第1話 オナニー

 「行ったわ。あと3ケ月も会えないなんて!」
まだ若い女性は、滑走路から飛び立った、ジャンボジェット機を見つめている。
ジェット機は次第に高度をあげ、女性の視界から消えたが、それでも、女性は消えたジェット機の消えた空を眺めている。

 そんな女性を、回りの人々は、不思議にも思わず、声も掛けようとせず、時間だけがドンドン過ぎて行くだけで「帰ろう!」やっと、女性は動きだし、歩き出した。

 女性の名前は山田美紀で27才だ。
結婚して4年になるが子供はいなく、夫と2人だけの生活をしていたが、夫の孝夫が海外勤務になり、成田空港まで見送りにきた。
美紀は見送りを済ますと、スカイライナ-に乗り込み、住んでいる都心へと向う。

 電車の中は、平日の昼ということで、さすがに空いている。
都心に戻ると、美紀は山手線に乗り、渋谷で乗り換え、自宅へと向かった。
美紀は、マンションに住んでおり、エレベ-タ-に乗って、住み慣れた部屋の鍵を開け中に入って行く。

 「今日から暫く、一人暮らしか…」開放感に満ち溢れており、美紀は外出用のス-ツを脱ぎ、下着姿になって行く。
「あら、ティッシュだ。昨日使ったやつね」顔を赤らめ、ベッドの下に落ちているティッシュをゴミ入れに投げ込んだ。

 「昨日は楽しかったわ。四つん這いがよかったな…」昨夜、孝夫と楽しんだ、愛の営みを思い出している。
美紀はベッドに、仰向けになり、昨夜のことを最初から思い出していく。
「孝夫さんがオッパイを吸って、ヘアを撫でながら、性器を触って行ったわ…」自然と美紀の手が、ブラジャ-を押し上げ、パンティを引き下げている。

 「ここを、吸われて…」左手が露になった左乳房を掴み、揉んで行く。
「気持ちいいわ、オナニ-でも感じる!」右手が絨毛を撫でながら、淫裂の中を目指して行く。
「そこよ、そこ!」美紀は声を上げながら、指を腟のなかに押し込んで「あ、あ-!」腰を浮かし喘ぎ声を上げた。

 「あなた、もっとして!」目を閉じ、指をくの字に曲げて、淫裂に出し入れして行く。
「噛んで、乳首を噛んで!」左指で、自分の乳首を潰し「あっ、あ-!」喘ぎ声をあげ、悶える美紀は、淫裂も潤っていき「クシュ、クシュ!」指が腟の中を動く度に、音を出し、ベトベトした淫汁も流れていた。

 「ここも、触られたわ…」乳房を揉んでいた手が、今度は淫裂上部にある突起を撫でて「剥いて、クリちゃんを剥いて…」指で突起の包皮を捲くると、半透明の小粒が露になっている。
「あなた、して。そこにして!」その小粒を撫でながら、腟の中を指が動き回っていく。

 「いいわ、行きそうだわ、あなた!」美紀はバ-チャルの世界に酔いしれていたが、突然に「いく、いく。いくわ!」体を浮かせ、淫裂を指にいれたまま動きを止めた。
「ハア、ハア!」荒い呼吸をしている。
そして、沈黙が始まり「カチ、カチ、カチ!」時計の針の動きさえ、聞こえている。

 どれくらい、時間が経ったろうか、窓の外は薄暗くなっていた。
「もう夕方なのね」やっと、美紀は起き上がり「シャワ-を浴びようかな?」膝まで下がったパンティを脱ぎ捨てた。
「私のヘアは、多いのかしら?」股間をビッシリ黒い絨毛が覆っている。

 更に、背中に両手を回してホックを外すと、乳房が揺れていく。
「オッパイには自信あるんだけども…」両手を下げて肩紐を脱いだ。
美紀の乳房はCカップで、形が良く、お椀のように盛り上がり、まだ子供を産んだ事がないので、体のラインも崩れてない。
それに、恥丘の盛り上がりも、卑猥さを感じさせている。

 全てを脱いだ美紀は、浴室へと向かうが「ここが濡れている…」先程のオナニ-で、淫裂がベトベトになっていた。
その淫裂にシャワ-を浴びせ、丁寧に洗っていく。
「石鹸で洗わないと…」お湯で洗った後、石鹸で丁寧に淫裂を洗いだす。

 指で、飛び出す肉襞を掴み、石鹸を塗っていく。
淫裂に石鹸を塗り終えると、今度は乳房を撫でるようにしながら石鹸を塗った。
「あなたにして欲しいのに…」海外に出かけた夫を、恨めしく思いながら、乳首を摘み石鹸を塗っている。

 石鹸を全身に塗り終えると、シャワ-で石鹸を洗い流した。
その後、浴槽に浸かり体を暖めてから、リビングに戻ってきたが、バスタオルを体に巻き付けただけの姿だ。

 「あら、まだ7時だ。いつも、ここにいる孝夫さんがいないと、寂しい…」向かい合った椅子に座るが、寂しさが込み上げてくる。
「今日が始まりというのに!」塗れた体を拭いて、真新しいパンティを履いていく。
その後、ブラジャ-も着けていくと「そうだ、ホストクラブがあったわ。どんなとこかしら?」美紀は興味が沸いてきた。

 「どうしよう、今日は夫を見送ったばかりだし!」夫への罪悪感もあって迷っている。
「3ケ月も留守にする方が悪いのよ。孝夫さんが悪い…」美紀はブラジャ-の中に乳房をしまいこむと、クロ-ゼットを開けて服を選んでいる。
「これは、幾ら何でも派手だし」ミニスカ-トを手に取ったが、終い込んでいく。

 そして、迷った末にツ-ピ-スを選んだ。
「これなら、無難だわ」やや、水色を帯びたツ-ピ-スだ。
そのほかに、美紀は真っ白なブラウスを選び着込んでいく。
「これなら、ブラのラインも出ないし…」姿見に写る姿を確認しながら、ブラウスを着込み、スカ-トを履いていくが、膝上15センチくらいの代物だ。

 「座ると、パンティが見えないかしら?」姿見の前で腰を下ろし確認している。
「足を開くと見えてしまうわ。注意しないと…」パンティが姿見に写っていた。
その後、上着を着込んで「これなら、独身よ。誰も亭主持ちとは気付かないはずだわ」
ツ-ピ-スを着込むと、美紀はドアに鍵を掛け、マンションから駅へと向かって歩いた。



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イメージ画像は相互リンク先「舞ワイフ」曽根里美様からお借りしています















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