官能小説『失われた絆』

赤星 直也 作







第11話 署内でのビデオ

 「やるわよね?」
「やります。何時やればいいのですか?」
「そうね、これからはどうかしら。日曜だし…」
「わかりました。これから行きます」

 「そうよ、それでいいのよ。性能のいいカメラを貸してあげるね」その言葉通りに、使用人が高級ビデオカメラを持ってきた。
「充電タップリだから6時間は平気なの。署に着いたら制服を着てレズしてね」八重は注意を与えた。

 (一体、誰に頼むのよ。日曜だから誰もいないかも知れないのよ)泣きたい気持ちで昨日買い込んだ下着を着ていく。
黒のスケスケ下着で、ストッキングもガーターベルトも付け、服も着ていく。
「わかったわよね。しっかり撮って貰うのよ」八重は2人を城北署まで車で送らせた。

 日曜なのか、道路は空いており、車は20分ほどで城北署まで来た。
2人は車を降りると裏口から入っていくが、署内は誰もいないのか、静まりかえっていた。
「とりあえず、着替えようよ」2人は更衣室に入り制服に着替えて署内を見て回ると「あれ、どうかしたんですか?」刑事課の目黒がいた。

 「目黒さんは、どうしてここに?」
「当直ですよ。例の捜査のね。全く、ついていませんよ」愚痴を言う。
「目黒さん、お願いがあります。私達をこれで撮って欲しいんです」預かったビデオカメラを手渡した。
「撮るって、2人をですか?」
「そうなの。それより、こっちで…」愛子と恵は。誰も来る恐れのない会議室に目黒を連れ込んだ。

 「これからする事を撮って欲しいの…」そう言うと、2人は抱き合う。
「待って。撮って上げるけど、僕の言う事も聞いて欲しいな。秘密を守るから」
「体が欲しいの?」
「それもあるけど、前から2人にやって貰いたい事があってね」

 「何をなの?」
「素っ裸になって署内を歩くんだ。それを撮るからいいだろう?」
「そんな、ヌードで歩いたら見つかってしまいます!」
「大丈夫だよ。わからないようにやればいいし」自信ありげだが、2人は顔を見合わせた。
(ヌードで歩くなんてイヤ。でも、目黒さんしか頼めないし…)暫く間をおいて「やります。ですから撮って下さい」力無く答えた。

 「それでしたら、撮って上げます。始めて下さい」2人は目黒が構えたカメラの前で唇を重ね合い、制服を脱がしていく。
やがて、黒のスケスケ下着が見えてきた。
「愛子、して上げるね」ブラジャーを外して乳房を露わにし、その後は愛子が恵を脱がせていく。
こうして、2人はストッキングとガーターベルトだけの姿になると抱き合う。

 「いいわ。愛子」「恵さんもいいわ」2人は名前を呼び合いながら、テーブルの上でシックスナインの体位で淫裂を弄り合う。
「あ、あ、あ!」「ん、ん、ん!」喘ぎ声が上がり、淫裂からは淫汁が流れ出した。
(本気になってしまったわ、でも気持ちいい…)目黒の前で2人は本気になっていた。
やがて「いく、いく~!」突然動きを止め「ハア、ハア!」荒い息使いで仰向けになったままだ。
目黒はそんな2人もカメラに撮った。

 「もういいでしょう。今度は僕の言う事を聞いて下さいよ」
「わかりました。このままでいいですよね?」
「ガーターベルトは要りません。ストッキングだけ履いて下さい」言われた通りにガーターベルトを外して、脱いだ下着や制服をテーブルの下に隠す。

 「行きましょう!」目黒と一緒に会議室から出た。
「コツ、コツ!」誰もいない廊下に靴音が響き、2人は強ばった顔をし、乳房を揺らせて歩き、それを目黒が撮っている。
「待って。ここを紹介しないと。小池君やってくれ!」

 「ここは取調室です。中をご覧下さい」全裸を撮られていく。
(撮らなくていいわよ。もう、やめて!)3人は中に入るとドアを閉めた。
「ここで、軽くやらせてくれ。佐藤、お前が撮るんだ。うまく撮れていなかったら、明日やり直しだからな」目黒はカメラを愛子に渡しズボンとパンツを引き下げた。

 「言うんだ、これからの事を…」恵の背中から抱き付いた。
「め、恵はこれからセックスします。この取調室でセックスします…」目黒は肉竿を淫裂に押し込んだ。
「あ、あ、あ!」声を上げ背中を反らせている。
(オチンチンが入っている!)それはビデオを撮っている愛子にもわかる。

 目黒は肉竿を数回動かすと抜いた。
「次ぎ行こう」また廊下を歩いていくが(今度は、私がセックスを求められるかも…)不安な愛子だ。
「佐藤、ここを紹介しろ」
「ここは刑事課です。ここが私の席です」椅子に座った。

 「今度は佐藤とやるぞ!」カメラを恵に渡して、愛子の背中から抱き付く。
「ん、ん、ん。あ、愛子は今セックスしています…。しかも自分の席でやっています…」泣き出しそうな顔がビデオに撮られ、目黒は恵と同じように数回腰を振って抜いた。
「次だ、次行くぞ!」こうして3人は署内を、くまなく回って戻ってきた。

 「今度は本気でやらせろ!」恵を四つん這いにさせて、腰を振り、愛子がビデオで撮っている。
「あ、あ、あ!」喘ぎ声を上げ、乳房を振っているが「言え。今何をされているか、言うんだ!」言われる。
「恵の膣にオチンチンが入っています…。奥まで突き刺してきついです…。どうにか我慢しています…」苦しそうに言う。

 「オッパイが掴まれています…」屈辱に堪えていると「暖かいです…。射精されました。膣の中に射精されました。漏れ出ていきます…」泣き顔になった。
「もういいぞ。オ○ンコを拭いたら、服を着ろ」流れ出る精液を拭き、下着を着け、制服を着た。
「テープは後で返して貰うぞ。俺のコレクションにするからな」目黒にも屈辱なテープが渡ってしまい、それは避けたいが、負い目がある以上は仕方がない事だ。
2人は制服姿になると更衣室に入り、私服に着替え、八重の屋敷に戻った。

 「ビデオは撮ったわよね?」
「はい、撮って貰いました」ビデオを渡すと直ぐに再生を始めたが、いきなり制服姿で抱き合う2人が映し出された。
『いいわよ、凄くいい!』喘ぎながら制服を脱がせ合って全裸になり、乳房、淫裂を触り合う。
「いいですね。これも使えますよ」スタジオにいた男も乗り気だ。
「だったら、これも使っていいわよ」八重も承知する。

 再生が進むとシックスナインで淫裂をなめ合いだした。
『行く、行く~!』動きが止まり、一旦画像が切れ、ストッキングだけを履いた2人が映し出された。
2人は警察署の廊下を乳房を揺らせながら歩いている。

 そして『ここが取調室です』そう言うと後から目黒に肉竿を押し込まれる。
『恵は取調室でセックスしています』結合部が映っている。
「これもいいよ、これを撮りたかったんだ!」興奮して言う。
その後も、全裸の2人が署を案内して後から挿入され、最後に四つん這いになった恵が『恵の子宮の中に射精されました』漏れ出す精液も撮られ、そこで画像が消えた。

 「よく撮ったわ、ご褒美に軽くお仕置きしてあげる。いらっしゃい!」
「痛いのは、お許し下さい。八重様!」
「ダメ。あなた達はこれからもムチで打たれるのよ」嫌がるが地下に向かう。
「わかるわよね、これに乗るの」三角形のシーソーを指さす。

 「それはお許し下さい。性器が痛いんです。使えなくなったら困りますから…」
「だったら、オッパイとお尻にむち打ちよ。脱ぎなさい」2人は服を脱いでいく。
膣の痛い思いよりは、尻と乳房を打たれた方がよかった。

 下着も脱ぎ、全裸になると四つん這いになと「八重様、準備出来ました。お願いします」自ら言う。
「あら、良い心がけね、まずは恵から」ムチが尻を叩き「ピシ、ピシ!」赤い筋ができ、その度、垂れ下がった乳房が揺れている。
恵は20回程度打たれて、その後は愛子が打たれていく。
「ん、ん、ん!」愛子も打たれる度に背中が反っている。

 「お尻はもういいわ、そこで仰向けよ」小さなテーブルがあり、そこに仰向けになった。
「ヒー!」愛子の乳房が打たれ、顔が苦痛で歪み赤い筋が数本できた。
「あなたもよ」当然恵も打たれ「ヒー!」悲鳴を上げながら赤い筋を作っていく。

 「さてと、痛い思いは許してあげる。今度はいい気持ちよ」恵は足を開かされ「ウイ~ン!」バイブが唸り音を上げながら、淫裂に振動を加えてきた。
「お許し下さい。もうセックスはしたくありません…」
「セックスじゃないわよ、オチンチンじゃないから!」バイブが膣に押し込まれた。

 「あ、あ、あ!」今までにない感覚で、振動が敏感なクリトリスを刺激している。
「ダメ、お許し下さい、ダメです!」腰が浮き勝手に動き「あ、あ、あ!」遂にスッポリと淫裂に収まった。
「ぬ、抜いて、下さい、や、八重様…」途切れ途切れに言うが、もう淫汁が流れている。

 「お嬢様、私にもやらせて貰えませんか?」黙ってみていた久美もやりたそうだ。
「いいわよ、久美はそれでやって」
「はい、これでやります」久美が手にしたのは、恵のとは違って少し反っている。
「ウイーン!」振動しながら愛子の淫裂に入り込む。

 「イヤ、イヤです。こんなのイヤです。どうせなら、オチンチンで、オチンチン…」膣の中に入るなり、腰が浮いて動き出す。
「ん、ん、ん!」息も荒くなっている。
「ごめんね、私、オチンチン持っていないの。これで我慢して」久美はピストンも加え「あ、あ、あ!」愛子も淫汁を流していく。

 「どう。気持ちいいでしょう?」八重はピストンしながら恵に尋ね「はい、気持ちいいです。どうせなら、オッパイにも…」そう言う。
「いいわよ。ご褒美にやって上げるわ」乳首も吸い「あん、あん、あん!」背中も浮き上がり、淫汁が尻まで垂れている。

 「愛子にもしてあげるね」久美も乳首を吸いながら動かし「あ、あ、あ!」愛子も声を上げ、背中も浮き上がらせ、淫裂から肛門まで淫汁を垂らしている。
八重と久美は、なおも乳首を吸いながらバイブを動かした。
「ダメ、行きます、もう行きます!」「行くわ、行く!」2人はバイブで昇りきった。

 「ハア、ハア!」乳房を波打たせ焦点が定まっておらず、バイブが抜かれるとドット淫汁が流れていく。
「あら大部よかったみたいね。またお仕置きしてあげるから来るのよ」
「はい、また伺います」余韻を味わうかのように、仰向けになって体を休めた。
「服を着ていいわよ」八重に言われ、2人は起きあがると服を着込み、車でアパートまで送られた。

 愛子と恵が帰ると、また男2人と女性が話している。
「本部も目を付けているぞ」
「そうか、そろそろやるか」
「そうした方がいいよ。それから、あいつにはもう一度囮になって入って貰うぞ」

 「面白いわね。どうせなら、素っ裸のホステスをさせてみたいわ」
「いいね。同僚の刑事に素っ裸を見られるのも面白いや。でも、どうして、あいつが気になるんだ?」
「あなたにして欲しいからよ。これからでもいいからやって欲しいの…」

 「ビデオで興奮したのか?」
「それもあるわ。私もあなたに乱暴にされたいの。縛ってもいいわよ」
「わかった、帰る前にやるよ。それより、囮の話だが…」ヒソヒソと話された。
その後「いいわ、もっと奥まで入れて。それに、一杯出して!」全裸の女が駅弁スタイルで抱かれ、悶え声を上げていた。

 翌日、恵が勤務していると目黒が訪れた。
「旦那の事で話があるんだ!」
「わかりました、伺います」目黒の狙いは恵の体だとはわかっていが、会議室に入った。

 「テープは持ってきただろうな?」
「はい、これです」ビデオを差し出すと目黒はそれを受け取り「恵。ここで脱げ、素っ裸になれ」命令する。
「イヤです、ここは誰が来るかわからない部屋です!」

 「何だ、小池の事が知りたくないのか。俺はいい情報をつかんだぞ!」忠明と言われれば拒めず「脱ぎます、ですから教えて下さい」恵は制服を脱いでいく。
ネクタイ、ワイシャツも脱いで上半身はブラジャーだけだ。
そのブラジャーからは乳房が透けて見える。

 「これではだめですか?」ブラジャーも脱いで乳房を露わにしていく。
「ダメだ、オ○ンコも見せろ」仕方なくスカート、パンティと脱ぎ「手を退けろ、見えないぞ」渋々両手を後にして乳房と淫裂を目黒に晒している。
「ヘアが生えてきたな。また剃らないとな…」指で淫裂を触っていく。

 「目黒さん。忠明さんの事ですが…」誰が入ってくるかも知らない部屋に、これ以上全裸でいる訳には行かず、太股を震わせながら催促した。
「小池の居場所がわかったんだ」そう言うと、恵の背中から抱き付き肉竿を押し込んできた。
「ダメ、ここではダメです!」勤務中だというのに、恵は目黒の肉竿で淫裂を突かれてく。

 声を出せば、同僚達が入ってくるから声は出せない。
それをいい事に、目黒は子宮の中に放出した。
(あなた、また射精されました。これもあなたの為ですから許して下さい…)詫びながら淫裂を拭いている。



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