1 ルミの辞意

 「部長、お話があります」
「何の用だ、ルミ君!」若い女生と中年の男生2人が、向かい合っている。
「この3月限りで、退社させて下さい…」
「何をいうんだ。君が辞めたらTVCの視聴率が下がってしまうし、スポンサーも逃げてしまって経営が成り立たたなくなってしまうよ」
「それとこれとは関係ありません」顔を赤らめていう女性だ。

 「噂の通りの、プロダクションに入るのか?」
「まだ決めてません…」
「しばらく、考えさせてくれ。社長と相談してみるよ」
「わかりました。でも決心は変わりません」女性は部屋から出て行った。

 部屋から出て行ったのは、白石ルミで、この局の人気アナウンサーだ。
人気のあるルミは、他局がプロダクションを使ってスカウトを計り、条件も今までの給料の倍を提示している。

 一方、一人部屋に残った男性は服部伸也で、ルミを監督する部長でもある。
「困ったな。ルミに辞められたら、ここの経営もつまずくぞ」一人頭を抱えていた。
「とにかく、社長に報告しないと!」部屋を出てエレベーターに入っていく。

 TVCは15階のビルだ。
最上階の15階は一般の人に開放されているが14階だけは誰でも入れるわけではない。
TVCの上層部だけが入れる階で、服部はエレベーターにカードを差し込み、14を押した。

 エレベーターは上昇し、ランプが数字を照らし、14のところを指したところで動きが止まってドアが開いた。
服部は誰もいない廊下を歩いていく。
「コツ、コツ」靴音が響いていいき「社長室」と書かれた部屋の前で止まった。

 「コン、コン!」ドアをノックしてからドアを開けた。
「失礼します」服部は部屋の中に入ると同時に「キャー!」と女性の悲鳴が上がった。
社長室には全裸の女性が頭に手をやって乳房と股間を社長の後藤に晒していた。

 服部が入ると、慌てて乳房と股間を隠していく。
「マコ君、隠さなくてもいいよ。君のヌードは写真で見ているから」
「そ、そんなこと言わないで!」真っ赤な顔になっていく。
「マコ君、服部君にも君のすばらしいオッパイと、オ○ンコを見せてやってくれ!」
「は、はい!」恥ずかしそうに、両手を頭にやって乳房と股間を晒していく。

 女性は菊池マコと言って、TVCのアナウンサーだ。
顔は美人ではないが、スタイルは抜群だ。
乳房もツンと上を向き、股間も絨毛が程良く手入れしてあり、淫裂が見えるか、見えないか、ギリギリまで手入れされている。

 その乳房を、後藤が揉んでいく。
「見られてます!」恥ずかしそうに、マコが言うが「かまわんよ。服部君もオ○ンコを撫でろよ」
「そ、そんな!」唖然とするマコを後目に「喜んでさせて貰います」服部も新たに加わり、絨毛の生えている股間を撫でだした。

 服部が割れ目に沿って指を動かしていくと(だ、だめよ。そこはだめ!)指が淫裂の上にある突起で止まり撫でだした。
「気持ち良さそうだね、マコ君」
「そんなこと、言わないで…」うわずった声になっていくマコだ。

 後藤も、両乳首を指で転がすようにしていくと「あ、あん、あん!」立っているマコの太股がブルブルと震えている。
「マコ君、お汁が流れてきたよ。オ○ンコが濡れているね」
「言わないで、恥ずかしいのよ」顔ばかりでなく全身が赤く染まっている。

 「マコ君、いつものようにやっていいかね?」
「恥ずかしいわ。見られながら、するなんて!」
「僕だったら気にしないで下さい」服部は指の動きは止めなかった。

 後藤はズボンを脱ぎ、下着も脱いで下半身が丸出しだ。
「いくよ」「はい。社長!」うわずった声のマコは上気している。
後藤は背中から両手で、マコの腰を押さえながら肉竿を押し込んでいくと「あ、あ、あー!」喘ぎ声が社長室に響いている。

 マコの淫裂は、肉竿を迎える準備ができていたから、後藤の肉竿はすんなりと根本まで入「気持ちいいわ、社長!」潤んだ目で天井を見上げている。
「出しても、いいんだね?」
「はい。飲んでますから…」その言葉で、後藤の肉竿が一気に動いていく。

 「あん、あん、あん!」マコの悶え声が響き、肉竿が動く度に「クシャ、クシャ!」と淫裂から音が出ている。
「僕は、オッパイを担当します…」服部もマコの乳房を揉み「あん、あん、あん!」2人の攻撃にマコの悶え声が大きくなり、淫裂からは淫汁が太股まで流れていた。

「もう、限界だ。出すよ!」後藤は肉竿を根本まで淫裂に挿入して「うー!」身震いを始めた。
「熱いわ、膣の奥が熱い!」ポタポタと淫裂から白い液体が垂れていく。
「楽しかったよ。マコ君」放出を終えると後藤は萎縮している肉竿を抜き、ハンカチでベトベトした液体を拭いていく。

 マコも、股間にハンカチを押し当てて「社長、出演の約束は守って下さいよ」言う。
「わかっているよ。マコ君とオ○ンコしたんだから、当然さ」
「それを聞いて安心しました」マコは精液が流れた出たのを見計らい、生理用のナプキンを淫裂に当ててパンティを履き、ブラジャーも着けた。
後藤も脱いだ下着を履いてからズボンを履き、マコも次々と着て、着終えるとマコは社長室から出ていった。

 「社長、実は白石ルミのことで話があります」
「辞めると言っているのか?」
「はい。どうも、他局が手を伸ばしているようなんです…」
「給料を倍にして、説得できないか?」
「今の状況では無理です。白石だけを上げると不満が出て、まとまらなくなります」

 「そうか、仕方ないな。乱暴だが、やめれないようにするしかないか…」
「その時期が来たようです」
「服部君、早速緊急会議を召集したまえ!」
「わかりました」服部は社長室の電話を使って担当者を召集した。

 その数分後、14階の役員室で緊急会議が開催された。
「やっぱり辞めるのか」「噂は本当だったんだな」ため息が聞こえる。
「ここで、白石を辞めさせたらTVCの顔を失うことだ。絶対に辞めさせないようにする」社長の言葉に皆が唖然とした。

 「そんなこと、できるんですか?」
「乱暴だが、白石君には恥ずかしい思いをして貰う」
「警察沙汰になったら、大変ですよ」
「それをやるんだ。気付かれないようにな!」社長の後藤が計画を話していくと、役員達は皆が真剣に聞いている。

 計画の話が終わると「社長、ルミ君をお色気番組に出したいんですが?」
「お色気か、それも良いだろう。オッパイ丸出しなら視聴率も稼げるな」
「それは名案だ。早速、計画したまえ。服部君は部屋の改装を急いでしてくれ」始まった時は血色のない顔だったが、会議が終わる頃には笑顔になっていた。
人気のある、白石ルミのヌード姿を見れるとあっては無理もなかった。

 会議が終わると、すぐに、役員達が動いていく。
服部は14階に秘密の部屋を作り、無論、防音室で大きなベッドも置かれている。
服部は次々と業者を入れて改装し「撮影で使うんだ。他局には秘密にしてくれ」
「わかってますよ。次の仕事もお願いしますよ、不景気なんですから」

 「保証するよ。黙っていたらだが…」
「任せて下さい」業者達は次の仕事を貰いたくて、秘密を守っている。
そして、部屋はパイプによる、藤棚や十字架が作られた。
「後はルミを落とすだけだな」部屋を見回しながら、呟く服部だ。



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