第10話 全裸の授業
 
 後藤は肉竿を動かし続けて、絶頂を迎えると放出した。
「出したよ」肉竿を抜くと、先端に白い精液が溜まっている。
「後藤さん、お願いだから側に置いてね」優子はコンドームを外しながら言う。
「勿論だよ、優子さんが側にいてくれると楽しいし」乳房を吸い出す。
「そう言って貰えて嬉しい。これからは交代でしてするから、オナニーはしないで」
「交代でするって、どういう事?」
「ほら、これを見て」渡された用紙には、月日が書かれ、名前が書いてあった。

 「これって、セックスしていい人なの?」
「そうよ、後藤さんのお陰で恥ずかしい思いしなくて済んだお礼よ」萎縮している肉竿を撫でた。
「それは、まだわからないよ。大将がまだ出てこないし…」
「そうね、まだ安心できないのね」
「僕がみんなを守ってみせるよ。だから、安心していいよ」
「期待してる。それより、もう一回したいの」
「僕もやりたいんだ」
「それならやりましょう。私がしてあげるから」優子は、またコンドームを着けて、馬乗りになると「あ、あ、あ~!」声を上げ出した。
 
 次の夜、優子が渡したスケジュール表の通りに恭子が現れた。
「助けていただいたお礼です」浴衣を脱ぐと「黒いレースですか。皆が、同じじゃ飽きますよ、たまには変わったのにして下さい」
「次からそうします」そう言うとストッキングだけになって肉竿にコンドームを着けていく。
「最初は私がします」着け終わると後藤を跨いで馬乗りになった。
「決まってるんだ、最初は馬乗りって!」
「そうです、後藤さんは何が好きですか?」
「四つん這いでも、やってみたいな」
「それでしたら、2回目は四つん這いになります」その言葉通りに、馬乗りで射精すると、四つん這いになって淫裂を突かせた。
「あ、あ、あ~!」喘ぎながら淫汁を出して2回射精した。
 
 後藤は、天国に登った気分で夜を過ごしていたが、同僚の教師達は地獄に突き落とされようとしていた。
5月が過ぎ、6月に入って間もなく、同僚の机にヘアを露わにしたヌード写真が入れられていた。
されに、後藤を追い出す署名を集めろ書いてある。
『もし、やらなかったら、このヌード写真を学校にばらまく』とも書いてあった。

 同僚達は密かに話し合いを始めた。
「後藤さんを追い出すなら、死んだ方がましよ。ヌード写真なんか、何ともないわ」
「私もよ。ずっと側にいる約束したから、どうなってもいいわ」脅迫された皆の意見が一致した。
「でも、それじゃ、つまんないわ。反対に、こっちから反撃しましょうよ」
「反撃って、どうするの?」
「ヌードよ、一斉にヌードになって授業するの!」
「恥ずかしいわ。教え子にヌードを見せるなんて…」
「そこよ。生徒にもヌードになって貰うの。勿論後藤さんにも」
「それ、良い考えね。ヌードになった理由を説明すれば、きっと協力するわ」
「生徒会だって、今までとは違って後藤さんに付いてるしね」話がまとまり、何時やるかは様子を見てからと決めた。
そんな事とは知らない後藤は、放課後に同好会員と一緒に「蹴りの稽古だ。いいか右足を高くして…」男生徒を相手に稽古をしていた。
 
 それから数日が過ぎて、計画が実施された。
教師達はいつもより早く校舎に入り、職員室で服を脱いでいく。
「どうせなら、下着はない方がよかった」「そうね、その方が楽よね」そう言いながらも、全部脱いで全裸になっている。
「後は、これを配るのよ」全裸になった教師達は、校舎で生徒の現れるのを待った。

 全裸で立ってから直ぐに生徒が現れ「先生がヌードに…。ヘアまで出して…」指さしながら叫んだ。
「これには理由があるの。協力してね」脅迫状のコピーと、ヌードになった理由を書いた用紙を配っていく。
次々と生徒が登校して来て「ヌードになってる!」「ヘアも出してる」驚きの声が上がっていくが、配ったチラシを見ると「先生、私も協力するわ」そんな声が上がりだした。

 登校するのは女生徒だけでなく、脅迫されてない教師や男生徒もいる。
「フルヌードだなんて!」「オ○ンコ丸出しにしてる!」驚きの声が上がったが、配ったチラシを見て「頑張ってね!」励ましていく。
「なんだか、希望がわいてきて、ヌードが恥ずかしくないわ!」
「私もよ。もう、ヌードも平気よ」笑顔になっていると「教師がヌードだなんて!」「あなた達、何やってるのよ!」校長の歩美と教頭の真澄が声を荒立てて言う。
「これには、理由がありまして…」チラシを渡した。
「こんなの関係ないでしょう。服を着なさい!」
「今日はヌードで通します」押し問答しながら生徒にチラシを配り続ける。

 配っていくと後藤と真理も登校してきたが「素っ裸だ!」「ヘアまで出して…」それ以上、声が出なかった。
「真理さん、これには訳があるの」チラシを配ると「そうだったんだ。それなら協力しないと。でも恥ずかしいし…」
「真理さんはいいわよ、気持ちだけで嬉しいの」
「俺は協力するぞ。俺が原因だからな」「お願いしますよ」笑顔で話していた。
授業開始時間が近づくと「もう、いいでしょう」職員室に戻っていく。
引き戸を開けて、中に入ると「ヌードになってる!」皆が協力して全裸になっていた。
「ありがとうございます」代表して恭子がお礼を言うと「水臭いわよ、私も仲間に入れて欲しかった」「私もよ、後藤さんには恩があるし」ヌードになった教師は後藤を良く言うが、服を着ている歩美と真澄は渋い顔をしていた。
 
 そして、授業が始まった。
後藤は担任の教室に向かい、中に入ると「何だ、みんな素っ裸じゃないか!」「当然です。後藤先生には、いて欲しいですから」
「わかった、それではこれからの予定だが…」スケジュールと計画を話すと職員室に戻って授業の準備をしていく。
「授業は午後からで、午前中はないのか。暇だな…」職員室を出ると「そうだ、真理さんはどうしてるんだろう?」思い立つと事務室に向かった。

 「真理さんいる~!」ドアを開けて中に入ると「速く締めて、見られたくないのよ」やはり真理も全裸だった。
「綺麗だよ、真理さん、オッパイもヘアも…」
「言わないで。死ぬ程、恥ずかしいの」
「恥ずかしい事ないさ。ほら僕だって」そそり立った肉竿を見せた。
「これが、膣には入るんだ…」食い入るように見ていると「そうだよ、これが真理さんの膣に入って、僕の子を産むんだ」唇を重ねて乳房を撫でていく。
「まだ、お嫁に決まった訳ではないわ…。勝手に決めないで…」
「決まっているんだ。これは運命だから」乳房を撫でながら乳首を吸った。

 その瞬間、目を閉じ「あっ!」声を上げた。
後藤は乳房を撫でていた手を股間に伸ばし、絨毛を撫でていくと「ダメ、そこはダメ…」目を閉じ、首を振って言う。
それと同時に、ドアが開いて「そうだよ、そこまでにしなさい。ここは学校だからね」管理人のおばさんが入ってきた。
「おばさんも、ヌードなの?」
「当然よ。あんたはいい人だから、残って貰わないとね。それより、子供相手にみっともないわね。プロポーズなら、もっと別な手を考えなさいよ」
「そうですよね。やり直します…」後藤は職員室に戻って授業の準備を始めた。



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