第10話 ラブシーン
収録は深夜になっても行われている。 「今度は入浴シーンです」 (いよいよ来たわ。ヌードにならないといけないんだ…)緊張していく。
「頑張って。恥ずかしがらないのよ!」 「はい。わかってます」香奈子達は浴場に向かっていくが「おい、モデルはどうした、ヌードモデルだよ」 「それが手違いで呼べませんでした!」 「バカ野郎。浴場に裸がないなら、絵にもならないだろう。何とかしろ!」スタッフが監督に怒鳴られている。
「そうだ。一人いた!」スタッフは康子を見つめ駆け寄った。 「やって下さい。モデルをやって下さい!」 「ダメ、私はオッパイが小さいし。それに、樋山香奈子のマネージャーですから…」 「お願いします。モデルがいないんですよ。樋山君もヌードになるんだからマネージャーもお願いしますよ」
「で、でも…」ためらう康子に「お願いします。ヌードになって下さい!」スタッフはなおも説得する。 (恥ずかしい、こんな小さなオッパイをテレビに晒すなんて!)躊躇う康子に「この番組がヒットすれば、香奈子君も必ず有名になりますから協力して下さい!」泣き落としに掛かる。
「わかりました。ヘアは絶対に撮らないで下さい。それに、隠し撮りもしないと誓って下さい!」 「勿論です。テレビカメラ以外は持ち込みさせませんから。急いでこちらへ!」スタッフは考えが変わらない内にと、腕を掴み康子を浴室に連れ込んだ。
当然「康子さん、どうしたの?」いきなり現れた康子に驚いている。 「マネージャーさんも出て貰います。モデルに手違いがあり、出演をして頂きます…」 「そうなの。ヌードモデルがいないから、番組のためにやる事にしたの」 「ありがとう、私も負けないわよ」
「モデルさん、早速ですがヌードをお願いします」 「は、はい!」康子はスタッフが見守る中で服を脱いでいく。 (恥ずかしいわ。見られるなんて!)恥ずかしそうに服を脱ぎ終えると、脱衣かごに入れていくが「オッパイを出して、パンティは始まってから脱いで下さい」スタッフが注意していく。
(そんな事は、わかっているわよ…)下着姿になると、ブラジャーを脱いで、恥ずかしそうに小さな乳房を手で隠していく。 「隠さないで。ここは風呂場ですから、裸が普通です!」監督が手を退けるように言う。 (わかっているけど、恥ずかしいのよ!)恐る恐る両手を退け、乳房をスタッフや監督に見られている。
「香奈子さん、準備はいいですか。始めます!」 「はい、大丈夫です」浴衣姿の香奈子は緊張していた。 「3.2.1.キュー!」収録が始まった。
香奈子はゆっくり浴衣を脱いでいく。 その側では(恥ずかしいわ、性器も見られるかも知れないなんて!)康子がパンティを両手で掴み、下げていくとお尻が丸出しになっている。 それでも康子は足を上げて全裸になった。 (恥ずかしい。素っ裸でカメラの前に立つなんて!)股間にタオルを当て、カメラの前を通り過ぎていく。
(香奈子。恥ずかしいけど、ヌードになったわよ…)香奈子の前も通り過ぎ、浴場に入っていく。 (私だってやるわよ、女優なんだから…)香奈子がブラジャーを脱いでいくと、乳房の膨らみが見える。 (今度はパンティね)康子がしたように、パンティを掴み引き下げて脱いだ。
(これでフルヌードだ…)恥ずかしさを堪え、股間にタオルを押し当てて振り向き、香奈子の全裸がカメラに収まった。 (いい体つきだ。オ○ンコも見たいな!)監督も食い入るように見ている。 (見られているわ、こんな大勢に!)乳房を揺らせ、先ほど康子が入った浴場に向かう。
「OKです。次は中で撮りますからタオルはなしですよ」 「はい。わかってます!」(今度は間違いなくヘアや性器も見られてしまう!)タオルで股間をしっかり隠している2人だが、スタッフ達は全裸の2人を見ようともせずに準備をしていく。
「カメラのセットが終わりました」 「よし、収録を始めろ」 「始めます、準備して下さい」康子は洗い場に座ってお湯を被り、股間のタオルを退けて(見られている、ヘアを見られている!)恥ずかしそうに準備していく。
「いいですね。入ってくるところから撮りますから」香奈子は脱衣室で待機した。 「3.2.1.キュー!」股間をタオルで覆った香奈子が入ってくる。 そして、洗い台の前に座り、洗い桶にお湯を汲み体に掛けた。
その後、タオルに石鹸を擦っていくと香奈子の股間が無防備になっている。 (性器まで見られているわ、でも我慢しないと!) 「はい、OKです!」(恥ずかしかったわ、フルヌードを撮られるなんて!)急いでタオルで股間を隠すが、透けていて絨毛が丸見えになっていた。
「これで終わりだから、ゆっくり入っていいですよ」 「そうさせて下さい。せっかくですから」スタッフ達は急いで片づけていく中、香奈子と康子は浴槽に浸かっている。
「恥ずかしかった。ヌードを見られるなんて!」康子はまだ興奮が収まらない。 「私だって恥ずかしかったわよ。でも、この番組がヒットすればまた仕事が貰えるし。我慢しないとね」 「そうよ、その通りよ」2人は大きな浴室で話し合う。
「明日は石川さんとのラブシーンだったわよね?」 「そうなの。できるの香奈子?」 「やるしかないわ。必ずオッパイを触られると思うの…」 「そうよね。あの人はかなり女性にだらしがないと言う噂だしね」 「でも、やるしかないのね。ここまで来たんだから」 「そのいきよ」お湯で体を温めた2人は部屋に戻り、明日に備えていく。
翌日の収録は昼近くから始まり「これに着替えて下さい」衣装係が黒い下着を持ってきた。 「これを着るの?」 「ええ、黒の下着でお願いします」衣装係が答えて帰った。 「仕方ないわね、これを着ないと」香奈子は自前の下着を脱いで全裸になり、用意されたパンティ、ブラジャーを履いていく。
「あら、うっすら透けているわよ。いやらしいわね」乳房と絨毛が透けている。 「香奈子、似合うわよ。それもいいわね」リサがブラジャーの上から乳房を撫でていく。 「でも、こんなの変よ、普通は着ないはずよ」 「仕方ないわよ。監督が言うからには従わないと…」唇を重ねると香奈子もそれに答えていく。
「すみません。時間があまりありませんから」康子が声を掛けた。 「そうよね。急がないとね」さらに黒いスリップを着て、バスタオルで体を隠していく。 「ラブシーンは初めてでしょう、うまくやってね」 「はい、頑張ります」香奈子と康子は収録用の部屋に向かった。
「お待たせしました」バスタオルを脱いでスリップ姿になっていく。 「いいか、後ろから石川さんがスリップを脱がして、オッパイを撫でていくんだ。そしてベッドに倒れ込み…」監督が説明していく。 (イヤだわ。素っ裸になって抱き合うなんて!)監督の言葉を聞いていくが、不安になっていく香奈子だ。
「よし、収録開始!」 「3.2.1.キュー!」収録が始まり、香奈子はスリップが脱がされて、スケスケの下着姿になっている。 「綺麗だよ」石川はブラジャーのホックを外し乳房を触っていく。 (だめ、そこはだめ!)目を閉じていく香奈子だが、乳首も摘まれている。
「あ、あ、あー!」気持ちよさそうに声を上げると、石川は香奈子をベッドに寝かせ、パンティをゆっくり引き下げていく。 (見られている…。大勢にヘアと性器を見られている!)それでも演技をしていく香奈子で、石川も裸になって覆い被さってきた。
「あ、あ、あー!」乳房を揉まれながら乳首を吸われ(凄いわ。男の方が気持ちいい!)力強く吸われていく。 さらに、足を開かされ石川の股間が、香奈子の股間と当たっている。 (オチンチンだわ、オチンチンが性器を擦っていく!)石川の肉竿が割れ目の上で動いている。
唇を合わせ、石川が腰を動かすと「あ、あ、あー!」演技で背中を浮かせていく。 (気持ちいいだろう。もっといい思いをさせてやるからな!)石川は乳房をゆっくり揉みながら、口の中に舌を押し込んできた。 (こんな事、予定にはないわよ!)仕方なく香奈子も舌を絡めていく。
石川は乳房を揉みながら腰を振っていくが(恥ずかしいわ、こんなシーンを撮られるなんて!)顔を赤らめながら演技を続けた。 「OKです!」収録が終わった。 「今夜、オ○ンコしないか。いい事教えてやるから」乳房を揉みながら耳元言う石川だ。
(バカにしないで。そんな女じゃないわよ!)「残念でした。私は先約がありますから」乳房を揉んでいる手を退けタオルを体に巻き付けていく。 「チェ、そのうちやらせて貰うからな」石川は起きあがり(いやー。オチンチンなんか見せないで出さないで!)大きく膨らむ肉竿に思わず目を伏せた。
「香奈子、大丈夫だった?」康子が声を掛けた。 「大丈夫だったけど、もうイヤよ。男にオッパイを触られるなんて!」 「わかっているわ、有名になるまでの辛抱よ」2人は自分の部屋に戻って行く。
「始めてのラブシーンはどうだったかしら?」 「いやだったわ。オッパイを触られた上に、オチンチンが性器を擦っていくなんて」 「あら、石川さんがそんな事をしたの。かなり気に入られたのね」 「それに、今夜オ○ンコしようなんて言うのよ」下着を履きながら香奈子が言う。
「気をつけなさいよ、香奈子の体を欲しがっているわ」「間違いないわよ、香奈子が狙われたわよ」リサと久美も言う。 「私、どうしたらいいの?」 「大丈夫よ。1回セックスすれば、後は何もしないから」
「それって、バージンを喪失しろと言うことなの?」 「そうよ、喪失しないとね。どうせなら私と喪失しない?」リサがブラジャーの上から乳房を撫でていく。 「リサさん、香奈子はまだ早すぎます」 「早すぎないわよ。康子さんも私と一緒に喪失しましょう。帰ったらね」 思わぬ言葉に声も出ない康子と香奈子だ。
「で、でもバージンを失うなんて!」 「あら、女優でバージンなんていないわよ。美和子なんか体を売って役を取ったでしょう?」 「あの人は別よ。そんな事は良心が許さないわ」 「甘えたら流されるわよ。そんなことで通用すると思っているの?」 それには康子も声が出せず「その通りです。ですが…」香奈子がやっと言えた。
「私では相手不足なの?」 「そんなことないです。いずれしますから覚悟はしていましたが怖いんです、痛いんでしょう?」 「一瞬だけは痛いわ。でも後は痛くないから」 「わかりました。帰ってからお願いします」香奈子は下着を履き終えると服を着て言った。
「康子さんも喪失するでしょう?」 「香奈子がやるなら私もやります…」 「そうこなくちゃ。だから2人が好きになったのよ」笑顔になっているリサと久美だ。
そこにスタッフが入ってきて「取り直しです。ラブシーンを取り直します」言い出す。 「え、またヌードになるの?」 「違いますよ、過激すぎなんです。編集しても無理ですから、取り直しです。服を着たままでしますから」 「そんな~。私は何で素っ裸になったのよ。見られ損だわ、ヘアや性器を!」悔しがる香奈子だ。
「よかったじゃないの。オッパイを触られたシーンが放送されなくて」「そうよ、フルヌードで抱き合う姿を流されたら返って裸女優のレッテルを貼られてしまうわよ」リサと久美がなだめている。 「とにかく収録しますからお願いします」
「わかったわ、直ぐ行くわ」香奈子は内心では喜んでいた。 (よかった、入浴シーンだけですんで。もう裸はイヤだし!) (よかったわね、香奈子。出演料はヌードの分も頂いておくからね。私のヌードの分もね) (ええ、お願いするわ。見られ損はしたくないし!)香奈子は再び収録現場に向かった。
ロケは3日間で終わり、ロケが済むとリサの家であの約束が実行されようとしている。 「いい、これで喪失するからね」久美とリサは肉竿そっくりのバイブを手に持ち、全裸で仰向けになった2人の淫裂に押し込んでいく。
「裂ける、痛い!」 「だめ、堅くならないの。足を開いて!」言われるまま香奈子と康子は下半身から力を抜いた。 (今だわ、一気に行かないと痛がるし)リサと久美は握りしめたバイブを一気に押し込んで「ヒー!」「痛い!」叫び声と共に淫裂から出血していく。
「ほら、喪失の血よ」リサはバイブを抜いて、香奈子に見せると先端に真っ赤な血が付いている。 「康子のもこうよ」久美もバイブを抜いて見せた。 「もうバージンじゃないね」「そうよ、これからは女にならないとね」久美とリサは淫裂から流れ出る血を丁寧に拭いていく。 「止まったみたいね。今夜も楽しませてね」リサと久美も裸になって覆い被さった。
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