官能小説『失われた絆』

赤星 直也 作







第12話 2度目の潜入

 とにかく、早く制服姿になりたかったから、淫裂を拭き終えると急いで下着を着ていく。
「何だ、もう裸は終わりか。明日もやるからな」恵は黙って返事もせずに制服を着るが「旦那の事が気になるのか?」制服の上から乳房を撫でながら唇を吸う。

 「やめて。私には夫がいます!」手で顔を退けた。
「俺もお前と一緒になりたかったのにな…」
「そんな事より、居場所のことです。教えてください」
「ああ、小池ね。新宿の中国人がやってるクラブに閉じこめられているらしいよ」

 「どうして、踏み込まないの?」
「証拠がないんだ。囮でもいいから、誰か入り込めば確かめられるが…」
「それだったら、私に囮をやらせて下さい。お願いですから」
「それは困る。俺とのオ○ンコが出来ないだろう?」
「そんな事言われても…」言葉が濁った。

 「今夜一晩、俺と付き合うなら許してやるぞ。囮も本部長に頼んでやるし…」
「約束して。今回が最後で、もう私を求めないと!」
「わかった、その変わり、3回は出すからな」また唇を押しつけてきた。
「イヤ。夫がいます!」
「嫌われたか。まあいい、今夜はお前の所に泊まるから覚悟しておけ。それから、素っ裸で出迎えろよ」
「わかりました、今夜が最後ですからね」話が済むと2人は会議室から出た。

 その夜、恵は一糸まとわぬ姿になっていた。
「こんな姿で迎えるなんて…」落胆した顔でいると、目黒が訪ねてきた。
「いいね、素っ裸の出迎えも」部屋に入るなり、抱き付いて淫裂を触り「ここじゃイヤ。お部屋で…」目黒を寝室に連れて行く。

 「恵、俺を脱がせるんだ」
「わかりました」言われた通りに、目黒のスーツを脱がせ、下着も脱がせて全裸にした。
「一発やらせろ!」布団に押し倒して、肉竿を押し込んだ。
「ん、ん、ん!」いきなりの侵入に顔が歪むが、それでも目黒は腰を押しつけて、肉竿が根本まで入った。

 「行くぞ!」ピストンが始まり「ピシャ、ピシャ!」音が出ていく。
「恵。暫く出来ないから一杯出すぞ!」ピストンを早めていくが(出さなくていいわよ。忠明さんにしか、出されたくない…)そう思っても無理で、暖かい液体が子宮の中に漂っている。

 「出したぞ。風呂に入るからな!」目黒は恵と一緒に風呂に入り「ここを剃らせろ!」絨毛を撫でている。
「自分でします…」
「ダメだ、俺が剃る!」目黒は石鹸を泡立てて絨毛に塗ったが、生えかけの絨毛だから剃るのは簡単だ。
カミソリが数往復すると、ツルツルの淫裂に変わった。

 「いいね、これが。それから、今夜は俺がお前の亭主だから、そのつもりでやれ!」
「わかりました…」
「恵、早速だが、体を洗ってくれ」
「はい、あなた」言いたくなかったが、目黒の協力がないと囮に慣れないから我慢している。

 「チンポも洗うんだ!」
「はい、こうですね?」肉竿も洗い、体を洗い終えると2人はまた抱き合って「あ、あ、あ!」目黒はこの夜だけで3回淫裂の中に放出した。

 翌朝、2人は一緒に城北署に向かった。
「約束は守ってください。もう、体は求めないって!」
「約束するよ。そのかわり、小池が救出されたら、お礼にやらせてくれるよね?」

 「約束が違います!」
「だったら、協力しないよ」
「わかりました。1回だけですからね。それに忠明さんには言わないで下さい…」
「わかっているよ」2人は署内に入った。

 恵はいつものように仕事をしていると、中尾が訪ねてくる。
「小池君、申し訳ないが協力して欲しくてね」中尾は目黒が言っていたクラブの囮を頼みに来た。
「忠明さんを助け出せるならやります」
「それは助かる、佐藤君も一緒に囮になって貰うからね」今回は2人が潜り込む事になった。

 「詳しい事は目黒君から聞いてくれ。彼がこの囮の責任者に決まったんだ」目黒と聞いて顔が強ばった。
「どうかしたか。顔色が悪いぞ?」
「いいえ、なんでもありません」そう言うが、散々体を弄ばれた相手だから無理もない事だ。

 恵は中尾が戻ると目黒を訪ねた。
「そっそくですが、囮の事で…」
「わかっているよ。これから行こう」目黒は愛子も呼んで、一緒に忠明が掴まっていると思われるクラブに向かう。

 「あそこはストリップショーが受けているんだ。しかも、素人がやるんだ!」
「まさか、私達にそれをやれと…」言葉が止まった。
「そうだ、それ以外に入り込む手はない。俺たちが客として見張っているから、安心して裸になってくれ」
「イヤです。仕事仲間の前では、裸になりたくありません!」愛子は泣き出した。

 「私はやります。ヌードになってでも助け出します!」
「良い心がけだ。小池が聞いたら泣くよ。佐藤もそのつもりで裸を覚悟しろ。悪いようにはしないから」
「でも、見られるのよ。オッパイとアソコを…」
「見られるだけだろう、オ○ンコさせるんじゃないから。それとも売春婦として潜り込むか?」
「イヤです、ヌードの方がいいです」愛子も渋々裸になるのを覚悟した。

 「それは助かる。早速だけど、これから行こう!」目黒は2人をクラブに連れ込んだ。
「支配人。この子達を使ってくれないかな?」
「目黒さん、内は真面目な人は困るんですよ。堅そうな人はね」
「大丈夫だよ、俺が保証する。おい、ここで裸を見せてやれ。金が欲しいだろう?」目黒に言われれば従うしかなく、2人は黙ったまま服を脱ぎだし、それを支配人が見ている。

 開店準備をしていた従業員も手を止めて2人が脱いでいくのを見ており、恥ずかしいのか顔が赤らみ、指先が震えている。
それでも、2人は服を脱いで下着姿になった。
「いいね。素っ裸もいいけど、スケスケもいいよ。それにパイパンも!」声を上げる支配人だ。

 「全部だ、全部脱げ!」2人がブラジャーを脱ぐと乳房が揺れていく。
(乳首が痛いわ)恥ずかしいのか、乳首が限界まで膨らんでいる。
その後、パンティも脱いで生まれたままの姿を支配人や従業員に晒していく。

 支配人は2人の体を、食い入るように見てから「いいですね。これなら使っても!」承知した。
「そうしてくれ。2人は借金で生活が大変なんだよ。で、いくらだ?」
「ヌードだけなら1日4万ですね。ストリップもやれば7万出しますが…」

 「7万貰えるぞ。ストリップもやるよな?」
「はい。それだけ貰えるなら、ストリップもヌードもやります…」項垂れて返事をした。
「それでしたら、今日から働いて下さい。それから、ここは毎日剃って欲しいな。パイパンで売り出すから」2人の淫裂を触っていく。

 (イヤ。触らないで!)腰を引くと「これくらいは我慢しないとダメだ。こんな事もされるんだよ」恵の乳房を掴んで揉みだし、乳首まで吸いだした。
「だ、ダメです、そんな事されたら…」声が上擦っている。
「敏感だね。あんたのはどうかな?」愛子も乳房を掴まれ乳首が吸われ「ん、ん、ん!」背中が反っていく。

 「いいオッパイだね、オ○ンコも申し分ないし。早速今日から働いて貰うからね」2人はこのクラブに無事に潜り込んだ。
それに、3階に空き部屋があるから、そこに住み込む事にした。

 早速、2人は生まれたままの姿で従業員の前に立たされた。
従業員は無毛の淫裂を食い入るように見ており、それは2人にも痛いほどわかっている。
女性が一番見られたくない部分を見られ、項垂れて顔を上げられない。

 支配人は、2人を紹介してから制服を渡した。
制服と言っても、うっすら色の付いたミニスリップで、乳房は透けて丸見えだが、淫裂はどうにか隠れる程度だ。
「これで、お客さんの前ですか?」
「そうだ。触らせればチップが入るから、半分は店の取り分だぞ」

 「で、いくらになります?」
「オッパイが3千円、オ○ンコとセットで5千円は貰う事になっている。金が欲しかったら一杯触らせればいいんだぞ」
(イヤよ。私はこれでも婦警よ)そう言いたかった。

 「それから、ショーはコスチュームを着てやって貰うよ。今日は確か婦警の制服だったはずだ」
「支配人。2人とも婦警のストリップじゃ、面白くありませんよ」
「そうだよな、婦警がレズだったらいいかな?」
「面白いですね。それで行きましょうよ、準備はしますから」こうしてショーの内容も決まった。

 やがて、時間が立ち、ホステス達が出勤してきた。
「あら、新人ね。私もこんな時があったわね」全裸同然の2人を見てニヤニヤしている。
「そうね、恥ずかしがらずに頑張ってね。お金になるし」他人事のように言い、暫くしてチャイナドレスを着たホステス達が現れた。

 「そんな~。私達だけヌードだなんて、不公平よ!」泣き顔になると「新人は仕方がないの。金が欲しいんでしょう?」ホステスから冷たくあしらわれた。
風俗業界は先輩、後輩のしきたりが特に強いから、当然かも知れない。

 2人が全裸同然に我慢していると開店になった。
店が開くと2人は先輩に連れられて客の間を回っていく。
全裸同然の2人に、客は当然手を伸ばし、裾を捲り上げられて乳房を掴まれ、淫裂にも指が押し込まれている。
それを拒みたいが、拒む事は出来ずに、客のされるがままだ。

 2人が客の接待をしている間にも時間が経って「お二人さん。そろそろ準備をお願いします」支配人が声を掛けてきた。
「ショーか、頑張れよ!」客から励まされて店の奥へと向かう。
「急いでこれに着替えて!」支配人が制服のセットを渡す。

 「それから、これも着けてくれ!」黒の下着で、役目をしないスリップを脱ぎ下着を着ていく。
カップがワンサイズ小さいのを選んがから、黒い布から乳房の膨らみが覗いている。
それに、パンティも大胆なTフロントで、小さな幅の布が淫裂を押さえている。
下着を着込むと、慣れた手つきで制服を着ていく。

 「いいね、締まりがあって。俺、レイプしたくなったよ」愛子に抱き付き、胸を触った。
「イヤ、イヤです、レイプなんてイヤ!」必死に振り払う。
「冗談だよ、冗談。それより、素っ裸になったらこれを付けて…」色々と説明し、それが済んでから3人は店内に戻って来た。

 店に戻ると「それでは、当店自慢のヌードショーをこれより始めます!」元気のいい店内放送が行われた。
婦警の制服を着た2人は舞台に上がり、いきなり抱き合う。
「愛子、行くわよ!」唇を吸い合うと「何だか、本気になってきたわ。これって、いけない事よね?」愛子も恵の胸を撫でていく。
「勿論よ。これは演技だからね」愛子のボタンを外していく。

 シャツのボタンが外されると黒いブラジャーが覗いている。
「して。欲しいの恵さん!」
「わかっているわ」上着、シャツが脱がされた。
「今度は愛子がするのよ」愛子も恵がしたように、ボタンを外し、ブラジャーだけにした。
その後、ブラジャーも脱がし合い、上半身を露わにし、乳房を吸い合う。

 乳首も吸われ「あ、あ、あ!」声を上げていく。
恵は乳首を吸ったまま、スカート、パンティと脱がして愛子を生まれたままの姿にした。
「私にもさせて…」愛子も乳首を吸いながら恵を全裸にし、酔った客は真剣な顔で2人のショーを見ている。

 全裸になった2人は、また唇を重ね合う。
「私からするわよ」「恵さんに入れて欲しい」愛子はその気になっていた。
愛子は仰向けに寝て、恵は股間に樹脂棒をしっかり固定した。

 「行くわよ」愛子の頭を抱きかかえながら、ゆっくり淫裂に押し込んでいく。
「いいわ、気持ちいいわ。恵さんにされると…」
(私はその気はないわよ、これは演技だからね)なおも押し込みピストンを始めた。

 「あ、あ、あ!」店内に愛子の声が響き、淫裂からは白い淫汁が流れ出した。
「後からして、恵さん…」
「いいわよ。四つん這いね」愛子は姿勢を変えた。
恵は腰を押さえ、樹脂棒を押し込むと「あ、あ、あ!」前よりも大きい声を上げ、乳房を揺らせている。
「いいわ。すごくいい!」悶え声を上げていく。

 その後、交代で愛子が樹脂棒を股間に固定して恵の淫裂に押し込んでいく。
「いいわ、凄くいい!」その気は全くなかったが、愛子のピストンに答えている。
そして、2人はシックスナインになり、指で淫裂を触り合い「行く、行く~!」「私も行く~!」そう叫んでピタリと動きを止めた。

 2人が暫く動かないでいると「ご苦労様でした。お客様のお相手をお願いします」支配人が声を掛けてくる。
その声に起きあがり、下着を着ようと拾い上げたが「そのままです。ショーが済めば閉店まではそのままです」2人は顔を見合わせた。
(閉店までフルヌードでいるなんて…)仕方なく全裸のままで客の間を回っていく。

 「よかったよ、バッチリ見せてくれたし」客は2人を触り、全裸のまま店内を漏れなく回らされていく。
「よかったよ。まるで本物と同じだよ」
「これを触らせるなんて幸せだよ」2人は乳房と淫裂を触られて(やめて、触らないでよ!)顔を震わせながらも、酔った客に代わる代わる乳房と淫裂を触られていくと、見覚えのある顔がある。
(見られた…。フルヌードを上長に…)奥歯もガチガチ鳴っているが、客は課長の中尾と目黒だ。



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