第1話 新居

 「何も遠慮は要らないよ。これからは家族なんだし」
「そうよ、お嫁なんだから遠慮しちゃダメよ」中年の夫婦が若い女性に何やら話している。
中年の男は斉藤雄作といい、女性はその妻で夕貴という。
2人と向き合って、話をしているのは、長男である一雄の妻で香奈だ。

 結婚式を挙げたばかりの2人は、雄作夫婦と同居する事になっており、その挨拶が行われている。
「香奈、わからない事があったら俺が説明するよ」
「ありがとう、一雄さん。早速だけど、家の中を案内して欲しいの」
「そうだよな、ここは昔からの家だからわかりにくいよな」
「一雄、だったら、案内しないと」
「わかったよ、母さん。香奈、行こう」新婚の夫婦は挨拶を済ますと、部屋から出ていく。
「なかなか、良い嫁みたいだな」
「そうね、一雄も見る目があるわ」一雄と香奈は笑顔になっていた。

 一方、一雄と香奈は広い屋敷の中を見回っていく。
「広いわね、掃除も大変だわ」
「そうかな。小さい時から住んでいたから、何とも思わないけど」
「広いわよ。農家って、どうしてこんなに大きい家なのかしら?」
「土地が一杯あるからさ。それに、住むだけでなく倉庫にもなるんだ」
「倉庫になる?」
「そうさ。冬になると、ここに野菜が集められて、貯蔵しておくんだ。それに、小売りもするしね」
「何だか、勿体ないわね。それよりも、私達の住む部屋はどこなの?」
「あそこだよ、廊下の突き当たりさ」2人はこれからの住まいになる部屋に向かった。

 2人が廊下を歩いて、突き当たりの部屋の前に来ると「香奈、抱っこするよ」一雄は香奈を抱え上げた。
「何する気なの、危ないわよ」
「聞いたんだけど、抱きかかえてベッドに寝かせると、幸せになれるって、習慣があるそうなんだ」一雄は抱きかかええて、部屋の中に連れ込むと、足で布団を敷いて寝かせた。
「一雄さん、まさか、今からエッチする気なの?」
「そうだよ、やりたいし」香奈の服に手を掛けた。

 「ダメよ、今はダメ。夜にしましょう。夜なら一杯してもいいから」
「そんな事言っても、抑えが効かないよ」一雄の手がブラジャーを捲り上げ、乳房を握りしめている。
「恥ずかしいわ。まだ明るいのに…」
「そんな事ないよ。昼間からやっては行けないと言う法律だってないし」そう言うと、背中のホックも外し、上半身を露わにしていく。

 それには「わかったわ、してもいいから、痛くないようにして…」目を閉じて、されるがままにしていく。
「わかっている、優しくやるよ」上半身を裸にすると、スカートを脱がせて下半身も露わにした。
「これからは、もっと派手なのにしないと」白い布地を掴んで引き下げていくと、黒々とした絨毛が現れてくる。「恥ずかしいわ、そんなに見られると…」香奈は息を荒立て、目を閉じている。
「恥ずかしい事ないよ。女だったら、これを持っているし」なおも引き下げ、足首から抜いて生まれたままにした。

 「今度は僕の番だよ。香奈がやるんだ」
「えっ、私がやるの?」
「そうだよ、ほら急いで!」一雄に催促された香奈は、服を脱がしに掛かったが、白い乳房が揺れて、膨らみきった乳首が一雄の肌に触れていく。
(乳首が堅くなっていくわ。何か、変な感じがする…)香奈は興奮が高まり、乳首も更に膨らみ硬くなっていく。

 それは、一雄も感じており「オッパイが欲しがっているよ。ここも欲しいんだろう?」股間の絨毛を撫でてから、淫裂も触り出す。
「そんな事言わないで。変態と思われる」
「変態じゃないよ。女だったらやって欲しいはずだよ」指が淫裂の中に入り込んで動き出した。
「ダメ…。そんな事されたら…」口をパクパク動かし、鼓動も速まっている。
「欲しいんだろう、ここに入れてって言わないと」
「意地悪しないで。そんな事、絶対に言わないから」興奮を抑えて一雄の服を脱がしていく。

 (一雄さんの、オチンチンがこんなに堅い…)パンツを脱がすと肉竿がそそり立っている。
「これで、2人とも素っ裸だね。これが欲しいんだろう?」香奈に肉竿を握らせる。
「欲しくない…。こんなの欲しくない…」そう言いながらも、ゆっくりと肉竿を擦り出す。
「正直に言わないとダメだよ。こんなに濡れているのにな」淫裂の中に入り込んだ指がもう濡れている。
「言えない…。絶対に…」首を振り拒んだが背中が反りだした。
「そんなに我慢しなくて良いのにな。何も、恥じゃないんだよ」業を煮やした一雄が香奈に覆い被さり、淫裂に肉竿を押し込んだ。
香奈は「欲しくない…。こんなの欲しくない…」譫言のように、言いながらも両手で一雄を抱きしめ、腰を押し付けていく。

 「言いたくないなら仕方ないな。その変わり、いっぱいやるからね」なおも肉竿を押し込むと腰を使い出した。
それには「いいわ…。凄くいい…」足も開き、深い結合を求めている。
「欲しいんだろう、今からでも良いよ」
「欲しい…。もっと奥まで欲しい…」恍惚とした顔で言った。
「それで、良いんだよ。遠慮は要らないからね」腰の動きを速めると「クチャ、クチャ!」淫裂から音が鳴り、ネバネバした淫汁が流れてくる。

 それでも、肉竿は動きを停めずに動いていき「気持ちいい…。夢のようだわ…」満足顔の香奈だ。
暫く一雄は腰を動かしていたが「交代しよう、香奈もやって」体を起こして、香奈を馬乗りにさせた。
「やった事ないわ。どうやるの?」戸惑う香奈だが「こうやるんだ」両手で腰を押さえて動かさせた。
「これで、良いのね?」香奈もわかったのか、自ら腰を動かしていく。
「そうだよ。それでいい…」一雄は揺れる乳房を掴み揉んでいく。
「変な感じだわ。まるで淫乱みなったみたい…」そう言いながらも、香奈は腰を振り続けている。

 やがて「出るよ、出すからね」登りきった一雄は噴射を始めた。
「暖かい、子宮が暖かい…」感じ取った香奈は一雄に倒れ込み乳房が潰れている。
「気持ちよかっただろう?」
「ええ、変な感じがしてた…」淫裂から白い液体が流れ出るが拭こうとはしない。

 「そうか。それなら安心だ。それより、俺の頼みを聞いてくれないかな」
「どんな事なの?」
「香奈を撮りたいんだ…」
「何だ、そんな事ならいつでも良いのに」
「違うんだ。普通に撮るんじゃなくて、裸の香奈を撮りたいんだ」
「そんな、ヌードを撮るなんて…」一瞬にして香奈の顔が強ばった。

 

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ハードなものからソフトなものまで官能小説どっさり。自作品のほか投稿もあり。
ジャンルは、OL、近親相姦、人妻、女医・ナース、教師、婦警、女子アナ、などジ多彩。



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