官能小説『被虐の目覚め』

赤星直也 作



画像は相互リンク先「舞ワイフ」榎本恵様からお借りしています



第2話 融資の強要

 翌朝、いつものように美子は起きると、通いのメイドが「奥様、おはようございます」と声を掛けてきた。声を掛けてきたのは福原悦子で、30歳と美子よりは若い。
「悦子さん、奥様はないでしょう。もう独り身になったし…」
「そうでした。美子様、申し訳ありません」悦子が美子に詫びると「それよりも、跡が大事よね。誰かいい人いないかしらね?」思案する美子で、それには訳があるようだ。

 「美子さん、昨日は眠れなかったみたいですね、シーツが乱れてますよ」悦子に言われ「そうなの。久しぶりに玩具で楽しんだし…」顔を赤らめて言うと「女だったら当然です。何も恥ずかしがることはありません」悦子は美子を気遣いながら片付けを始めた。

 2人が話し込んでいるとチャイムが鳴り「お客様だわ」悦子は玄関へと向かい、暫くして「美子様、遙香様がお見えです…」困った顔をして戻ってきた。
「遙香か…。今は会いたくないわね」美子は言うが「会いたくなくても、こっちは用事があるの」勝手に上がり込んできた。

 「遙香、妹だからって図に乗らないで!」
「姉さん、そんな怖い顔しないで。それだから真一に逃げられたのよ!」
「逃げたんじゃなくて、盗んだじゃないのよ。この泥棒猫が!」怒鳴るように言うと「美子様、落ち着いて下さい!」悦子が間に入った。

 「そうよね、遙香と言い合っても何にもならないし。それより、何の用なの?」
「姉さんに協力して欲しいの。ほら、新宿のジュピターが店じまいするのよ」
「それで、出資しろとでも?」
「勘がいいわね。2億出して貰えれば助かるんだけど…」
「2億といったら大金よ。それなりの裏付けがないと無理ね」

 「そこを、お願いしたいの。何なら真一とセックスしてもいいわよ」
「バカ言わないで。あんな男とセックスなんか、やる気はないわ!」
「そうかしら。毎晩、指でやっているんでしょう。真一のチンポは凄いわよ。膣をグイグイ突き刺すから行きっぱなしよ」
「行きたいなら、勝手に行きなさいよ。私はその気はないからね」

 「イヤなら仕方ないわね。これを週刊誌に売り込もうかな?」遙香がテーブルの上に写真を置くと「どうして遙香が持っているのよ!」美子の顔がブルブル震えている。
「良く撮れているでしょう。姉さんのオッパイとヘアが綺麗に撮れてるしね」
「これで、私を脅す気なの?」美子の声がかすれている。
「脅すなんて、とんでもない。ここは姉妹の取引よ」遙香の言葉に暫く間を置き「わかったわ。今回限りだかからね」念を押して承知した。

 「助かるわ。お礼にいい物見せてあげるから行こう!」遙香は美子の腕を掴んで屋敷から出た。
2人は遙香の運転する車に乗り、15分ほど走ってビルの前で停め「ここが、私の住まいよ」遙香は得意げに言いながら美子を中に連れ込んだ。
中に入ると「美子じゃないか!」前夫の原田が驚き声を上げ「真一、これからオ○ンコやろうよ!」遙香は服を脱ぎ出す。
「遙香、いい物見せるって、2人のセックスなの?」
「そうよ。姉さんも参加して3人でやるの」

 それには「馬鹿にしないで。私帰る!」機嫌悪く出ようとしたが「行かれちゃ困るわ。真一、姉さんを素っ裸にして!」言い放った。
その言葉に「美子、久しぶりにやらせて貰うぞ!」真一は目を輝かせて美子の服に手を掛けた。
「いや。もう他人だから、乱暴したら訴えるからね!」手を振り払うが、執拗に服を脱がして下着だけにしていく。
「姉さん、そんな色気ないのを着ているの?」美子はベージュの下着で、遙香は黒ずくめの下着を着ていた。
「そうだな。これじゃ、チンポも立たないな」原田はパンティを掴むと引き下げ出す。
「やめて。もう夫婦じゃないから犯罪よ!」脱がされまいと美子も押さえるが「素直に、オ○ンコ見せるのよ!」遙香も加わり手を押さえた。

 それには、あっけなく下半身が剥き出しになって、黒い絨毛に覆われた股間が露わになっている。
「両変わらず、ぼうぼうだな。パイパンにしてやるぞ!」脱がせたパンティを放ると絨毛を撫でながら言う。
「そんな事よりも、素っ裸よ。早く脱がせて!」
「わかったいるよ」今度はブラジャーに手を掛け、ホックを外して美子は生まれたままにされた。

 「オッパイはいつ見てもいいな。チンポも硬くなってきたよ」原田の股間が膨らんでいる。
「やったら、本当に訴えるからね!」怯えながら言うと「それなら、訴えられないようにしてあげる!」遙香はカメラで美子を撮り出した。
「撮らないで、黙っているから撮らないで!」両手で股間を押さえながら言うが聞き入れられず、股間から手を退けさせられ、淫裂も撮られた。
全裸を撮られた美子は「う、う、う!」嗚咽を上げるが「投資が済んだら全部返すわ。悪用しないから安心して!」足を開かせ淫裂も撮っていく。

 その間に、原田も服を脱ぎ全裸になったが、肉竿は盛り上がりに欠けており「真一、元気ないわね。お口でして貰ったらどう?」「そうだな、前の妻にやって貰うのもいいかもな…」原田は肉竿を美子の口に押しつけた。
だが、美子は口を閉じて肉竿の侵入を防いでいる。

 「姉さん、やらないなら、この写真がどうなってもいいのね?」遙香が言うと(仕方ないわ。あれを取り戻すまでは我慢しないと…)仕方なく口を開いて肉竿を迎え入れると(ダメ、奥まではイヤ!)肉竿の根元まで押し込み、ゆっくりと動かし出す。
(苦しい。何でこんな事をしなければいけないのよ!)それを我慢して唇で擦り続けると、肉竿は勢いが増して垂直になっている。

 「もういいみたいね。やりなさいよ、やりたいんでしょう?」唆すと、原田は美子に覆い被さり、淫裂に肉竿を押し当てた。
「入れないで、もう夫婦じゃないのよ!」叫んでも「う~!」呻き声と共に膣穴を広げながら入り込んでいく。
(奥まで入れられた…)美子の力が抜けていくと、肉竿はゆっくりと動き出し「ピチャ、ピチャ!」膣穴に入る度に音が出ていく。

 それでも肉竿が膣穴を突き刺し続けると、美子は本能で「あ、あ、あ~!」喘ぎ声をあげ、淫汁を流し出す。
「姉さん、気持ちいいのね。もっとオ○ンコして欲しいでしょう?」
「欲しくない…セックスはしたくない…」強がりを言うが(もっと奥までして。出してもいいわよ…)そう言いたかった。
「相変わらず強情ね。仕方ない、私とやろう!」遙香も下着を脱いで全裸になると「真一やらせて!」原田を仰向けに寝かせて馬乗りになった。

 遙香は肉竿を掴み、淫裂深く迎え入れると腰を上下に動かし出し「あ~!」原田も満足そうな声を上げる。
「私とのオ○ンコに満足してるの?」笑顔で言うと「気持ちいい。美子よりも気持ちいいよ」原田も言う。
それには(私よりも、遙香の方がいいだなんて…)頭を叩かれた衝撃を受けたが、知らぬ振りして2人の行為を見ている。

 やがて「でる、でる!」原田は遙香の腰を押さえて密着させると「う~!」声を上げ噴射をした。
(射精だわ、真一が遙香に射精した!)2人を眺めていると遙香の淫裂から白い体液が流れていく。
 「姉さんも、オ○ンコに出されたいでしょう?」遙香は立ち上がり射精された淫裂を晒すが「そんなのイヤよ。帰るからね」脱がされた服を着だす。

 「残念ね、もっといいことしたかったのに。とにかく投資の件は約束よ。それまではこれが担保だからね」カメラをちらつかせた。
「わかったわ。融資を約束するからそれも渡して。不正をしたら訴えるからね」
「約束する。刑務所には入りたくないしね」遙香も淫裂を拭くと服を着だし、着終えるとまた投資の話を始めて、美子が自宅に戻ったのは3時近くだ。



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