第八話「怒張七寸砲」

 菊門に侵入した赤い蛇がさらに奥地を目指す。

「うおぉっ、そこはやめろぉ……!」

 ありさはぎゅっと菊門を締めるが、蛇の口から分泌された、とろとろした粘液が、彼女の小さな門をほぐして行く。

「いやぁ……入るなぁ……!」

 不快な排泄感に苛まれたありさは、腰を振って必死に拒絶する。

「前門ならよくて、後門はやめろというのか?おかしなことをいうくノ一よ……ぐふふふ」
「やめろっ、ひぃっ……」

 直腸に侵入した蛇による強引な拡張に、ありさの瞳はこれ以上ないというほどに大きく見開かれた。
 胸元から吐き気が込み上げて、幾度もむせ返る。

「んああっ、うううっ……む、むりっ」

 菊門を限界まで拡げられたありさは、苦悶の表情を浮かべながら、拘束された身体をよじる。
 しかし、ありさの意志とは無関係に、触手は鈍い音を立てながら、奥へと押し入ってゆく。

(ズボッ!)

 極太の黒い蛇は少し音を立てて、すっぽりと膣内に入った。
 そして、グイグイと膣道を押し進んでいく。

「きゃゃぁっ……!」

 ありさの目から無数の火花が飛び散る。

「もう、むり、ふぁぁぁっ……やめろぉ……」

 剥かれた卵のように滑らかな尻を左右に振りながら悲鳴をあげる。
 しかし、四肢の動きを封じられたありさは、激しい陵辱にただ耐えることしかできない。

(クチュン、クチュン)

 意識を朦朧とさせながらも、ときおり菊門に入った蛇による痛みによって、すぐに気を戻されてしまう。
 同時に、あらゆる性感帯を刺激する蛇たちによって、未熟であるはずのありさの肉体は、強制的に高みに昇らされる。

「いやぁぁぁっっっ、いくっ、いっちゃぁうっ~~~!」

 今まで経験したことのない刺激に本能的な恐怖を覚えて、ありさは瞼を閉じて、頂きに達することを懸命に拒み続ける。

(ぐちょ、くちゃん、くちゃん……)

「んあっ……ふああっ」

 しかし、五色の蛇によって必要以上に火照らされた肉体は、すでに限界を超えていた。
 ありさの全身は細かく震え、前と後ろの穴に潜り込んだ蛇たちの動きも速まっていく。
 
 そして……

「やぁぁぁっっ、あぁぁぁぁぁ~~~~~!」

 ひときわ大きな悲鳴とともに、くノ一ありさは絶頂に達して失神した。
 彼女の尿道口からは黄金色の液体がとめどもなく溢れ、足元の靄の中に吸い込まれていった。

◇◇◇

「ぐふふふ、ついに失禁しよったか。媚薬たっぷりの唾液がかなり効いたとみえるのう。噂のくノ一も、五色蛇にかかれば形無しじゃのう」
「うぐぐ……」
「おかげでわしのマラが年甲斐もなくギンギンになりおったわ。さあ、見るがよい」

 ありさに示した男根は七寸ほどもあろうかという逸物で、黒光りして隆々とそそり立っていた。

「……」

 その巨大さにありさの背中に怖気が走った。

「ほれ、恐がらずしっかり見るのじゃ。これを下の口にたっぷりと仕込んでやろう。それ、蛇ども、このくノ一の手足を動かぬよう封じ込めるのじゃ」

 玄の号令が下ると一斉に蛇たちは動き出し、またたく間に手足に巻きつき、ありさを大の字拘束してしまった。

「ううっ……やめろっ!」
「ぐふふ、濡れ具合はどうかな?」

 玄は指先で亀裂をなぞり濡れ具合を確かめると、満足そうな笑みを浮かべる。

「ほう、すっかりビショビショではないか。五色蛇の唾液がよく効いておるようじゃな」
「やめろっ!」
「わしのマラは蛇どもとは比べ物にならぬぞ!いざ、受けてみよ!」

 玄はありさの背後に回りこみ、うなじに唇を這わせ、乳房をグイグイとしぼりあげる。

「うううっ……いたいっ……」
「先程は蛇に実を舐められ、気をやっておったのう?わしならどうじゃ?」
 
 玄は皮を剥きあげ実を強くこする。

「ひぃっ……いたっ……やめろぉ……」

 次の瞬間、身体を貫かれるような激しい衝撃がありさに走った。

「ひぇぇぇぇっっ!」

 恐ろしく大きな物が身体の中に打ち込まれたのが分かった。

「おおおっ、よい締まりじゃのう!ぐふふふ、わしのマラがおまえの中に入ったぞ!」
「やめ、やめろ~~~~~っ、い、いたいっ!」

 蛇とは全く異なる実感がありさを支配する。
 乳房をグイグイとしぼりあげ、背後から腰を激しく振る。
 いくら鍛えているとはいっても、とても老人とは思えないほどの動きだ。

「いやぁ……やめろぉ……」
「そう嫌がるでない。まだ半分しか入っておらぬぞ。もっぱらわしのマラだと、すべて挿しこむのは無理じゃがのう。ぐふふふふふ。奥の壁に突き当たるまでは挿しこまねばならぬのう」
「うう、うううっ……!」

(ズニュ、ズニュ、ズニュ、ズズズズン!)

「ふか、深すぎるぅ…………!」
「まだまだ」
「やめ、やめろっ……」
「もっと奥まで入れてかき回してやろう!」

(ズズズ、ズズズッ、ズズズズズズンッ!)

「ひぇぇぇぇぇ~~~~~~~!」
「どうじゃ、ほうれ!」
「や、やめろぉぉぉぉ~~~~~!」

(ズンズンズン、ズンズンズン、ズズズズズズドン!)

「ほほう、淫汁が噴き出て来てビショビショではないか」

(グチュ、グチュ、ズチュ、ヌチュ……)

「どうじゃ、わしのマラは。しっかり味わうがよいぞ!歳はとったがまだまだこちらは元気じゃからのう~!」
「ひぇぇぇ……!やめぇ……やめろぉ……!」

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