよ!」
「待って、脱ぐから」知代も下半身を剥き出しにして抱き付かれた。
「いいわ、本物が一番いいわ…」
「私も気持ちいいわ。本物が一番いいわ」2人は満足そうな顔で淫裂を突かれていく。
「もっとして。一杯出してもいいから」
「これくらいでどうだ?」腰の振りを早めていくと「あ、あ、あ~!」喘ぎ声を上げている。



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ハードなものからソフトなものまで官能小説どっさり。自作品のほか投稿もあり。
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