第2話 ホストバ-

 夕方の駅は混雑していた。
大半が帰宅のため、自宅がある郊外へと向かっているが、美紀だけは都心へと向かっている。
そのため、電車は空いて、渋谷で美紀は電車を乗り換え、新宿へと向かって行く。
「こんなに、混んでいるなんて!」夜の新宿を歩くのは初めての美紀だ。

 美紀は雑誌で見た、歌舞伎町へと歩き「ここだわ、ここが噂の通りね」ネオンが眩しいほど点滅している。
「ホストバ-はどこかしら?」大勢行き交う人込みの中、看板を確かめて行くと「お嬢様、こちらでお遊びになりませんか?」ホストらしい客引きが美紀に声を掛けてきた。
(ここが、ホストバ-だわ。ここで、ちょっと楽しんでいこうかしら?)「いいわよ、お相手して」「それでしたら、こちらへどうぞ!」客引きは美紀を店内に案内していく。

 店内は9時前だと言うのに、女性客で混んでいる。
「お嬢様、こちらの席へ!」丁寧に店員が席に案内していく。
「ここは、特別綺麗なお嬢様だけの席です」ボトルを持ったホストが言う。
「お世辞がじょうずね。私は並以下なのよ」
「とんでもございません。お嬢様のように美しいか方は、なかなか、お目に掛かれません!」あくまでも、お世辞を言って美紀を持ち上げている。

 (なんだか、貴婦人になった感じだわ。これが、ホストバ-なんだ。悪い感じはしないわね)美紀は機嫌良く、注がれたワインを飲んでいく。
「これ、高級ワインだわ!」
「お嬢様には、これがお似合いですよ」ホストは更に進める。
(たまには、リッチに行くか。気休めもしないと) 美紀はホストが注いだワインを、幾度も飲んでいる。

 会話も弾み、ホストは「私は桜井伸治と申しますが今後もお付き合いをお願いします」挨拶をして、再び会話が始まった。
しばらくして「お嬢様。この辺でちょっと、お遊びしませんか?」
「遊びって、どんな遊びなの?」
「下々のお遊びです。これを御覧下さい」桜井はモニタ-のスイッチを押した。

 「いやらしいわ。これって、ポルノビデオでしょう?」顔を赤らめる美紀だ。
「ええ。そうとも、言います。性教育の読本とも、言いますよ」桜井は美紀を抱き締め、唇を重ねてきた。
「うっ!」思わぬ行為に、戸惑うだけだ。
(こんなの、初めてだわ。考夫さんよりも上手だし!)美紀も桜井を抱きしめた。

 「お嬢さん、ここも素敵ですね」桜井の手がスカ-トの中に伸びてきた。
(だめ、そこは恥ずかしいからだめよ!)だが、美紀は桜井の手を拒まなかった。
桜井はパンティの上から、股間を触っていく。
(だめ。そこを触られたら、声がでちゃう!)桜井の唇を吸って、声を出すまいと堪えている。
(こいつは、いいカモかも!)股間を撫でていた手は、淫裂の割れ目に沿って撫で始めた。

 (熱いわ、腟が熱い。お汁が漏れるかもしれない…)美紀が思った通りで、膣の奥から、少しずつ淫汁が溢れ、パンティを濡らしていた。
(オ○ンコは敏感だな。今度はオッパイだ!)スカ-トの中にあった手が、今度は上着のボタンを外していく。
(もっと、アソコを触って欲しいのに!)不満に思いながらも、桜井のされるがままにしている。

 桜井は、上着のボタンを外し終えると、ブラウスの上から乳房を撫でだした。
(でかいな、でかいオッパイだぞ!)桜井は久し振りの獲物を狙う獣のように、乳房を撫でていく。
そんな事に気付かず、美紀は桜井に抱かれたままだ。
(楽しいわ。こんなに楽しいなんて!)夫の留守を楽しむかのように、美紀は桜井に抱かれていた。

 そこに「お嬢様、お代わりはいかがでしょうか?」新たにホストが現れた。
「いただくわ」一旦、桜井から離れて、注がれたワインを飲んだ。
「こんなに綺麗な、お嬢様は見た事がございません!」お世辞を言いながら、美紀の隣に座る。
「二人とも、お世辞がじょうずなんだから!」満足そうな顔で笑っていると「お嬢様の唇を奪わせて下さい!」新たに加わったホストも、美紀を抱き締めて唇を重ねてきた。

 (女王様気分も、悪くはないわね)美紀もホストを抱き締める。
「お嬢様、私にも愛を下さい!」先程の桜井は、再びスカ-トの中に手を入れた。
「私にも愛を!」唇を重ねているホストも、ブラウスの小さなボタンを数個外し、手を入れ(性器とオッパイを触られている!)美紀もホストに抱きつき、唇を重ねていく。

 スカ-トの中に、手をいれた桜井は、大胆にもパンティのゴムを掴み、引き下げだす。
そして、絨毛に覆われた恥丘を触りながら、淫裂の中に指を入れた。
(ゆ、指が、腟のなかに入っている!)美紀の呼吸が、次第に早まって行く。
一方、胸に手を入れたホストも、ブラジャ-のカップの中に手をいれ、乳房を直接掴んだ。
(やはり、でかいな。こいつを素っ裸にして、オ○ンコしてみるか…)乳首を摘んだり、揉んだりと、美紀の乳房を触っている。

 (気持ちいい。2人とも、考夫さんよりも上手だ…)ホストの2人は、慣れた手つきで、乳房と淫裂を触わり続けている。
それには(お汁が漏れそう…。恥ずかしい…)腟の中を動く指に、淫裂から淫汁が流れて行く。

 「と、トイレに行かせて!」美紀は上着のボタンを直した。
(パンティは、このままだわ)太腿にまとわり付いたパンティを直そうとせず、立ち上がりトイレに向かう。
(気持ちよかった。でも、こんなにお汁が流れ出るなんて…)トイレに入ると、ペ-パ-を淫裂に押し当て、流れ出た淫汁を丁寧に拭いた。

 「もう大丈夫ね。でも、パンティが濡れてしまった…」淫汁を拭き取った後、淫裂に整理用ナプキンを押し当てて、パンティを引き上げていく。
「ここも、よかった!」乳房が飛び出したブラジャ-も直し、ブラウスのボタンも掛け、美紀は何事もなかたように店内に戻って来た。

 「お嬢様、もう一杯いかがですか?」
「戴くわ。でも、これが最後よ」桜井に渡されたワイングラスを受け取り、一気に飲み込んでいく。
「お楽しみ戴けたでしょうか?」
「楽しかったわ。また来るわね」美紀は立ち上がったが、フラフラしている。
「お嬢様、少しお休みになられた方がいいですよ」

 「そのようね。酔ったみたいだわ」桜井に案内され、奥へ向かって行くが、美紀の足元がおぼつかない。
「大丈夫ですか?」桜井は美紀の腕を肩に掛け奥へ向かう。
だが、美紀は次第に意識がなくなって、無意識状態になっている。
「カモのお出ましか?」
「そうだ、今夜は楽しめるぞ」桜井はバ-から、裏にある小さなビルに、美紀を連れ込んだ。 



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イメージ画像は相互リンク先「舞ワイフ」曽根里美様からお借りしています















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