7 番組対抗水泳大会

 ルミが独立してから1ヶ月が過ぎた頃に、TVCではお遊びで番組対抗の水泳大会を計画した。
「なんとかして、ルミのオッパイを丸だしにさせるんだ。それかに、マコも!」それは、後藤を中心とした役員会の決定で、番組対抗の水泳大会はルミやマコにも知らされていた。

 「私、泳ぎが下手だから、ゲーム専門にして欲しいな」ルミは泳げなかった。
「そうだよな。泳げないんだから競泳はADでいくか!」プロデューサーを中心に作戦が練られていく。
この大会の優勝チームには、賞金が出されるので給料の安いスタッフ達は、真剣に計画を練っている。
それと同時に、ルミとマコをヌードにする計画も、役員会を中心に練られていた。

 そして、水泳大会の日が来た。
場所は屋内の温水プールを貸し切って行われ、水着はテレビ局が用意してある。
「白石君、これを着てくれ!」プロデューサーは用意した水着を渡した。
「これですか?」それは肩紐のない水着で、セパレートだから、下手をすると乳房が飛び出してしまう恐れがあるタイプだ。

 「オッパイがポロリと出ませんか?」ルミは不安げな顔になっている。
「君なら似合うよ。早く着てくれ!」プロデューサーに言われては断れない。
仕方なくルミは脱衣室に入ると。「あら、ルミさん」マコが声を掛けた。
「す、凄い、オッパイが飛び出しそう!」マコもルミと同じく肩紐のないタイプの水着だ。

 マコの乳房の上半分が飛び出し、激しく動けば乳房が丸だしになってしまう。
(私も、ああなるのね…)ルミは黙ったまま、衣服を脱いでく。
真っ先にスカートを脱ぐと、パンティを履いてないから股間が露になった。
短い絨毛が恥丘をビッシリと覆っている。
その後、シャツの裾を掴んで捲り上げていくと、やはり、ブラジャーもしてないから、乳房が上下に揺れている。

 ルミは一糸まとわぬ全裸になると、下から水着を付けていく。
両手で水着を開き、足を通し、両足を入れるとゴムの部分を引き上げた。
「ハイレグだ。ヘアが見えないかしら?」鏡で確かめると、ギリギリだがヘアは見えてない。
「よかったわ」安心して乳房に水着を押しつけてくと「オッパイが見える!」マコと同じく乳房の上半分が見える。
動けばマコと同じく乳房全部が飛び出す恐れがある。

 「オッパイが飛び出さないかしら?」不安に思いながら脱衣室からプールサイドへと歩いていくと「おお、凄い!」取材の記者がルミとマコを取り囲み写真を撮っていく。
(これだと、オッパイが飛び出るぞ。必ず撮らないと…)そんな思いで、2人の水着姿を撮っていく記者だった。

 そして、競技が開始され、競泳から始まった。
泳ぐのは、アシスタントやプロデューサー達で、それは、アナウンサーの皆が泳げないからだ。
競泳が終わると、今度は女子アナウンサーによるゲームが行われた。

 最初はイス取りゲームで、ルミとマコも出ている。
音楽が止まると同時にイスを取るが、水上に浮かべられた上ではなかなか動けない。
転倒が相次いで「あっ!」マコも転倒した。

 「ポロリだ!」マコの水着から乳房が飛び出している。
そんなシーンを、記者やテレビカメラが見逃す訳がなく「いや、撮らないで!」叫ぶが遅い。
両乳房を晒すマコが撮られてしまった。

 それには「気を付けないと!」ルミも慎重になっていた。
音楽に合わせてイスの周りを回り、音楽が止まった。
「あっ!」ルミは足を引っかけられ、弾みで転倒した。

 「いや~!」ルミも乳房を晒してしまった。
「でかい!」一斉にシャッターが押され「撮らないで!」叫ぶルミだが乳房丸出しの姿が撮られてしまった。
起きあがると、急いで乳房を隠すが、そんな様子もしっかりと撮られてしまった。

 競技は、それだけではなかった。
浮島を走る競争が始まり、号砲が鳴るとルミとマコも走っていく。
2人の水着は肩紐がないので、自然と乳房が飛び出してしまう。
「ほら、しっかり撮れよ!」「わかってますよ」乳房を揺らせながら走る2人の姿がカメラとビデオに撮られていく。

 乳房が飛び出しているとは知らず、マコとルミは走っていたが、ゴールしてから気が付いた。
「いやー!」「見ないで!」慌てて胸を隠す2人だった。

 辱めはそればかりではなく、最後に騎馬戦が待っていた。
(これ以上、オッパイを見せたくない…)そんな決意で臨んだが、それは考えが甘く「いやー!」後藤達の計画したとおりにルミが真っ先に狙われた。
「いやー!」悲鳴を上げるが大勢にはかなわず、ルミは両手を押さえられてしまった。

 そして、乳房を隠している水着のホックが外された。
「やめて、そんなことやめて!」叫ぶがルミの上半身を隠すのは何もない。
さらに両手も後ろ手に押さえられてしまった。
「いや、いや。やめて!」叫ぶがどうすることもできず、乳房を揺らせながらカメラとビデオの餌食になってしまった。

 ルミがトップレスにされると、今度はマコが狙われた。
「い、いやー!」マコも乳房を隠す水着が剥ぎ取れてしまい、両手を後ろに抑えられている。
そして、ルミとマコの騎馬が動いて並び、乳房を晒す2人をカメラとビデオが撮り捲っていく。

 「ヌードの競演だ!」「道理で見せたいわけだ」両手を後ろ手で押さえられ、胸隠すことができない2人だ。
「やめて!お願いです。オッパイを撮らないで下さい!」
「撮らないで下さい!」叫ぶが容赦なく撮られて、もう、ゲームなどどうでもよくなっている。
2人の乳房を晒したヌードに記者達は喜び、後藤達役員も喜んでいた。

 翌日のスポーツ紙は、トップでルミとマコのヌード写真を掲載している。
騎馬戦で両手を後ろにして、乳房を晒した写真もある。
これだと、ルミとマコが自分から乳房を出しているように見え、このヌード写真を見た読者も、2人がわざと水着を脱いで乳房を出したと思いこんでいた。
「綺麗なオッパイだね。こじゃ、見せたい訳だ」写真を見ながら読者は思いこんでいた。

 しかし、実際は違っていて、誰かがマコとルミの水着を脱がせ、手を押さえられて隠せないようにしていた。
「もう、人前を歩けない!」ルミは悔しさで泣いていた。
この事件をきっかけにルミへの他局からの出演依頼が消え、どの局からも依頼がなかった。

 2人はいつまでも泣いているわけには行かず、いつものように出社したが、テレビ局の雰囲気がいつもと違っている。
「オッパイを出して、注目を集めようとしたんだって!」そんな噂が飛び交い白い目で見ている。
「今夜から、トップレスで司会をしたほうがいいんでは?」ルミに声が掛けられた。
それを無視し、唇を噛んで通り過ぎるルミだった。

 マコも同様に「オッパイをだして出演した方がいいわよ」同僚の女子アナウンサーからも声が掛けられていた。
マコは堪えて、録画撮りに収録スタジオに入ったが「待ってたよ。今日からはお色気で頑張って貰うからね」プロデューサーが衣装を差し出す。

 「そ、そんな!」顔が引き吊っていると「いやなら降りてもらうよ」
「わかりました。着替えてきます」マコが着替えていくと、それはルミが最初に着たドレスだ。
「オッパイが見えている!」乳首こそ隠れているが、乳房の膨らみが丸見えになっている。

 一方、ルミの方はもっと大胆な衣装だ。
「今夜からはこの衣装だよ」
「着れません。こんなのいや!」泣き出している。
「いやなら、契約違反と判断するよ」その言葉には逆らえず「着替えてきます」ルミも着替えていく。

 全裸になって衣装を着込んでいくと「これじゃあ、ヘアが見えてしまう…」顔色が変わっていく。
衣装はうっすらと白みを帯びているがスケスケで、乳房が丸見えだ。
さらに、乳首や乳輪までもが見え、そればかりでなく、股間を覆っている黒い絨毛もハッキリと見えている。
「これじゃ、風俗嬢と同じよ」泣きながら着替え室から出ていくルミだ。



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