官能小説『被虐の目覚め』

赤星直也 作



画像は相互リンク先「舞ワイフ」榎本恵様からお借りしています



第14話 ビデオモデル

 全裸になった遙香は。恥ずかしいのか両手で乳房と股間を押さえ、横を向いたままだ。
「こっちを向いてください!」その言葉に振り向くと「手をこういう風に…」ポーズを取らされ乳房と股間が丸見えになっている。
「恥ずかしい。性器は見ないでください!」言うと「芸術です、ヌードは芸術ですから恥ずかしがってはダメです!」叱られた。
男はポーズを取っている遙香を食い入るように見つめ、色々は角度からも見てから「着てもいいですよ」部屋から出て行く。

 「兄さん、紹介まだだったね。お母さんの今井美子さんだよ」
「お母さん…。裕次、お前の頭おかしくなったのか?」やはり不思議がってる。
「驚くのも当然よね、裕次君は私の子供になったの。早い話が養子よ」
「そうか、養子か…。そうそう、俺は田中裕一で、裕次の兄です」裕一も名乗って世間話が始まった。

 3人で話していると遙香が戻ってきて「紹介するね、母さんの妹さんで福原遥さんだよ」裕次が言うと「それは昔よ、今日から今井遙香です」言い直す。
「遙香、別れたの?」美子の問いに「逃げたのよ、借金を押しつけて。離婚届が届いていたの」泣き出す遙香に皆が沈黙していく。

 その沈黙を破って「それから、条件ですが絵画ですと1回5万で、写真だと30万です」裕一が説明し「そんなに差があるんですか?」遙香は声を上げた。
「当然でしょう。写真ですとプライバシーが無いですからその補償と思ってください。慣れるまでは絵画モデルの方がいいと思いますが…」
「そうよね、慣れるまでは絵画にする。それで、どれくらい通えばいいんですか?」
「週2回は通ってください。スケジュールは…」裕一は表を見せて説明して行く。

 説明が終わると「私も生徒になれるのかしら?」美子が言い「はい、誰でもなれますよ」「それなら裕次も一緒でいいよね?」「構いません。歓迎します」申込書を渡して2人も受講する事になった。
2人は記入して、スケジュール表を貰うと屋敷に向かうが、途中の文具店で必要な物を買い求めた。

 屋敷に戻ると田中はカメラを見つめて「遙香さんか。ヌードを撮りたいな」思案すると股間が膨らむ。
「それより、悦子さんと美子さんの緊縛もいいよな…」肉竿が更に膨らんで「撮りたいけど無理だよな…」諦めると悦子が来て「オチンチン膨らませるなんて、いやらしい事考えたでしょう?」見抜いた。
「そうなんだ。悦子さんを縛った姿を想像したらこうなって…」悦子の手を股間に押し当て「お願いだから、モデルになって!」頼み込む。

 「ヌードだけならいいけど、縛られるのには抵抗があって…」承知はしない。
「そうだよな、無理だよな」溜息をつくと「今夜してあげるから、そんな顔しないでよ」田中の手を掴んで乳房を触らせる。
「わかった。我慢するよ」手を退けて書類を整理しだすが「ダメだ、我慢できない!」真一が撮った美子の緊縛ビデオをパソコンで再生した。

 再生が進むと美子の淫裂や縛られた乳房に興奮して「抜かないと…」肉竿を露わにすると擦り出す。
「気持ちいい、俺もあんな風にやりたい…」苦しそうな顔の美子を見ながら肉竿を擦って行くと「オナニーなんかして!」悦子に見られた。
悦子は「美子さんのヌードじゃないのよ!」驚いたようで「男だよ、仕方ないよ」そう言うが(まずい事になったな)動揺している。

 悦子は「そんなに、貯まっているの?」露わになった肉竿を擦りながら言い「こういうのを見ると我慢できないんだ。悦子さんのだったら毎日抜けるよ」息を乱して言う。
「でも、縛られるのはいや…」そう言って悦子は出て行き、田中はまた擦りだし「でた~!」射精した。
 
 悦子は「言った方がいいのかしら?」悩んだが「美子さん、裕次君だけど…」美子のビデオでオナニーしていたのを告げた。
「私のビデオでオナニーか…」困った顔をするがいい案は浮かばず「とにかく、様子を見ましょう」と様子を見る事にした。

 数日後、田中と美子は裕一絵画教室に出かけた。
裕一は2人を特別扱いはせず、一般と同じにして待遇し遙香を教室に入れた。
遙香はバスローブを脱ぎ、全裸になって乳房と股間を露わにするが、恥ずかしいのか太股が震えている。
そんな遙香に、裕一は「こうやって!」ポーズを作らせ乳房と股間の絨毛を生徒に晒していく。

 「ポイントはこの腕です。角度によって…」説明して行き、終わると生徒達はデッサンを始めて、2人も描いていくが、初心者だから皆とは、ほど遠い出来映えになっている。
それでも、描いていくと(そうよ、遙香をモデルにしてビデオを撮れば…)美子は遙香の全裸を見ながら思いついたが、遙香は相変わらずポーズを取っている。

 デッサンを始めて45分が過ぎ「ここまでにします」裕一の言葉で生徒は描くのをやめて道具を仕舞い込み、遙香もバスローブを羽織って全裸を隠していく。
2人も後片付けをして教室から出て行くが「裕次君、遙香のヌードはどうだったの?」尋ねると「いい形オッパイだね。それに、ヘアの生え方もいいよ」そう応える。
「それじゃ、満足なのね?」「そうさ、モデルとしてはいいよ」その言葉に(後は遙香次第ね…)美子は思案した。

 翌日、美子は1人で遙香を訪ねた。
「遙香、ヌードのモデルをして欲しいの」いきなり切り出し、戸惑うのを尻目に「50万払うわ。それに秘密は補償する」詳しく説明して行く。
「そんな、変態みたいな事はしないわよ!」拒んだが「真一と無理にセックスさせたのは誰よ。それにお金が必要なんでしょう?」逃げ道がなくなった。
「わかったわ、セックスもすればいいのね?」「そう、避妊具を着けてね」承知したから美子は笑顔になっている。

 遙香が承知すると屋敷に戻り、2人を前に「裕次君、ビデオなんだけど…」話し出すと「撮らせて。何でもするから!」満願の笑みを浮かべる裕次だが「よりによって、裕次が遙香さんとセックスするなんて…」悦子は浮かない顔をしている。
「仕方ないよ、悦子さんがモデルになれば済んだのに…」裕次は平然と言って「あれも、あった方がいいな…」準備を始めている。

 それから数日が過ぎて、遙香が訪ねて来た。
「まずは素っ裸よ」美子に言われ、裕次が構えたカメラの前で脱ぎだしが、恥ずかしいのか顔が強ばり、指先が震えており、うまく脱げない。
それでも下着になったが「1人だけヌードはいや。みんなも脱いでよ!」その言葉に3人は顔を見合わせたが「わかった、裸になるよ」裕次は真っ先に脱ぎだしたから、美子と悦子も従うしかなく、下着も脱いで全裸になった。

 「それならいいわ。安心して脱げる…」遙香はパンティ、ブラジャーと脱いで股間と乳房を露わにしていく
「遙香さん、これを使うからね」カメラを美子に渡し、両手を後ろ手に縛ると乳房も縛りると開脚させる。
だが「撮らないで、性器はいや!」拒んでも足は閉じる事が出来ず、美子は下から撮りだす。
「オマンコ、バッチリ見えるわよ。やって!」美子が催促すると、田中は肉竿にゼリーを塗って後ろから挿入すると「いや。こんなのいや!」首を振りながら叫ぶ。

 「そう、こなくちゃ面白くないし」両乳房を握り締めて、なおも肉竿を押し込むとピストンを始めた。
「やめて、撮らないで!」承知したが、撮られるのは恥ずかしいから叫ぶが「今更なに言ってるのよ。私もやられたのよ」撮りながら美子は言う。
「謝ります、謝るから許して!」「そうは行かないわ。最後までやって貰うからね」美子は許さず、撮り続けて「出すよ、出すからな!」田中に射精させた。

 射精が済むと、淫裂から漏れ出る様子も撮られるが「出来ちゃう、間違いなく出来ちゃう!」遙香は泣き顔になっている。
「心配しなくていいわ、洗ってあげる!」カメラを田中に渡すと、遙香を浴室に連れて行き、シャワーを浴びせ膣の中を洗浄した。
「ビデオが終わったら、薬上げるから安心して」淫裂を洗い終えると、濡れた体を拭いて戻ってきた。



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