2.パパのエッチなお仕事

「春香ちゃん上手になったねえ。もうパパはオチンチンが溶けちゃいそうだよ」

 手を縛られて正座させられ、ツインテールを引っ張って無理矢理おしゃぶりさせられると言うイラマチオに精を出しているとパパが褒めてくれたのでますますオクチを熱心に使っちゃいます。いえ、これは形だけの「イラマチオ」で、「オクチのご奉仕」とでも呼ぶのが正しいのでしょう。嫌がる女の子に無理矢理フェラチオさせるのがイラマチオだと教わりましたけど、私は大喜びでパパのオチンチンを舐めしゃぶってるんですから。お風呂に入ってないからプーンとすえたような臭いがしてたけど、それだって食欲をそそるスパイスみらいなもの。ヘンタイ春香は何でも平気な無敵なのです。ナンチャッテ。

 上手になったと褒められましたが、初めての時はやっぱり散々でした。だって男の人とエッチしたのもパパが初めてだったんですから。思い出したので書いてみようと思います。私が大好きなパパの性奴隷さんになった経緯に、皆さんも興味ありませんか? あれは今から3年くらい前、まだ私は中学生でした。中学生、と聞いて引かないで下さいね。私、初めからこんなエッチな子じゃなかったんです。知識はあってもオナニーした事すらありませんでした。

 きっかけはパパとママが離婚してしまった事です。もっと前の事なのでよくわかりませんが、パパは普通のサラリ-マンで、ママは看護師だったと思います。普通の家と違ってママは家にいない事が多く、パパと2人でお留守番してママの帰りを待っていたような記憶があります。そういう事情もあって、私は小さい頃から優しいパパが大好きでした。もちろんママの事も好きでしたけど。

 そんな家でしたから、私は小学生の頃から家のお手伝いをよくしてあげる「いい子」だったと思います。何しろパパは男の人ですから、私がやってあげないと困りますよね。お掃除もお洗濯も、そして一番得意なお料理も今ではバッチリです。ママだって「春香ちゃんがいてくれるから助かるわ」って言ってくれてたんですけどね。ちなみにパパのおかげで、今ではエッチの方もバッチリ上手になっちゃいました。恥ずかしい話ですけど。

 パパとママは夫婦仲もよく幸せな家庭だったのに、やっぱりパパがこんな「お仕事」を始めてしまったのが悪かったんですね。子供心にも、パパ、それは駄目でしょ、何て思いましたから。だってパパは、自分の夢だった「輸入雑貨」の店を始めるって言ってたんですよ。二階建てのこの家の一階を改装して、前の仕事を辞めたパパはおしゃれな小物屋さんを始めるのだとママも私も思ってました。主にママが作ってくれた貯金をはたき、借金までしてお店を開店しました。

 ところが輸入物のアクセサリーとか化粧品とか売ってたのは最初だけ。パパはどんどん売り場を増やして、とんでもないお店にしちゃったんです。それは、輸入物は輸入物でもエッチなグッズやおクスリを扱い、さらにエッチな本やビデオ、最悪なのは私のような女子学生の下着を売るようなアダルトショップでした。仕事で忙しいママが気付いた時にはすっかりお店が変わってしまっており、特にいわゆる「ブルセラ」で不良っぽい女子生徒達が下着を売りに来るのがママには許せなかったようです。そんな年頃の娘を持っていて、何を考えてるの! と怒ったママと夫婦喧嘩が始まりました。

 人一倍エッチな事が大好きな困ったパパは無理矢理「夢」を実現しちゃったんですね。私は教育に悪いからとママに言われて店の中には立ち入り禁止でしたが、とてもスカートの短い不良の中高生女子が出入りしてて、怖いしとっても嫌でした。その頃はまさか自分がそんな子達に負けないミニスカでパンツを見せちゃうイケない子になってしまうとは夢にも思いませんでした。もっとも私はエッチなだけで、毎日早く帰宅して家事をやってる真面目な子なんですけど。

 そんなエッチな「お仕事」も初めは全然儲からなかったようですが、「夢」を実現したパパはどんなに怒られてもアダルトショップの経営を諦めず、ミニスカ女子やいかにもモテそうにないオタクっぽい男の人達の出入りは激しくなる一方。とうとうママは、私を引き取ってパパと別れると言い出しました。気の弱いパパはいつもママに文句を言われ放題で、アッサリ離婚に同意します。実は私もママの方が正しいと思ってたので仕方ないのかなと思いました。ママは私の親権について裁判で争うつもりもあったようですが、ほとんど収入のなかったパパに勝ち目はなく、話し合いの上で私は一旦ママに引き取られました。

 こういう時、裁判してれば私は定期的にパパに会いに行く事が出来る筈だとやっぱり親が離婚してる友達に聞きました。ところがママは、私が大人になるまで絶対パパに会いに行っちゃいけないと言うんです。家でアダルトショップを経営してるパパですから、ママがそんな事を言ったのも無理はないと今では理解出来るのですが、その時は全く納得出来ず、生まれて初めてママが嫌いになってしまいました。だから私はイケない事だと知りながら、忙しいママが家にいない時黙ってパパに会いに行くようになってしまいました。パパはとても喜んでくれましたが、やはりお店には入れてくれません。初めての時は1階の店の中を通らなくても良い外階段を上がり、家族で暮らしてた2階で私と会ってくれたのですが、部屋の中がゴミ屋敷みたいに散らかっててビックリ。座る場所もなかったのでパパは謝ってくれました。

「ごめんね、春香ちゃん。パパは家の事何も出来ないから」
「ねえパパ。他の女の人と再婚しないの?」
「パパはまだママの事が好きだから。もちろん春香ちゃんもね。再婚なんて……」

ーーママ酷いよ。話が違う。

 とっても寂しそうなパパを見てますますママが嫌いになってしまいました。パパは全然家事が出来ない人なのが心配で、私はママに離婚しないでとお願いしてたんです。でもママは冷たく言いました。

「パパは女の人が大好きなの。だから家をそういう嫌らしいお店にしちゃった。きっとすぐ他の女の人と再婚するに決まってるわ」

 ママに捨てられたかわいそうなパパを見てて、私はすぐに決心しました。やっぱりパパには家の事をお世話してくれる女の人が必要なんです。ママがいなくても小学生から家の手伝いを全部やってた私がいるではありませんか。

「春香が片付けてあげる!」
「え、駄目だよ。春香ちゃんはお客さんなんだから」
「いいの! パパのお世話は春香に任せて。ママより上手なんだから」

 その日私はせっせと働いて、パパが散らかし放題だった汚い部屋をまともに人が暮らせる状態にまで片付けてあげました。そして同時に、パパには私が付いててあげなきゃいけないと確信したんです。そうと決まれば行動に移すよりありません。ママの言い付けに生まれて始めて逆らい、足繁く通ってまるで家政婦さんみたいにパパを助けてあげるようになりました。いえ、家政婦なんかじゃありません。お世話してあげるのが嬉しくて、パパのおヨメさんになったような気分でした。そんな私を見てママも呆れてしまったようです。もう一度3人で話し合い、私は苦労するのを承知の上でパパと一緒に暮らす事になりました。

 そんなある日、私は中学校からスーパーに直行してタイムセールで安くお買い物をして帰り、制服の上にエプロンを付けて晩御飯の支度をしていました。そう、ちょうど今日と同じ格好です。どうやら自分でもロリコンと言ってるパパは、制服姿の私に一番エッチな魅力を感じてくれるみたいです。いきなり後ろから抱きしめられてしまいました。これも今日と同じですが、その日が初めてでした。

「春香ちゃん。チューしていいかい?」
「うん、いいよ」

 いきなりだったので驚きましたが、不思議にパパとそんな事しちゃいけないと言う気持ちにはなりませんでした。ごく自然にオッケーして、私はその場で唇を重ね、人生初のキスをパパとしちゃったんです。大好きなパパにチューしてもらい、嬉しくて本当に涙が出ちゃいました。パパもその後すぐ「大好きだよ」と言ってくれたので、イケない事とは知りながら、とても幸せでした。

 パパと私がキスから次の段階に進むのは時間の問題でした。だって毎日一緒に暮らしてるんですからね。



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作者:二次元世界の調教師さんのHP 『新・SM小説書庫2』



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