第4章 舌先を軽く尖らせ、膣口をくすぐるようにしてじらす

舌は粘膜でできているため、柔らかいものという思い込みがある。もちろん柔らかいものだからこそ、女性の身体の粘膜に微妙な刺激を送り、快感を引き出してやることもできるが、その反面、舌先をすぼめ、尖らせることで、かなり硬い感触を持ったものに変えることもできる。

これを武器にして、ドリルのような舌先をつくりだすのである。膣ロへの舌技では、このドリル攻撃による刺激を加えてみる。

膣は開口部からおよそ3分の1が敏感で、その奥になると性感は鈍くなる。(膣最奥部にあるPスポットはすごく敏感だが、当然舌では届かないので、当章では範囲外とする。)

また、膣口は、ペニスを迎え入れるスポットであるだけに柔らかい刺激だけでなく、硬い刺激にも敏感に反応する。ドリル舌は、硬く尖らした舌先で、膣口にはいるかはいらないかの部分を、くすぐるようにかきまわすのがコツである。

彼女は膣口にペニスを押しつけられたかのように、グリグリと刺激される快感に身をよじらせるはずだ。膣口にペニスを当て、その周囲を撫で回し、じらす(挿入しそうでなかなかしない技。)のと同じである。

女性にとっでは、舌先を早く奥まで入れて欲しいと期待しているのに、膣口でコリコリした粘膜質のものが小動物のように動きまわるように感じられる。

ペニスの亀頭部も硬くとがらせた舌先のどちらも、このコリコリした粘膜質ものだから、女性は、膣口にペニスが入ってくるような、入ってこないような〝じらし″に身もだえする。 

膣口そのものから味わう快感と、舌先のインサートへの期待感に、膣口からは愛液が湧き出て舌先を濡らすはずだ。

ここまでくれば、もう絶頂に達したようなものである。



第5章につづく












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