第10話 逃走

 宮崎の似顔絵が、マスコミから報道されると、情報が相次いだ。
捜査員達は、次々と当たっていくが、全て空振りだった。

 「なかなか、見つからないな…」そんな中、電話が鳴った。
「そっくりの人ですね。すぐ行きます!」野口は明智に内容を告げると「調べてこい。万が一があるから、拳銃を持っていった方がいいぞ」
「わかりました」野口は同僚と情報のあった場所へ向かった。

 「心配だわ、レイプされたのがばれてしまうかも…」逮捕を望むが、その後を心配する紀子だ。
それは、野口も同じで「先輩がレイプされたのがわかってしまうし…」複雑な思いだ。

 それでも、職務に徹して調べていくと「見ろよ、宮崎に間違いないぞ!」「連絡するからな!」明智の元に告げられた。
「今、応援を出す。絶対に逃がすな!」明智は、近接署に応援を求めて、緊急配備をして逃げられないように手を打った。

 だが、宮崎は本能で、それを察知している。
「逃げます、宮崎が逃げました。車で逃げました!」野口達はパトカーで追跡し、宮崎が気づいて逃走している。
わざと、細い道や、曲がりくねった道に入って、逃げようとしている。

 それに、途中で車を乗り換え、ナイフ片手に、女性の車に乗り込み逃げていく。
「くそー、やられた!」乗り捨てられた車に悔しがる刑事達だ。
宮崎は、非常線を張られる前に突破して、東京から神奈川に抜けていた。
 
 「うまく巻いたぜ。助かったよ」ナイフを腰に押しつけ胸を触っていく。
「やめて、お願い触らないで!」震えながらハンドルを握っている。
「嫌うなよ、それよりもいい事しようぜ」胸を触っていた手が、スカートの中に入っていく。

 「いや、いや!」ブレーキを踏んだ。
「危ないな。止まるのはここじゃないよ、右の方だよ。行け!」仕方なくハンドルを右に切っていく。

 やがて、工事が中断した建物が見えてきた。
「あそこの中に入れ!」車は工事の中断されたビルに入った。
「降りろるんだ!」宮崎は慎重に車のキーを抜いて降り、女性も降りた。
「脱げ、素っ裸になるんだ!」ナイフを押しつけて言う。

 「やめて、夫がいます。私には夫が!」
「だったら、俺と不倫しようぜ。やりたいんだろう、オ○ンコが?」更にナイフを押しつけた。
「ヒー。やります…。ですから、ナイフを引いてください…」怯えている。

 「脱いだら、ナイフを退けるさ」その言葉に女性は服を脱ぎだした。
「お願いです、見るだけでにしてください…」泣きながら服を脱いで下着だけの姿になったが、黒ずくめだ。
それに、ストッキングとガーターベルトをしている。

 「ほう、毎晩、亭主にそんな格好を見せているのか?」
「今日だけです。普段は違います」手で胸と股間を押さえている。
「いいね、あんたの亭主はこんな姿を見れて!」ブラジャーの繋ぎ目を切った。
「見るだけにしてください!」慌てて、乳房を手で隠していく。
「何だ、オッパイはイヤか、だったらここだ!」パンティのゴムも切った。

 「いや、いやです!」悲鳴を上げて股間を隠し、女性はストッキングとガーターだけになった。
「こっちを向け、手も退けるんだ!」泣きながら言われた通りにしていく。
「いいね、オッパイが。それに、真っ黒なヘアがたまんないな。剃りたいよ」

 「許して、ヘアを剃るのは許して!」
「安心しろ、剃りたくても剃る道具がないんだ。オ○ンコだけにしてやるからな」宮崎は女性に抱き付いた。
「いや、いやー!」押し倒された女性が悲鳴を上げると「死にたいか。それとも、オ○ンコして欲しいか、どっちだ?」

 「お、オ○ンコして下さい…」泣きながら言う。
「オ○ンコ、したいんだよな?」念を押す宮崎に「はい、オ○ンコして下さい…」目を閉じて言う。
「だったら、やってやるぜ。オ○ンコを!」女性の淫裂に肉竿を押し込んでいくと「いやー!」女性は悲鳴を上げた。

 いつもは、両手を縛ってから犯していたが、今回は準備ができなかったから、いきなり犯していく。
「あ、あ、あ!」ピストンの動きに声を上げ「どっちがいい。俺と、旦那では?」
「あなたの方が、気持ちいいです。レイプされているのに、気持ちいいです…」屈辱的な事も言わされる。

 「俺も奥さんが気に入ったぜ。子供を産んでくれ!」
「イヤ、それはイヤです。お願い、それだけは許して!」泣きながら、抵抗してきた。
「そうは行かないんだ。出させろ!」腰の動きを早めて「いやー!」悲鳴と共に淫裂から宮崎の体液が流れてきた。
女性は「う、う、う!」嗚咽を上げて泣いたままだ。

 「よかったぜ。戦利品は取れないが、記念の写真は撮らないとな」女性は犯されたショックで呆然とし、乳房や淫裂を隠そうともしない。
そんな姿を、宮崎はカメラで撮った。

 それが済むと、服を着込んで「奥さん車を借りるよ。風邪を引かないように服を着た方がいいぜ!」崎は服を投げ捨て、車に乗り込み、走り去った。
犯された女性は、まだ「う、う、う!」と泣いている。
 
 車を手に入れた宮崎は山梨、長野と走っていく。
日も沈み、泊まる所を探さなければならず、家も点々とした山村に来てしまった。
「いいとこないかな、金もないし…」探す内に隣家から離れた家を見つけた。
「あそこを狙うか…」車を停め、降りて、明かりがついた窓から覗き込むと2人いる。

 「親子みたいだな」親子らしい女性が2人で話している。
「いい女だな。面白そうだぞ」家の周りを調べて行くと、ナイロンの紐がある。
「これでいくか…」ナイフで切って数本にし、紐の準備が済むと、窓から進入して様子をうかがう。

 「お母さん、お風呂に入って!」
「美紀が先に入って。私は後でいいのよ」
「わかった、先に入るわよ」美紀と呼ばれた女性は立ち上がって、衣類を持ち部屋から出て行く。

 (1人になったな、今がチャンスだ!)宮崎はゆっくりと忍び寄り、ナイフを首に当て「動くな!」と脅す。
「だ、誰なの?」不意を突かれた女性はそれしか言えない。
「手を、後ろで組め!」宮崎の言う通りに、女性は後ろで手を組んだ。

 「動くなよ。死んでも、知らないからな!」手を、先ほどのナイロンで数カ所縛っていく。
「お金ならないわよ、貧乏暮らしだから」
「それはどうかな。とにかく休みたいんだ」縛った女性の胸を撫でながら言う。

 「お願い、レイプだけはしないで。恥ずかしい事は、我慢するから…」母親は冷静に言う。
「オ○ンコの中に、出さなければいいじゃないか?」スカートの中に手を忍ばせた。

 「イヤなんです、男のオチンチンなんて!」顔を背けて言う。
「何か、事情があるみたいだな。でも、やりたいんだよな」股間を撫でだした。
「ダメ、許して。セックスだけはしたくないの、許して!」泣き顔に変わった。

 そこに「お母さん、上がったわよ」大きな声がした。
「うぐ、うぐ!」宮崎は母親の口を塞いだが(来ないで、美紀逃げるのよ!)そう叫びたかった。
 
 「お母さん、その人は?」パジャマ姿で、若い女性が入ってきた。
「ああ、俺か、こういう者なんだ!」ナイフを母親の咽に押しつけた。
「やめて、母さんから退けて!」
「それは、あんた次第だな。こっちへ来い!」ドアから離させた。

 「いい体つきをしているな。脱ぐんだよ、素っ裸になれ!」
「イヤよ。どうして裸なのよ!」
「イヤならこうだぞ」ナイフを更に押しつけた。

 「やめて。裸になるから、母さんからナイフを退けて!」
「あんた次第さ。変な事をしたら、グサリだぞ!」
「わかったわ、とにかくお母さんを助けて」美紀はパジャマのボタンを外し、胸が開いてブラジャーが見えてきた。

 「美紀か…。あんたは独身かい?」
「バツイチよ、離婚されたの。イヤな事を思い出させないでよ!」上を脱ぐとズボンも脱いだ。

 「美紀、やめなさい。男の前よ。私はいいから、そんなはしたない事、やめなさい!」
「ダメ、お母さんが大事よ。もう、生娘じゃあないんだから」ズボンも脱いで下着姿になった。

 更に、パンティも引き下げていく。
「み、美紀…」母親はそれしか言えなかった。
美紀は、背中を丸めて足を上げると、股間が露わになったが、黒い絨毛がない。

 (もしかして?)宮崎はじっと股間を見ている。
パンティを脱ぐと、背中に手を回してホックを外した。
「これでいいでしょう?」ブラジャーを脱ぎ、股間を手で押さえながら振り向いた。

 「素っ裸になったのはわかった。手を退けて、オ○ンコを見せてくれ!」
「ダメ、それだけはできない!」今までと態度が変わり、動揺している。
「許してあげて、娘は病気なの。見たかったら、私のを見せてあげるから…」

 「病気…。もしかしてオ○ンコに毛が生えない病気か?」
「イヤ、そんな言い方イヤー!」声を上げて、泣き出した。
「お願い、私のを見せるから、娘を許してあげて!」
「わかった。あんたも素っ裸になって貰うぜ。その前に、美紀が逃げると困るからな」娘の両手を後ろ手に縛り上げていく。

 「見ないで、性器は見ないでよ!」お尻を向けるが、太股の付け根が見えている。
生まれつき、ヘアが生えないので鮮やかなピンク色した淫裂だ。
「触る分には、いいだろう?」股間を手で撫でていく。
「触るだけよ。覗いたら、殺してやるからね」

 「わかったよ。でも、もったいな。なこんな、女を捨てるなんて。俺の嫁にならないか?」
「バカ言わないで。どこの馬の骨か、わからないのに嫁だなんて!」相手にしなかった。
「嫌われたか」宮崎は母親を縛った紐を解いていく。
 
 「わかっているだろうな。変な事したら、こいつを殺すからな」美紀の咽にナイフを押し当てた。
「わかっているわ。その前に、これを履かせていいでしょう?」パンティを拾い手で広げた。

 「お前、そんなに恥ずかしいのか。オ○ンコに毛がないのが?」
「当然よ、これで亭主が逃げたんだから」パンティに足を通していく。
「バカなやつだな。こんな、いい女なのに…」ナイフを押し当てながら、乳房を揉んでいく。

 母親は、その間に服を脱ぎ、下着姿になっているが、腹はそんなに肥満してなく、腰もくびれている。
「これで、娘のアソコを見ないと誓って!」パンティを引き下げた。
真っ黒な絨毛に覆われた股間が露わになっている。

 「あんた、1人しか産まなかったのかい?」
「そうよ、1人だけよ。義父に犯されて産んだのがこの子よ」パンティを脱ぎ終えるとブラジャーも脱いでいく。
「見て、これでいいでしょう?」乳房と股間を露わにしている。

 「いいね、この体が!」宮崎は股間や乳房を撫でていく。
 「やめて、母さんには触らないで。したかったら、私にしてよ。セックスもしたいんでしょう?」
「なんて事言うの。私なら構わないわよ、娘には手を出さないで!」

 「わかったよ。とにかく、疲れたから休みたいんだ。そうだ、一緒に風呂に入ろう」
「私とですか?」
「そうだよ。娘さんは逃げれないように、もっと縛るからな」足首、太股と縛っていく。
「素っ裸だったら、逃げれないよな」パンティのゴムにナイフを当てた。

 「やめて、逃げないから性器を見ないで!」泣き声になっている。
「信用するよ。もし、逃げたら、母親は死んで貰うからな」
「逃げないわよ、私1人では生きて行けないし…」美紀の言葉を信じて、宮崎は母親と一緒に浴室に入った。
 
 「手伝うわよ」母親は、乳房を揺らせながら宮崎のズボンを脱がせていく。
「どうして、こんな事をするんだ。それに、逃げれるだろうに?」
「無駄よ、逃げたってすぐに捕まってしまうわ。それに、噂に尾ひれが付いてしまうしね」

 「そうだよな。素っ裸で逃げたら、何言われるか知れないしな」
「それに、あんたには人殺しはできないしね。レイプが相応みたいだしね」
「レイプされても、平気か?」
「妊娠しなければ構わないわ。オ○ンコがしたいの?」

 「ああ、やりたいよ。娘さんとも!」
「ダメ、娘は許さないわ。可愛そうな子なんだから、絶対に手をださないでよ」そう言いながら、次々と服を脱がして宮崎を全裸にした。

 「洗ってあげるわよ」正面に回り、石鹸を塗っていく。
「立派な持ち物ね。これで、何人レイプしたの?」
「数え切れないな。とにかく疼いたら、オ○ンコするタイプだからな」肉竿を擦る母親に言う。

 宮崎は、母親に背中も洗われていく。
「気持ちいいな。こんな事、生まれて初めてだ!」
「初めてなんだ。親から洗って貰った事ないの?」
「ないよ、風呂はいつも1人だったからな」
「可愛そうにね…」丁寧に背中を洗って、宮崎と母親はその後一緒に浴槽に浸った。
 
 「そうだ、あんたも剃れよ。そうすれば、娘さんだって気休めになるかも…」
「そうね、その方がいいかもね。あんた、剃ってくれる?」
「いいよ、剃るのは得意だから」急いで石鹸を泡立て、股間に塗っていく。
「何だか、変な感じだわ。ヘアを剃られると!」気持ちよさそうな顔で絨毛を剃らせていく。

 「あんたのオ○ンコも綺麗だぜ!」絨毛が綺麗に剃り落とされた。
やや、黒ずんだ淫裂が露わになって「戻ろう」宮崎と母親は生まれたままの姿で戻ってきた。
「母さん。ヘアがない!」
「そうよ、これからは美紀と同じよ」

 「あんたも、パンツを脱ごうな」足を縛った紐が解かれ、パンティが脱がされていく。
「恥ずかしいわ。性器よりヘアがないのが恥ずかしいのよ!」顔を背ける娘だが、綺麗な淫裂を宮崎に晒している。



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ハードなものからソフトなものまで官能小説どっさり。自作品のほか投稿もあり。
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