第3部 後背位でのセックス・ダイエット

 皆さんもご存知だと思いますが、後背位とは女性が四つん這いになって肘をついたところに、男性が膝をついて背後から性器を挿入する体位です。
 後背位は、動物的で嫌だという感情を持つ女性もいますが、逆に獣になったようで興奮するという女性もいます。
 また女性の側からは、性器、肛門を相手に見せる形になるので、それを恥ずかしがる女性も少なくないですね。
 一般的には、後背位での消費カロリーは、男性が5分間で23カロリー、女性は5分間で18カロリーと言われています。
 男性の方がやや多いですが、これはあくまでも一般論です。
 ここからは、男性も女性も効率よく後背位でダイエットが出来る方法をご紹介します。

 まず後背位で挿入する場合、いきなりズボッと入れるのはいけません。
 後ろから攻める時も正常位同様、消費カロリーを増やす為に前戯をしましょう。
 挿入前に、男性の勃起したペニスの亀頭を女性のクリトリスに擦り付けて摩擦して下さい。
 クリトリスが勃起し女性の性欲を高められるからです。
 後背位中の男性は女性のお尻を掴むより腰を掴み、安定した挿入を心がけて下さい。
 後背位は、正常位よりも深く挿入できるのが最大の特徴です。この特徴を最大限にいかして下さい。
 また後から攻められた女性は、子宮からの快感で腰がフラフラになりますので、男性はしっかりと腰を支え、膣からペニスが抜けないように心がけましょう。
 セックス・ダイエットでは、継続した動きの方が効果的だからです。
 後背位でのセックスは結合部が丸見えになり、男性の興奮度が一気に上昇します。
 挿入後、数分で射精したのではダイエットになりませんので、部屋を暗くしたり、結合部はチラ見程度にするなどして興奮を制御して下さい。

 後背位でのダイエット効果は男性次第です。
 以下の調査データを見て下さい。

 女性がオーガズムに達しやすい体位ベスト5

 1位 騎乗位
 2位 前座位
 3位 伸展位
 4位 正常位
 5位 後背位

 これを見てわかるように、女性がオーガズムを感じやすい体位は騎乗位など、自分も身体が動かしやすい体位なのです。
 現に私も、正常位や後背位ではオーガズムを感じた事は皆無に等しいです。
 女性は、後背位でオーガズムに達する確率は低く男性の持続力がポイントとなります。
 男性は正常位同様、パターンや速度を変えながら優しく攻めましょう。

 さて今度は女性へのアドバイスです。
 女性の皆さんは、後背位での行為中にどんな動きをしていますか?
 一見後背位というのは、“バックから攻められている”という観念がありますが、それは間違っています。
 ただ肘をついて受身の体制ではなく積極的に腰を動かして下さい。
 挿入された後、最初は受身でも構いませんが、徐々に男性のピストン運動にリズムを合わせ、腰を前後に動かしましょう。
 そしてリズムに合わせ、「あん、あん、あん、」と声を出して下さい。
 そうする事により“自分のペニスで感じてるのか!”と男性は歓喜して、腰の動きも激しさを増すでしょう。
 男性は、自分のテクニックに感じている女性を見ると、行為時間、つまり射精までの時間を延長させたくなります。
 これがダイエットに繋がります。
 行為時間が長くなれば腹筋だけでなく、大腿二頭筋、大腿四頭筋が刺激され、美脚効果も絶大です。
 また上半身を支えている、上腕二頭筋や上腕三等筋も活発に働き、二の腕のシェイプアップにもなります。
 女性は後背位で逝ってしまう確率が低いので、大いに攻めてもらいましょう。

 ※後背位の注意
 男性は腰を痛めやすい体位ですので、激しいエキサイトは厳禁。
 また、膣口が背中側に近い「下付き」の女性にとっては楽な姿勢ですが、膣口が腹側に近い「上付き」の女性にとっては、背中をエビのように反り曲げて腰の部分を浮かせるようにしないと挿入がしづらく、そのような姿勢を長時間続けるのは身体への負担が大きい。
 そのような姿勢を長時間続けるのは無理な姿勢となるため、他の体位も併用して、腰に過度の負担がかからないように留意してください。


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参照「夜学問2・後背位」
参照「夜学問2・立ちバック」
参照「夜学問2・正座型後背位」
参照「夜学問2・寝バック」







※本作品の著作権は真理子さんにあります。無断での転載、転用、複製を固く禁止します。







ネット小説界新進気鋭の麗人作家真理子さん。
愛溢れる官能小説からハードでちょっと危ない体験談まで。
男性を勃たせ、女性を濡らす作品ここにあり。

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