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第4部 騎乗位でのセックス・ダイエット セックスの体位は様々ありますが、中でも女性側の消費カロリーが多い代表的な体位が騎乗位です。 女性にとって騎乗位は、上で跨っている状態で腰をクネクネと前後に動かせるため、快感やオーガズムをコントロールできる利点もあり、まさに騎乗位は女性にお勧めのダイエット法と言えるでしょう。 騎乗位の消費カロリーは、男性が5分間で12カロリー、女性が22カロリーと言われています。 消費カロリーは、圧倒的に女性が上回っていますが、その反面、騎乗位で逝きやすい女性が多いのも現実です。 なぜ女性が騎乗位で逝きやすいかというと、深く結合することによって ペニスがGスポットに当たりやすくなり、クリトリスも密着するからです。 また、男性は両手が空いているので、胸でもどこでも愛撫することが可能になり、3箇所の性感帯を同時に攻めることができるからです。 膣内で亀頭がGスポットに当たり、恥骨と陰毛がクリトリスを刺激し、指先で乳首を愛撫されたら、女性はひとたまりもありません。 ここからは、騎乗位で男性も女性も効率的にダイエットができる方法をご紹介します。 まず女性は挿入後、ピストン運動でなく、ゆっくりと前後運動になるように動きます。 身体のその部分は密着していますので 当然のことながらクリトリスも男性の身体に接しています。 前後に動かすことによって、クリトリスで逝きやすい人は、まずそこで逝きます。 一度、オーガズムを迎えれば、気持ちも膣内も落ち着きますよね? セックスで、ダイエット効果を得るためには、リラックスすることも大切です。 例えクリトリスで逝ったとしても、まだ膣では逝っていませんので、体位はそのままの騎乗位の状態でゆっくりと前後に動かしていきます。 この時、男性の性器が膣の奥の壁に当たっている状態を維持して下さい。 この最深部がエッチの時以外では普段ではまず触ることもない部分であって、一番逝くのに近道の場所なのです。 深く挿入してる状態でその場所を触っていることによって、徐々に感覚が研ぎ澄まされていき、気持ちが良くなり再度逝くことができます。 一度逝った膣内は、敏感な状態が続きますので、2度目のオーガズムを迎えるのは難しくない筈です。 できればこの状態で、3度オーガズムを得られるのが理想です。 挿入後、3度目の絶頂までの時間は個人差もありますが、少なくても30分はかかるでしょう。 仮に30分かかった場合の女性の消費カロリーは、なんと132カロリーです。 愛する男性の上で、3度もオーガズムを得られ、132カロリーも消費できる……。最高ではありませんか? 次に男性の騎乗位によるダイエット法です。 騎乗位での行為中、下からガンガン腰を突き上げてくる男性がいますが、これはお勧めできません。 単にピストン運動をすれば気持ち良くなるのは男性の場合だけであって、女性の場合は気持ちが入らなければ、濡れたとしてもオーガズムには程遠いですね。 かえって、ゆっくりにしてみたり 早くしたりと 緩急をつけた方が感じやすく、また逝きやすくなっていくものです。 後背位で深く挿入されるのと同じなのですが、動きがピストン運動になると、突かれているという感じが強く、刺激があり過ぎて痛いと感じる人も少なくありません。 現に私もそうですが、痛いと感じるのが脳に伝達されてしまうと、気持ちいいと感じるより痛いが先行して逝くどころじゃなくなってしまいます。 挿入後男性は、恥骨をゆっくり突き出す程度にして下さい。 しかしこれでは男性はダイエットには繋がりませんよね? では、騎乗位で男性もダイエット効果を得るには、どうすればよいのでしょうか。 まず男性は少しだけ腰の位置を変えてみて下さい。 そうすると膣中での角度が変わりますので、女性が前後に動いている時に膣の中の一番感じる所(Gスポット)の位置が分かりやすくなります。 次に男性は、腰を上下に動かすのではなく、お尻を床に付けたまま、弧を描く様に腰を回して下さい。 その時に、ただクルクル回すのではなく、彼女が一番感じる部分を、まさぐる様にしながら回転させる事がポイントです。 そして同時に、両手で彼女の乳房を支え、人差し指で乳首を刺激して下さい。 こうする事により男性は、背筋が鍛えられ、同時にウエストのシェイプアップ効果も期待できます。 男性にとってみれば激しい動きになりませんので、早漏の人でも射精までの時間を延長させることができ、なおかつ女性を逝かせることができますので、一緒に逝くことも可能になります。 普段、セックス時にさり気無く行う騎乗位。 工夫次第で、十分ダイエット効果は得られる筈です。 『セックス・ダイエット』おわり BACK |
ネット小説界新進気鋭の麗人作家真理子さん。 愛溢れる官能小説からハードでちょっと危ない体験談まで。 男性を勃たせ、女性を濡らす作品ここにあり。 ましゅまろくらぶ |